”ルールを守ると失敗する”社会の到来


昨日は喜多さん主催の「セラピスト語るナイト」に参加してきました。




僕らの業界の症例発表などにありがちな排他的、否定的な雰囲気は一切なく、終始肯定的な雰囲気でそれぞれが思う夢を語る。

本当に素敵でした。

https://twitter.com/cheer_heat/status/962501718272565249

ちなみに、僕も登壇させて頂きました。

一人持ち時間が5分と聞いていたので、スライドを作らずにお話だけで終わろうかと思っていたのですが、皆さんの熱意が凄まじく、負けじとスライド作っていけばよかったと大反省しております…( ´Д`)y

はっきりいって、スライドなしでの僕の発表はかなり伝わりにくかった(笑)と思うので、このブログで話した内容をちゃんと説明させて頂きたいと思っております。

僕が話した内容「未来から逆算する生き方」

「過去からではなく、未来から現在を逆算しよう!」という内容で語らせて頂きました。

 

未来予測の分野でほぼ的確に予測できるとされていることは、「人口の推移」です。逆にテクノロジーの進化などは予測が極めて難しいと言われています。

で、日本の人口の推移を見てみると、以下の通りです。

17世紀〜18世紀に起こった産業革命後に世界的に人口が爆発的に増加しているのですが、日本では約1世紀遅れて明治維新の頃(明治5年)に産業革命が起こり、その後爆発的な人口増加が起こります。

この人口の増加に伴って、

  • 終身雇用制度
  • 年功序列

などなど、いわゆる日本的な仕事や人生における「パターン」が生み出されました。

これは当時の「必勝パターン」であり、「ルール」でもあります。

”ルールを守ると失敗する”社会の到来

明治〜昭和的な一般人のライフビジョン、つまりは、

  • いい大学に行って、
  • 大企業に就職、あるいは公務員になって、
  • 結婚し、
  • 子供を育て、
  • 家と車を所有し、
  • 60歳で定年

というような、「人生の理想とするモデルケース」もこの「ルール」中に含まれます。

この時代は、

  • do(行動)+have(所有)=be(在り方)

という価値観に基づいて行動することが成功の秘訣でした。

何かを頑張ってやって(ガッツ=根性の世界)、何か所有できるものを増やしていけば、お金持ちになれる、成功者になれるという考え方、パラダイムです。

 

しかし、人口動態のグラフを見ると、2010年を頂点に、日本の人口は急激に下降していきます。

 

恐らく、これが私たちの世代が持つ”謎の違和感の根源”だと思っていて、今までの価値観、モデルケースが通用しなくなっています。若い人たちは、感覚が敏感なのでこのことを何となく感じているのでしょう。

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自分の”在り方”をまず決める

そこで、私が語るナイトで提唱したのは、これからは、

  • be(在り方)+do(行動)=have(所有)

のパラダイムで生きること、です。

 

つまり、まずは、自分がどうありたいのか?どんな自分でいたいのか?(be=在り方)そこを先にしっかりと決めてしまう。

JoSeidl / Pixabay

そうすると、自ずと取るべき行動(do)が明確になり、結果として何かを持つことができる(have)、というパラダイムを採用して生きること。

 

今の日本は、選択肢が無限にあるように思えるような状態。「何を選択すべきか?」迷ってしまいがちです。

でも、先に「be」を決めておけば、選択すべきことが明白になり、迷いにくくなります。さらに、自分に必要な選択肢が見つからなければ、自分で「選択肢を創造する」という発想も自然と生まれてきます。

 

「認定資格を取り敢えず取っておくか…」というような発想は旧時代のパラダイムの産物で、それで何かを得ることは難しい時代になっていると感じます。

参考※ここにも似たようなことを書いていました。 今後絶対に重要な「後で振り返ると全てが線で繋がっている働き方」

まとめ

日本の人口はこれから急激に減っていき、明治維新前のパラダイムがこれから多くの人に採用されるのではないかと思っています。

実は、長い日本の歴史で見れば、今までの急激な人口増加や資本主義社会、マス社会、大量生産・大量消費のパラダイム自体が異常事態であり、例外的な時代であった、と考えることもできるかもしれませんね。

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