
「時間が足りない…」と悩むのはあなただけではありません。ほとんどすべての大人が時間がない!と思っています。時間がないを解決するために、時間の密度を高める、つまり「集中力を上げる」ことをおすすめします。
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集中して処理すると時間リッチになる
パーキンソンの法則をご存知でしょうか?
パーキンソンの法則とは、「仕事は、完成までに利用可能な時間を使い果たすように拡大していく」というものです。必要以上にタスクに時間をかけたり、先延ばしにして仕上がりが期日の直前になったりといった状況がこれに当たります。
当たり前のようにみんな時間が足りないのです。
副業を始めたり、なにか新しいことを始めるときに必ず、誰にでも立ちはだかる壁が「時間がない」ことなんですね。私も何十件も「副業を始めたいんですけど、そんな時間ないんです…」という相談を受けました。
よく時間は作るもの!と言いますが、全くそのとおりで、時間を作れない人はなにも新しいことを始めることができません。
”時間リッチ”にならないとウェルビーイングな生き方を実践することができません。
じゃあ、どうするか?
「集中力」について理解する
同じ時間でも集中しているときと、そうでないときには生産性が全く異なります。隙間の30分などの時間を効率よく集中して作業を進めると圧倒的にすぐに終わります。
集中するぞ!となったとき、大学の授業が90分、小学校の授業40分だから…と考えてしまうと思いますが、絶対にそんなに長く集中できません!自分の学生時代をよーく思い出してみてください。
実は、普通の人の集中力はせいぜい15分程度しかもちません。15分を超えると集中できなくなってくるはずです。
私自身、6年ほど家事と仕事の合間を縫って色々な作業をしています。さんざん試した結果、15分区切りで仕事を処理していくと短時間で最大の成果を上げることが出来ます。
ポモドーロテクニック
25分集中、5分休憩を1セットとして、数セットこなして仕事を行う方法をポモドーロ・テクニックといいます。私の場合、これを15分作業、5分休憩を1区切りとしてルーティンでこなしています。
これは、頭を使うデスクワークだけではなく、ジョギングや運動でも同じで、15分程度本気で取り組むと、だいたい休憩が必要になってきます。
「運動も仕事も、なんでも15分程度しか続けられない(1区切り)」と考えておくと、だいたいOKです。
1回(1区切り)で何時間も一気に仕事をするのはすごく効率が悪いです。
学生時代、受験勉強のために1日10時間勉強した!という人がいますが、実際は、絶対にそんなにやっていません。ほとんどぼーっとしてただけで、勉強する時間はそのうちのわずかだと思います。
仕事も同じで、ぼーっとしてる時間を減らすために、15分単位で仕事をしてみてください。生産性が全然違います。時間がない!と思う人には必須の方法です。
体力をつけると集中力が上がる
さらにいうと、体力がない人は集中することができません。集中力=体力だと思っておいて間違いありません。もっというと、精神力=体力だし、集中力=体力です。
メンタルの調子が悪い人は、ほぼ100%不健康な生活をしています。(臨床で経験済みです。)逆に健康的な生活をしていてメンタルが不安定な人はほとんどいません。
「仕事ができる人は運動をしている」というのは当たり前の話で、体力がないと確実に集中力も発揮できません。
ぜひ日頃から仕事を上手くこなすために、運動をしてください。
あと、意外と盲点なのが、私の経験上、目が疲れているときは集中できません。
スマホやPCで気づくと目を酷使しています。さらに、睡眠不足が重なると最悪です。その状態で15分集中をやってみると分かりますが、とても集中できる状態ではありません。
目の周りをマッサージすると本当に集中しやすくなるので、ぜひ試してみてください。
時間リッチな人生を送るためには、「やるべきことを短時間で済ます!能力」が必須になります。人生は長く、何年掛かっても良いので、自分なりの集中方法を見つけることをおすすめします。