「多動力」って本当に正しいの?「TEFCAS」のススメ

TEFCAS


ホリエモンさんの「多動力」が出版されたあたりから、「とにかく行動!」というワードを掲げて、がむしゃらに何かを始める人が増えてきた気がします。しかし、もちろんそれも大事ですが、これからは一段進んで、「TEFCAS(テフカス)」が重要になると思っています。

では、TEFCASとは一体何でしょうか?




ホリエモンさんの多動力はこちら👉

 

人は成功できるようにできている

そもそも、人って本来、かなりすごいです。新しいことを始めてもほぼ必ず成功します。「え?」と思われるかもしれませんが、実際そうなんです。

 

例えば、私は1才半で歩けるようになったし、3才頃には世界中でもかなり難解な言語である日本語を話していたと思います。

18歳で車の運転もできるようになりました。

人は「これができるようになりたい!」と純粋に強く思っていれば、できるものだと思います。

 

で、今の時代は周囲の変化がとにかく早い。

一つのジャンルの商品が流行った、と思ったら数年で次の画期的な商品が出る、という状態です。

多動的に色々始めておいて、これがダメならこれ、と次々と試していける方が有効なリスクヘッジになる時代。しかし、これを個人の戦略として成功させるためには「ただ行動」という基本方針だけでは無理です。

多動力を実りあるものとして成功させ、自分の周囲の現実を望む姿に変えていくためには、ある一定の原理原則を理解し、意識することが必要です。

 

それは何か?

TEFCAS(テフカス)で多動力をアップデート!

TEFCAS(テフカス)というフレームワークがあります。

考案したのは、「マインドマップ」でお馴染みのトニー・ブザン氏。

TEFCAS(テフカス)とは、

  • T…トライ
  • E…イベント
  • F…フィードバック(個人的にはこれが最も大切だと思う)
  • C…チェック
  • A…アジャスト(調整)
  • S…サクセス

という流れで体験を捉えるフレームワークのことです。

 

行動した後に、かならず伴う、何らかの結果(イベント)、とその反応(フィードバック)を得て、それを吟味し(チェック)、改善していくこと(アジャスト)を続けていかないと、充実した実りを得ることはできないと思います。

やりっぱなしだとあまり意味ないのです。

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TEFCASの実例

「子供。少し年上の子が自転車に乗っているのを見て、自分もコマなしの自転車に乗りたいと思う」ケースで考えてみます。

  • T(トライ)…とにかく乗ってみる
  • E(イベント)…転ぶ
  • F(フィードバック)…コマなし自転車に乗る身体感覚を得る。
  • C(チェック)…年上の乗れてる子の乗り方を真似てみて、自分の乗り方を振り返る
  • A(アジャスト)…ハンドル操作、重心移動など、微調整しながら乗ってみる
  • S(サクセス)…乗れるようになる!

 

誰から教わるでもなく、このような経過を得て、子供達は自転車に乗る、という複雑なコトを学習します。大人も負けてられない(笑)

ブログ運営に当てはめると

このフレームワークに照らし合わせて、「ブログ運営」について考えてみましょう。

「アクセス数」や「いいね」の数など、何かしらフィードバックを得ながら改善を続けていく、という、検証作業が必要です。

フィードバックは、できれば数値が分かりやすくて良いですが、それが難しい場合もあると思うので、コメントやいいねの多さ、周りへの影響なども指標になると思っています。

ストレングスファインダーの記事を書いたら、周りのブロガーも関連する記事を書き出した、とかも数字ではないですが、有効なフィードバックだと私は思っています。できればもっと具体的に数値化した方がベストですが。)

 

そういった意味でも、ブログを始めるなら、word pressで始めてGoogleアナリティクスやサーチコンソールのデータを分析しながら進めていくと楽しいし、確実に望む結果が得やすいと思います。

とりあえずブログを始めてみたい場合は、レンタルサーバーを借りなくても手軽に始められる、「note」や「はてなblog」でよいかと思います。

noteはダッシュボードでビュー数を確認できますが、細かいデータが得られないので、分析には向来ません。

「note」はこの程度の分析しかできない。

多動力に持続力を持たせるためにも「TEFCAS」は有効

多動的に動いても、すぐにモチベーションが枯渇して継続できないということありませんか?

ニート
「多動力?もうええわ。」

これは、「適切なフィードバックを得ていないこと」が大きな原因の一つだと思います。モチベーションを継続させるためには、数字でもアクセス数でも、読者や対象者の感謝のコメントでも何でも良いので、自分以外の「他者から」評価を受けること。

これがフィードバックであり、これがあると人は継続できる、と思っています。

ブログ運営の場合であれば、ブログ運営をしている人たちが集まるオンラインサロンに入って、皆に記事へのコメントをもらったりすることで確実に1人でやるよりも続けやすくなりますよ。

フィードバックが得られないなら、得やすい環境に自分が移動すれば良いと思います。

価値を提供する側にまわれ!

昨今では、情報がオープンになることで、「明らかな、顧客に分かりやすい売り込み」は反応が得られないし、賢い企業は積極的にやらなくなりました。その代わり、至るところに広告や宣伝を顧客に気付かれないように忍び込ませる、という戦略が増えていますよね。(フリーミアム戦略とかはまさしくそういうことです。)

しかしSNSYouTubeAmazonnのアレクサ然り、これからは、もっともっと生活圏にまでエンターテイメントや商品が、気づかないように濃密に入り込んでくるでしょう。そして、そこで新たな商品が欲しくなるように訴求してきます。これは間違いないです。

 

何も考えず、やりたいことがない人は、ただ「他人によって作られた楽しいこと」に流され、自分の時間を奪われ、浪費してしまうことになりかねません。

それは果たして幸せな人生だと言えるのでしょうか?

 

もっと積極的に「自分の」人生を生きるためには、まず、自分がやりたいことを見つけること。

その際には、報酬や成功、人から認められることなどは一旦置いておき、純粋に自分の人生(時間)を投資したいことをやってみる。

そうすれば、YouTubeなどのエンターテイメントに人生を支配されることはなく、あくまで自分の中で「YouTubeは仕事の合間に見る娯楽」という位置付けになります。

そこから、他者に価値を提供する側」にまわること。

これがめちゃくちゃ重要です。

youtube
価値を提供する側にまわるだけで世界は逆転する。

誰かから価値を享受するだけの存在だと、これからは他者にどんどん時間を奪われていきます。

しかし、一周回って、周りの人に価値を与える側になれば、他者の生活にまで入り混んで(YouTubeやブログ、SNSでの情報発信など)自分のやっていることをアピールできる時代です。

”攻撃は最大の防御なり”ですね。^ – ^

 

ただ、多動力を発揮するのではなく、TEFCASを意識して多動的に動くことで、より実りのある人生が送れるのではないかと思っています。

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