
この前、私は以下のようなツイートをしました。今後のPTの働き方はこうなっていくでしょう。やっぱり、肩書きや資格なんてあんまり関係なくなっていきますね。うん、間違いない。
腹メジャーさんの糖質制限ダイエットの電子書籍読んでるとこれはもう立派なPTの新しい働き方といえる。ほんと素晴らしい
ダイエットの知識を社会に広めることで膝OAで悩む人が減れば、これは今リハ業界で注目されている予防分野のリハです
こんなPTが沢山出てくれば業界も絶対変わりますね
— 西野 英行 (@PT50139040) September 13, 2017
ちなみに、腹メジャーさんにはTwitterでも絡んで頂いていますが、本当に優しい素敵な方です。めっちゃ良い情報を惜しげもなく教えて下さいます。今後支持されるのはやっぱりこういう方だと思うんですよ。
参考)腹メジャーさんの運営するサイト「障害予防学」
また、フリーランスのPTの吉田さんも超すごいです。カッコええ・・・。
参考)「理学療法士のカラダブログ」
このお二人は、現在、個人でバリバリ「新しいPTの働き方」を実績されている方たちです。
個人でできることが爆発的に増えた
どんどん世の中はボーダーレスになっていってますよね。あらゆるものの境界がなくなっています。
これは単に商品やサービスレベルの話だけでなく、個人と組織のような関係性においても言えることです。組織にしかできなかったようなことが、個人レベルでできる環境がテクノロジーの進化によって整っています。
キンコン西野さんのブログでも以下のように書かれていました。
流通を介さなくても作品が届けられるようになり、ハコ(場所)を取り上げられてもタレントはお客さんと繋がることができるようになり、「本屋と作家」「事務所とタレント」といった『親と子』の関係は溶けてしまいました。事務所であろうが、テレビ局であろうが、出版社であろうが、本屋さんであろうが、個人と対等
個人でできることが爆発的に増えた今の時代。
アイドルは今まではオーディションで事務所に認めてもらい、所属して初めて活動できていたのが、個人で、SNSなどを駆使して人気が出れば、事務所に属さなくても充分やっていける世の中になっています。
camp fireを使えば、個人でファンクラブを作って、そこでマネタイズすることもできますしね。
肩書きや資格がなくても、個人で活動していくPTが増えていく
これは理学療法士でも全く同じなんですよ。
ここにも色んなネットで働く方法を紹介していますけど、
理学療法士・作業療法士の副業で収入を上げる!簡単にできる6つの副業の方法「非常勤・ネット」 まとめ
個人で明日からネットショップを開設することもできますし、私みたいにブログをすることもできます。特化型サイトを作っても良いし、そこでアフィリエイトしても全然OK。
得意分野のセミナーを開催しても良いし、電子書籍を出版しても良いです。(私も思い付きでその日に会場を借りて、自分1人でセミナーをやりました。)
ここれへんはネットのサービスを使えば余裕で”個人で”できます。
別に資格の優位性や理学療法士の名称独占権を使わなくても、他の人より詳しいぞ!ってことがあれば、それを色んなもの(テキスト、動画、物品など)に変換(具現化)して、ネットのサービスを使って個人で販売していけば良い訳です。
ちゃんとネット上で信頼を得てさえいければ、資格とか肩書きがどうとかいう時代じゃなくなってくるのはもう明らかです。
まずは副業レベルから
とはいっても、時代はそう急激に変わりません。焦らなくても大丈夫です。個人での活動を今から始めていけば充分間に合います。
本業をしながら、ネットでの活動を実践して勉強していけばよいと思います。いきなり生活できるレベルで稼ごうと思っても普通は無理です。
今後、本業は診療報酬が下がるにつれて給料がどんどん下がってくるはずなので、ネット副業をコツコツ続けていれば、普通に考えて本業と副業の収入が逆転してくる時が来るはず。
その時に、本業を辞めるのか続けるのか、自分の気持ち次第で決めればよいと思います。こうなると、診療報酬減るかも・・とか、職域がどうの・・・とか”思いっきり自分本位目線の発想”でびくびくする必要はなくなるので、ある意味、自由です。
予防医療分野の社会的な充実が今後重要だと思いますよね?
実は、個人で簡単にこれが実現できます。
- 協会に働きかけたり、
- 好きでもない偉い人に媚びて引き上げて貰ったり、
- 訳のわからない”なんちゃらリーダー”っていう資格を取ったり、
- 市町村に掛け合って地域講座を開いたり、
別にそんな遠回りでめんどくさいことしなくても、腹メジャーさんみたいに「障害予防学」みたいなサイトを個人で作れば、収益を生みつつ、予防医療の知識を世間に直接普及させていくことができます。今、予防医療の知識が必要な50歳代は普通にネット使えますからね。
でも、いきなり冒頭で紹介したお二人みたいに活動しようと思っても、分からないことが多すぎますよね。。。たぶん、どうすれば良いのか分からなさ過ぎてほとんどの人が一歩を踏み出せないはず・・。
そいういった方向けに、「個人でネットで活動するための勉強」をしていくコミュニティを作っていきますので、できたら(現在作成中)ぜひ一緒に勉強していきましょう!
これは本当にワクワクしている計画で、今からすごく楽しみです(#^^#)
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今後のPT業界
今後の予想。
今後、もっともっと良いサービスが出てきて、個人でできることがさらに増えてくるので、優秀な人はどんどん個人で活動するようになっていきます。
その方が稼ぎも良いし、つまんない上司とか、本当に必要なの?(組織やから必要やけど、個人やったらこんなんいらんやろ”例:ヒヤリハットの書類”)っていう組織のルールや非効率な付随業務に縛られなくて良いし、好きな人とチームを組んで好きなことにフルコミットして仕事をすることができるんですよ。
まぁ、どう考えても普通はそっち選択しますよね。
で、旧来の今までの働き方の形にこだわる人、つまり、ずっと組織や団体にがっつり属する、もしくは属したい人たちは、
- 個人で活動する気力がない
- 自分で考えて動くのは怖いし、めんどくさい
- 組織に属しているほうが楽
という人が増えていくでしょう。もちろん、組織の力を使った方が自分のやりたいことができる、という前向きな人もいるでしょうがそれはごく一部・・・かもしれません。
要するに、受動的な”指示待ち人間”的な人が増えていくのではないかと予想しています。
今後、優秀なリハ職は組織を捨てていく
今までのリハビリを提供する形(施設でプラットホームの上でとか、在宅で、とか)も、急性期、回復期、維持期それぞれで社会的に必要な仕事ですが、今後、明らかに人が余ってきますよね。
世間では「無能なリハ職は組織から捨てられる」なんて言いますが、私は逆だと思います。
今後は「優秀なリハ職は組織を捨てていく」でしょう。
将来的には診療報酬も下がって給料も今より出せなくなります。
プロはちゃんとした額の対価を頂くからプロを続けることができるんです。そんな所にいつまでも残っている意味がないですものね。
今後、優秀なリハ職は、資格など関係なくバリバリ個人で活動して、組織に雇われている人よりも稼ぐようになります。これはまず間違いないでしょう。
>>まずは、不安の元凶「診療報酬に依存する」のを辞め、自身の環境を整えましょう。
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