「一応の目標」がないと人は悩み、苦しむ


あなたには目標がありますか?

なんでも良いし、簡単なものでも、いちおう…というものでも良いので、目標を持つと圧倒的に楽に生きられるようになります。




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ダラダラは実は結構ツライ

ダラダラすることが好きな人も多いと思いますが、ずーっと死ぬまでダラダラは本当にツライです。なぜそんなことが言えるのかというと、そんな高齢者の方を実際にたくさん見てきたからです。

するべき仕事や育児がなくなって「自分の時間がたくさんある!」と喜んでいられるのも最初のうちだけ、数年もすると確実に辛くなってきます。

なぜでしょうか。

役に立たない=死

日本人って、基本的にはすごく真面目で、勤労意欲の高い人が多く、社会に参加して、なにか他人(自分の子供でも)の役に立っている実感がないと、人生が苦痛でしかないんですね。

アメリカの女優などは、「私以外の全員が私のことを嫌いでも、私は私のことを誇らしく思うし、大好きです。」という投稿をInstagramにしていたりします。

日本人にはありえないメンタリティというか、文化的な思想だと思います。日本人は、自分の評価と他人からの評価を完全に切り離して考えることが、ひどく苦手です。

なぜなら、地政学的に、山と森だらけの狭い国土(国土の70%以上が森林)の中で、わずかな平地に密集して、長い間集団で暮らしてきた日本人にとって、「他者の評価を落とす=集団からの追放=死」を意味していました。

なので、日本人は特に「私以外の全ての人が私を嫌っても、自分が好き」と明言できる人は0に近いのではないでしょうか。権威主義の人が多いのも同様の理由で「みんなが良いといっているものは、きっと良いんだろう(自分はそれに価値を感じていないが)」という雰囲気が強くありますよね。

一応の目標を持つと幸福度が上がる

冒頭で「一応の目標を持とう」と言っているのは、仕事でもなんでも良いから目標を持つことで幸福度が上がるからです。

その人にとっては、「目標を達成するために行う日々の些細なこと=仕事」となります。つまり、社会的に仕事がない人でも、目標を持つことで自分なりの仕事を”創る”ことができます。

また、目標を持つ人は幸福度が高いことが知られています。日々の充実感が全然違うんですね。

科学的に毎日を充実して過ごす方法

ただ、「目標」というと、「ノルマ」みたいに大袈裟に考えてしまう人が多いので、「一応の目標」としています。

例えば、「月40万円給料があったら嬉しいなぁ」とか「なんでも話せる人がいたら良いなぁ」、「ハワイに行ってみたいなぁ」とかそんな、俗な感じの目標で十分です。

高尚な、「人助けをしたい」「成功したい」系の目標でなくても全然構いません。そういった目標を持つだけで、圧倒的にラクに生きられるんです。

他責の人には目標がない

また、なんでも他人のせいにしがちな人は大抵目標がありません。なぜかというと、「自分の目標は他人が用意してくれる」と思っているからです。

目標を自分で設定できる=自責です。自責というより、自分軸ですね。自分で自分の人生の舵を取ること、「自己決定」も幸福度を高めることが知られています。

自己決定が幸福度を上げる研究結果

まとめ

高齢者に、人生で最も幸せだった時期を聞くと、女性は「子育て」、男性は「仕事が順調だったとき」と答える人がほとんどです。両方とも「ラク」とは真逆で、苦労して、悩んでいた時期ですよね。

でも、人は強烈に幸せを感じるんです。不思議ですよね。

ラク=幸せのように世間ではいわれていますが、絶対にそうではありません。

学生時代に私自身、進路が決まらず、毎日ゲームをしてダラダラ過ごしたことがありましたが、実に苦しかったのを覚えています。

私は、「フラフラダラダラ、なにもすることがなく、義務も責任もなく、行き着く先がわからない人生は決して楽ではなく、ただただ苦しいことだ」という認識が世に広まると、若い人の自殺やうつがもっと減るのではないかと考えています。

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