第2領域「緊急ではないけど重要なこと」にどれだけ時間を割けているか?で人生が決まる


断言できますが、「緊急ではないけど重要なこと」にどれだけ時間を割けるか?で今後のあなたの人生が決まります。




動画

時間管理のマトリクス

緊急重要

日々の生活の中で、時間管理のマトリクス(上図)を意識して時間を使うことがすごく重要です。多くの人は、第1領域「緊急で重要なこと」に時間をほとんど使ってしまいます。

これでは将来に備えた蓄積がほとんどできません。第二領域(右上)の、「緊急ではないけど重要なこと」にどれだけ毎日時間を割けるか?で今後の人生の充実度が桁違いに変わってきます。

多くの高齢者と接してきましたが、確実に、これができている人は、年を取れば取るほど人生が充実し、しあわせになっていきます。

一方、第二領域の時間を取らず、それ以外の領域ばかりに時間を使ってきた方は、年と共に消耗してしまうことが多いです。

「緊急ではないけど重要なこと」を「先取り」で行う

資産全てにいえることですが、時間管理のコツは、「先取り」です。

お金(貯金)と同じで、資源は、あればあるだけ使ってしまうことが分かっています。(パーキンソンの法則)

貯金も、「余ったら貯金しよう」という考え方では死ぬまで貯金できません。時間も同じ貴重な資源で、「余ったら好きなことをしよう」では絶対に余ることはありません。

貯金は、手元にお金が入ったらすぐにする。つまり、先取りして行うことが鉄則になっていますが、「緊急でははないけど重要なこと」のために使う”時間”も同じで、先取りしなければなりません。

1日で最も時間がある時間はいつでしょうか?

つまり、「朝の時間」を緊急だけど重要なことの時間にすることです。そうすれば、その後に予定変更などがあっても第二領域の時間「緊急だけど重要なこと」だけは確保できます。

第2領域「緊急ではないけど重要なこと」の具体例

予防・改善、未来につながる投資の時間が「緊急ではないけど重要なこと」をする時間です。具体的には、

  • 資格勉強
  • 読書
  • 映画鑑賞
  • 体調維持のためのジョギングや散歩、筋トレ
  • 家族とのお話の時間
  • 創造的な仕事(バーベル戦略)

などを行います。

「創造的な仕事」としていますが、バーベル戦略をおすすめします。

バーベル戦略とは、元は金融業界の言葉で、ハイリスク・ハイリターンの資産とローリスク・ローリターンの資産など対照的な資産を組み合わせる手法です。ポートフォリオの85%〜90%を安全性の高い資産に投資し、残りの10%〜15%をリスクの高い投機的な資産に投資することです。

転じて、変化の早い、不安定な時代のリスクヘッジとして、キャリアにおいてもバーベル戦略が推奨されています。

例えば、普段は安定した会社員をしながらも自分の時間を少しだけ成功するかどうか分からない違う仕事に費やすことです。例えば営業職のサラリーマンが休日に畑違いのプログラミングをしたり、スーパーのレジを打つ店員がYoutubeを始めてみたりするのも良いでしょう。

ちなみにYoutuberとして有名なヒカキン氏は、もともとスーパーの店員をしながらYoutuberとしての活動を行い続け、結果的にYoutuberとして大成功しました。これも一種の人生のバーベル戦略の成功例といえるのではないでしょうか。

公務員をしながらミュージシャンをしたりという、できるだけ「ぶっ飛んだ」働き方を組み合わせるのがバーベル戦略です。この組み合わせ方が「その人らしさ」を反映します。

私は確信しているのですが、やがて好きなことをしなければ働けない時代になっていきます。今でもそういう傾向はありますよね。そのときに備えて、好きなことを長期間かけてコツコツと収益化していきましょう。

時間の未来への投資

とにかく、第2領域の時間は「将来への投資」の時間なので、ただ家族と話すだけでなく、子供が通っている学校の様子を積極的に聞いたりして、いじめや勉強できない環境を早期に発見し、「予防する」視点を持ちながらお話することが重要です。この視点があるかないかで全然違います。

お金を勉強やNISAに投資することも大切ですが、「将来への時間の投資」もぜひ考えて実践してみてください。

【LINE登録者限定 プレゼント!】

”成功すると幸せになるのではなく、幸せだから成功する”心理学者ショーン・エイカー

幸福度が高まるとパフォーマンスが向上することが数々の研究で証明されています。

今、LINEでお友達になって頂くと心理学系の書籍数十万円分を濃縮した動画4本をプレゼント!

友だち追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


*