資源の2割は、自分の未来に投資しよう


収入や時間、労力(体力)はウェルビーイングな生き方をするための重要な資源です。常に2割は、自分の未来に資源を割くように意識することで、将来が大きく変わります。




人間はだれしも、今やっていることに、所有するすべての資源を使おうとしてしまいます。

しかし、人生100年時代といわれ、人生がすごく長くなっています。

明治・大正の、平均寿命が50年とかの時代であれば今やらなければならないことを必死でこなしていればそれで良かったですが、人生100年時代になるとそうはいきません。

体力や気力がある若いうちに、資源の1割から2割を自分の未来に投資しておくことで、圧倒的に中年以降の人生が楽になります。私もそうでしたが、20代30代のうちはこのことがよく理解できません。歳を重ねるにつれて身に染みてわかってくると思います。

お金の投資

例えば、収入の1割を、ドルコスト平均法で証券口座に積み立てていくことをしておくだけで、将来の金銭的な不安はかなり違ってきます。

積み立てNISAであれば、平均年利が4%程度あります。メガバンクの銀行口座の利回りは年利0.001%なので、実に4000倍の金利で運用できることになります。およそ10年、証券口座でNISAを積立てて運用すれば、資金が1.5倍以上にはなる計算です。

ビジネスや労働でお金を増やすのはすごく時間が掛かります。体力や労力、意思力(ウィルパワー)、すべての資源を注ぎ込まないといけませんが、この方法であれば比較的簡単に少ない労力で自身の資本を増やすことができます。

時間の投資

時間の投資は少しわかりにくいですが、例えば、

  • 睡眠時間をしっかり取る
  • 運動をする
  • 非効率なことを止める
  • 自分の嫌いなことを止める

などが時間の将来への投資になります。

どういうことかと言うと、若いうちは気づかず、非効率なことを毎日行っていたりします。

例えば、

  • 徹夜で仕事をする

などです。

睡眠不足(6時間未満の睡眠時間)では、認知能力がおよそ半分程度まで低下し、お酒に酔った状態と同じような認知能力になっていると言われています。その状態で仕事をしても、3倍以上時間がかかります。非常に作業効率が悪いのです。

また、例外なく、誰でも年齢を重ねると体力が低下し、すぐ疲れやすくなるので、運動習慣を身に付けておくことで、長時間の仕事や勉強、家族との団欒などを楽しむことができます

つまり、健康に気をつけておくと歳を重ねても時間効率が良く、生産性が高い状態で居れるということです。

歳を重ねるにつれて、睡眠時間をしっかり取るようにしたり、運動習慣を身に付けたりすることで、将来の時間を節約することができます。

運動する時間や睡眠などについて勉強したり、自分で工夫して実験する時間を、1割から2割割くことで、将来に投資していることになります。
また、30代後半になってくると、働き方や仕事について深く考えるようになるタイミングが出てくると思います。「自分は本当にこの仕事をしていて良いのだろうか?」とか悩むんですね。

私は、30代後半からわざと1日本業の時間を減らし、個人事業としての時間を少しずつ増やしています。これも未来に向けた時間の投資です。

1日本業の時間が減る分、収入も少し減ってしまいますが、その時間で自分の仕事を作りにチャレンジすることができます。収入と時間を少し投資して、将来の自分の働き方を作っていくイメージです。

特に仕事や収入に関する事はすぐに結果が出る事はとんどありません。コツコツと何年も積み重ねてようやく少し結果が出てくるようなものなので、早いうちから時間や体力、労力、あらゆる資源を投資して、自分の望む働き方に徐々にシフトしていくことを始めてみると良いと思います。

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