
私はこのブログを始めてから、色々なお仕事をブログ経由で頂きました。
これって、ネットの知識が少しあれば誰にもできることだと思います。もちろん、前提としてある程度の努力は必要です。これは何でもそうですが。
セラピスト×ブログ
「パラレルキャリア」という言葉を聞かれたことがあるかもしれません。
参考)パラレルキャリアとは?副業との違いは?楽しい仕事しかしない方が良い理由
旧来のようにキャリアを一つだけでなく、複数同時に育てていこうという考え方です。
給料が下がる見込みが強いのは、日本全体が停滞傾向の今、リハビリ業界に限ったことではありません。ひと昔前では安定していた公務員の給料も下がるだろうし、あらゆるところ、どんな業界でも等しくこれから起こっていく現象です。
ひと昔前では、「共働き」など考えられなかったのに、今ではごく当たり前になっています。同じように「パラレルキャリア(パラキャリ)」も今後当たり前になってきます。
未来の働き方
家庭に夫と妻がいたら、妻はパートをして、夫は複数の組織に属し(あるいはどこにも属さず)仕事を2つ以上掛け持つのが当たり前になります。
これからの日本のことを考えれば自然な流れだと思います。
一つの仕事から月15万円もらえるなら、2つやれば30万円になります。妻の収入も合わせれば、もう少し増えますよね。(もちろん、夫の代わりに妻がパラキャリしても構いません)
家事は外注サービス(アウトソージング)を使う家庭も一般的になってくるでしょう。
”パラキャリ”で必然的に仕事の生産性が上がる
労働者が減ってくると、一人当たりの生産性を上げていかなければなりませんが、組織で生産性を上げるよりパラキャリを実績した方が絶対に効率が良いです。
なぜなら、複数の仕事を掛け持つと必然的に生産性を上げざるを得ないからです。無駄な残業してる暇があったら、みんな家に帰ってもう一つの自分の仕事をするようになります。時間を上手くやりくりし、限られた時間で多くのものを生み出さなければならなくなります。
これは、決して大変なことではありません。きっと自然にそうなります。
無駄に残業するよりも絶対に精神的にストレスが少ないはず。やればやるだけ確実に自分の収入に反映するのですから。
変化の速い,不安定な時代を生き抜く方法はたった一つ
極論では、「自分で仕事が取って来れるようになること」です。
組織に属していることで得られる一番のメリットは「集客」を代行してもらえることだろうと思います。サラリーマンは仕事が降ってくる環境にあります。
フリーランスでは、仕事がなければ死活問題になります。(パラキャリではやり方次第でそこまで死活問題にはなりません。)
一度SNSなどを使って自分のサービスや製品、ブログでも何でも良いです。宣伝・告知して人を集めてみて下さい。集客がどれだけ難しいのかよくわかると思います。
組織は豊富なお金(宣伝費・広告・ビラなど)や人(営業)などの資源を使って集客をしており、そこから取ったきた仕事を所属するサラリーマンに振っている訳です。これは本来はすごくありがたいことです。(その代わり対価もちゃんと取られていますけど)
私のように、個人運営のブログに仕事の依頼が来たりするようになれば、「自分個人で仕事を取って来れる」可能性が高くなります。こうなれば、頑張れば最悪組織にリストラされても食っていけます。
「個人でパラキャリを実績して、仕事を受けられるようになること」
これが今後生き残るために、効果的な生存戦略の一つになると私は思っています。
でも、「実際にはどうやっていけば良いの?」って多くの人が思うと思います。
パラキャリPTの身近なモデルケース
身近なモデルケースを参考にすると動き出しやすいのではないでしょうか。
個人で仕事を貰うためには、「個人の影響力」を高めていかなければなりません。
旧来ではパラキャリ実績者は、社会的に認められている肩書をたくさん持っていると有利でしたが、今後はそうでもなくなってきます。
もちろん、あるに越したことはないですが、無くても別に構わないです。(私なんかPT以外に誇れる資格は”剣道2段”しかありません(;^_^A)
肩書とか資格の優位性はどんどん薄れていっていますから。
では、「肩書以外に何を周囲にアピールしていくのか?」と疑問に思う方も多いと思います。これは「自分が行動したこと」をそのままリアルタイムでアピールしていけば良いのです。
例えば、PTの喜多さん。

この方は行動力が異常値。ステータス異常起こしてます(笑)
自身の研究分野でもある、得意のコミュニケーション術を活かして、バンバン所属する組織以外の外部の人と交流し、そこから個人で仕事を貰っています。現在進行系のパラキャリ実績者です。
コミュニケーション力って、あったら便利だけど無くても死ぬ訳ではありませんよね。これは英語とかと同じで「勉強するけど結局身につかない」分野の代表だと思うんですよね。
でも、英語本気で勉強して身に付けちゃう人は、例えば「外国人の恋人と話たい!」とか、具体的な目標があったりします。
頭の中に、スラスラ英語を話して楽しんでいるイメージが具体的に描ける人は、ほとんどの人が挫折する英語の勉強をマスターできちゃう訳です。
これは、コミュニケーション術でも同じです。
コミュニケーション術をリハビリの臨床で使えば、もちろん、患者さんにより良いリハビリが提供できます。さらに、それを臨床の外にも使えば、喜多さんのように外部の人と交流して仕事を貰ってくることもできるのです。
つまりコミュニケーション術は、パラキャリを実績する上で非常に有効なスキルだということです。
喜多さんは、自身が行動した結果をブログやSNSで情報発信しており、最近では、個人でセラピストがセミナーをするためのノウハウやオンライン相談室をnoteで情報提供しています。
普通の理学療法士が個人レベルでセミナー企画・運営するための具体的方法と手順
これって、自身の実績になるだけでなく、業界のためにもなる素晴らしい活動ですよね。今は個人でこんなことができる時代なんです。動かないともったいないと思います。
ついこの前、「ずばり!!未来のPTの働き方はこうなります」という記事を書いたのですが、まさしくそうなってきている空気を感じます。
優秀な人はどんどん規定の枠(と自分が思い込んでいるだけかも?)から飛び出して、業界の外でも仕事をするようになっていきます。
その時に、喜多さんの発信する、セミナーを運営するノウハウや活動支援の相談所は、今後パラキャリを実績していく後続者のセラピストにとっても絶対に役立つと思います。
私ももちろん、即noteを購入しました。個人でセミナーをやる時の参考にさせて頂きます。
(あ、ついでに私もnoteやってるので良ければ覗いてみて下さい(^^ゞ全て公開!セラピスト×ブログ運営術)
はい、即購入。
セミナーの時参考にします(^ ^) https://t.co/fKh81PWWsx— 西野 英行 (@PT50139040) September 22, 2017
喜多さんは、きっと今後も異常な行動力で、後続のセラピストが続いていくための”新しい道”を切り開いていくでしょう。私がnoteで払った対価が、喜多さんの今後の活動の糧となります。
これはいわば、”選挙の投票”みたいなものだと思っています。
自分と同じ志を持つ人・応援したい人のコンテンツを購入することで、”自身が望む未来の実現”に一歩近づきます。それだけでも決して損ではないと思っています。
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まとめ
自身のブログで、過去に得た知識や経験を発信しており、「私には何もアピールできる肩書や実績がない・・」と思っている方が非常に多い印象があります。しかし、実績がなければ、今行動して作ってしまえば良いだけの話。
つまり、自分が望む未来に向かって行動している様をリアルタイムで発信していけば良いのです。そのときに苦労したことや、しんどかったことも隠さずに、どんどんオープンにしていきましょう。
その方がより読者に臨場感を与えます。
人は汗をかいて、自分の望む未来に向かって必死に歩いている姿に感動しますし、応援したくなるものです。それだけで実は充分なのです。余計な肩書など別に語る必要はないのです。
これは今すぐに誰でもできることです。能力や環境なんて関係ありません。ただ、「やるか、やらないか」だけ。
もしよければ私たちと一緒に始めていきましょう!(^O^)