情報の質は受け手次第で変わる「本質を見極めるフィルターについて」

情報のフィルター


行動の結果は実はどうでも良いのではないかと思っています。




実は、結果にさほど意味はない

ブログをやって月数万~数十万稼いで・・・これってどうなんだろうと思っています。たぶん10年単位の長い目で見たらあんまり意味ないと思うんです。

というのは、結局ブログだって、どっかからミサイルが飛んできてサーバーが壊れたらすべてパーだし、Google先生の検索順位を決定するアルゴリズムが変われば、ほとんど誰にも見られなくなる可能性も充分ありますよね。

ブログを始めた当初は、「半不労所得だって!!!パンピー代表の僕がwww大興奮!!」とか思って、頑張って死に物狂いで記事を量産していきました。

必死で、検索順位を決定する要素をネットで調べまくって、何か憑き物に憑かれたかの様に2年間ほど突っ走りました。

「ブログでアクセスが集まれば・・・なにか僕のパッとしない人生も変わるかもしれない・・」そう思って色々やってきました。

 

でも、最近思うのは、結局そういうものじゃないってことです。

実は結果にあまり意味はなく、その過程・プロセスにすごく意味があるんだなと改めて思います。

人生、経験で得られるものが一番大切

結果が出なければやる意味がない。よくそう言うじゃないですか?

実際、私は最近までこれを絶対的なものとして信じていました。もう、まったくその通り。結果がとても大切。結果出ないのにやってても時間の無駄やん、人生の浪費やん、って最近まで思ってました。

 

でも、実は、全然結果がすべてな訳じゃないんですね。

実は、結果よりも大切なのが、過程やプロセスなんです。つまりは何かをやってみて、「経験値を得ること」これが人生で一番大切。

もう今はこれが間違いないことがはっきり分かりました。

結果至上主義は実は脆い

なぜプロセスが大切なのか。

結果至上主義でいくと失敗ができません。よって、確信がないと動けない。そして、世の中に絶対に正しいことや絶対に成功することなんてありません。なので、結局動かない。

動けなくなります。

周りを見渡すとそんな人がたくさんいます。

めちゃくちゃ時間も労力も掛けて仕上げた仕事が大コケして、何も利益も出さなかったらアホやん・・・て思ってましたが、そう思っている私がアホだった、ということです。

 

実は、失敗しまくるとすごく良いんですね。なんといっても経験値が増えます。

あーでもない、こうでもない、と自分で考えて試行錯誤して失敗した、それは下手したら、成功して変に儲けるよりも重要なことかもしれません。

一時的な成功なんて、ほとんど意味ないと思います。ブログでちょっとアクセスがあり、月数万~数十万円稼いでいるなんて、吹けば消し飛ぶ程度のものです。

これは何もブログだけの話ではなく、何でもそうです。

ブログ以外のことでも、一つのことを成功させて、それで人生すべて上手く行くなんてことはありせまん。つまり、何か一生使える強い武器を手に入れて人生逃げ切ろうというのは不可能です。

武器は使い続ければ、いつかきっと壊れます。

自分のフィルターの質を上げる

結局、私の結論としては、物事の本質を知り、応用が利く知識や経験を積むことが一時的な成功よりも絶対に大切。武器が壊れても、素手で戦って強い人が結局一番強い。

本当に何か一生懸命やる過程で、本質を学んでいけば、色んなところで色んなアイデアが湧いてくると思うんですね。

 

つまりは、経験を通して自分のフィルターの質を上げることが最重要課題なんです。

情報のうち、要らないものを選別し、重要な部分(本質)のみに注力して活かすための「フィルター」

良い情報って実はどこにでも落ちています。ネットにもいっぱい落ちてるし、有名なブロガーで優しい人なら聞けば普通にブログについての結構重要な情報を教えてくれます。

そのどこにでもある情報、これをどう解釈するか、どう活かすか。これがその人のフィルターであり、このレベルを経験によって高めることが最も重要です。

 

これができる人は、普通に生活して、普通に街を歩いて、普通にスマホ触っているだけで、仕事や稼ぐためのアイデアが湧いてくるし、実際に稼ぐこともできる。

逆にこれができない人は、ブログとかアフィリエイトの場合、有料商材とかを何万円とか出して買って、結局情報を活かしきれず、また違うのを買ったり、いわゆる”ノウハウコレクター”になってしまいます。

 

こういう人は、武器=情報だと思っているんですね。成功している奴らは、なにか自分の知らないことを知っていると思っています。

でも、実際は、一見普通のどこにでもある情報でも、それを元にして稼げる人は稼げる。結局、情報の質を上げるか下げるかは、受け取る人次第ってことです。

あらゆる場所で見かける”ノウハウコレクター”

リハビリ職はリハビリのガイドラインを読みましょうって話がありますが、パーキンソン病に太極拳が有効ってガイドラインに載っていたとしたら、これをどう活かすのか?実はそこが一番大切なんですね。そして、僕には活かし方がよくわかりません(;^_^A

これではほとんど意味ないんですね。情報を持っていても。

患者さんにリハビリの効果が出にくいのは勉強が足りないからだ!と思って、人体の神秘に迫る!的なオカルトくさい勉強を始めたり・・・でも、これは先ほどのノウハウコレクターと同じです。ちょっと分野が違うだけ。

 

「知ってれば良い、情報は多い方が良い」というのは情報を過信し過ぎています。情報自体に大きな意味はなく、ノウハウコレクターが求めているのは、情報ではなく「自身の安心」です。

リハビリの場合だと、

  • ADL
  • 運動
  • 身体
  • 精神(心)

つまりは、患者さんの基本的な健康や生活に関わる根源的なこと。

そこらの基礎をしっかりと自分のフィルターを通して勉強しておけば、特殊な手技や変な知識を詰め込むことよりも応用が利いてきっと効果が出ると思います。

患者さんにリハビリの効果が出ないのは、あなたの知識や技術が足りないからではなく、あなたが情報を活かせてないから、つまりはフィルターが未熟だから・・・というのは結構ありがちなのかなと思います。

 

さらにいうと、特別な手技やなんちゃら法みたいなものを患者さんに施して、その場で身体に何か大きな変化(例:一時的に膝が痛みなく動くようになる)があったとしても、その結果にさほど価値はないかもしれません。これはあくまで結果なので。

 

結局は、情報と同じで、受け手側のフィルターの問題も大きいのです。

この場合、施術者は「施術して、膝が痛くなくなった!」という情報を患者に与えたということです。

「身体軽くなったわ、またやってね」って言うような患者さんだと、きっと、いつまでも身体を良い状態で保つことはできないでしょう。

 

「こんな感じで膝が動くようになれば、こんなに体が動くものなのか!」と感動して、自身のその体験(プロセス)をしっかりと身体に叩き込み、次に活かすそうとする患者さんであれば、きっと、徐々に良い健康状態に戻れるでしょう。

ここでも結局、結果はさほど意味をなさず、”施術の効果という情報”の受け手の問題で、全く同じ手技(全く同じレベルで提供されたもの)でも、長い目でみると全然効果や結果が違ってくるということになります。

フィルターを高めるためには?

例えば、ブログでアクセスを集めていく過程で、本質的な人の心理(検索する人や読者のこと)を学んでいき、困った人に役立って、売れるサービスを作って販売するとします。

ここで自分が得られることのうち、最も重要なのは、そのプロセスを肌感覚で感じて、実際に学ぶことです。

つまりは体験すること。経験すること。それで稼ぐお金はあくまで副次的なもので、”おまけ”みたいなものです。

なので、「これで儲かるから、俺の必勝パターンを続ければ勝てる!!ぐふふ!」などと思って同じことをずっと続けていると、おそらくそのうちに稼げなくなってきます。

 

時代がどんどん変わって、市場も需要も、人が求めるものや価値観もどんどん変わっていきます。

周りの変化に合わせて、体験・経験することで得た「嗅覚(こっちに行ってみるとイケるかも・・って感覚)」を元にどんどんやることを変えていかないといけないと思います。

 

その時に、行動の指針として、物事の本質を掴んでおけばすごく応用が利きます。

 

核の部分はほとんど同じでも、表面を変えれば一見すると全く違ったものに見えたりします。

世の中を見渡してみると、そういったものが溢れていますよね。それが画期的なものとして紹介されていたりすることは結構普通にあります。

スポンサーリンク

例えば、楽天などのECサービス。

これの本質は、百貨店をネット上に出現させたようなものです。概念的にはすごく似ています。普通の地球の土地の上に建てるのではなく、ネット上に百貨店を立てただけです。でも、すごくインパクトがあるし、画期的なものですよね。

まとめ

私の職業、理学療法士はどうしても自分が苦労して手に入れた国家資格を保持したいし、職域を守りたい。そうなると、どうしても資格の範囲内で物事考えてしまうんですね。

この資格の核の部分(本質)は、患者さんの健康を維持・向上させるための知識や技術を一般の方よりも多く持っていることです。決して資格そのものに意味はないんですね。

だから、守らなければならないのは、知識や技術であって、資格ではないんですね。

すでにみんなそこに気付いてはいると思います。このまま行ったらだめだ・・・という何となく漠然とした不安感はここから発生しています。

 

でも、その核となる本質の知識と技術を生かす手段・方法が思いつかないと思います。(ブログで記事を書くのも活かす一つの手段ではありますが。)

 

で、今、もっとそれを活かせる場を作ろうと思って、あれこれと作業をしています。で、ブログの更新が遅れています(;^_^A)

ネット上にそんな”ただの場所”を提供してみるとどうなるのかな?と思ってワクワクしているところです。

ここは本当にただの場所(いわゆるブログサロンのような形です)なんですけど、特殊な体験ができる場所です。その体験をすることで、上述の、”嗅覚”を身に付けることができる場所としてコンセプトを練っています。

 

リハ職だからって治療技術を直接患者さんに売るのはもう古いですよね。さらにいうと、10年もすればブログでリハビリの知識を提供して対価を得ることも古くなると思います。

別に古くても良いんですけど、大きな問題点が出てきます。

 

古くなると何が問題かというと、競争が激しくなることです。古いから、みんな知ってる。みんな知ってると参入してくる人が増えて、競争が激しくなります。

 

そういったときにも、フィルターの質を上げて、本質を掴むことができれば、嗅覚を頼りにきっとうまく世の中を泳いでいけると思っています。

【LINE登録者限定 プレゼント!】

”成功すると幸せになるのではなく、幸せだから成功する”心理学者ショーン・エイカー

幸福度が高まるとパフォーマンスが向上することが数々の研究で証明されています。

今、LINEでお友達になって頂くと心理学系の書籍数十万円分を濃縮した動画4本をプレゼント!

友だち追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


*