「絶望的に使いにくい日本家電」は生活の質を下げる


日本メーカーの家電は、2000年以降売り上げが低迷し、どんどん変な方向に進化していきました。便利なようで、実は私達の生活の質を下げる商品がたくさんあります。




また、テレビのリモコンも軽く30個くらいボタンが付いているのは当たり前です。実際にそれらのボタンを押して、複雑怪奇、様々な機能を駆使してテレビを見ている人が、日本にどれだけいるのでしょうか?

複雑な家電は生活を”ややこしくする”

照明も、「毎日使うリビングの照明の色にこだわりがあり、微調整したい人」なんて、そんなにたくさん存在するでしょうか?私はほとんどいないと思います。

これは、ユーザビリティー(お客さんの使いやすさ)を考えたわけではなく、メーカーの「より良いモノを作る」と言う信念のもと、お客様を置き去りにし、より使いにくいものを高価で販売することになっています。いわば「独りよがり」です。

超高齢化社会の時代に、小さいリモコンにボタンを20個も付けてしまうと、当たり前ですが大半の人が使いこなせず、かつ高機能と”メーカーが思っているため”値段も上がります。さらに部品の点数が多いと故障しやすくなります。

つまり、「高価で故障しやすく、使いにくい、謎のボタンがたくさん付いた家電」が現在の日本メーカーの主流商品です。売上と努力を信奉する「企業努力」が変な方向に向いた結果です。

コーヒーメーカーなども、一見おいしいコーヒーがすぐに作れて便利に見えますが、部品点数が多く、いちどコーヒーを作ると、分解して様々な部品を洗う必要があります。とてもめんどくさく、時間がかかります。ウォーターサーバーなども手間がかかる家電の代表です。手間どころかお金もかかります。

大きなタンクの水を抱えて機械の上にセットするのは一苦労です。苦労してお金もかかる割に、リターン(得られるもの)が少な過ぎます。

だいたい、日本の水道水は多くの審査基準をクリアした、とてもクリーンなものです。ところがウォーターサーバーの水(なになにの天然水など)等は基準がはっきりしておらず、曖昧なものです。そんなものを飲むよりも、水道水を飲んでおいた方が、よっぽど健康を脅かされる心配がありません。

自分に合ったシンプルな家電で十分

複雑怪奇な操作を必要とする謎のテレビ
画像引用)https://ascii.jp/elem/000/000/157/157796/

いつもお伝えしているのですが、いらない時間を削除して、その分の時間を自分の気持ちの良いこととか、好きなことに費やすことが「ウェルビーイングな生き方」の基本です。

この場合、おいしいコーヒーを飲むことができますが、その分洗うことに時間を使わなければならなくなるので、あまりオススメできるものではありません。それならば、昔からあるように、使い捨てのドリップコーヒーにして、終われば捨てるだけという方がよっぽど時間を節約することができます。

このように家電を購入する際は、それに付随する時間を考慮して購入することをお勧めします。

冒頭に出てきたリビングの照明などは、リモコンのボタンが1つだけで、「オンかオフ」で充分です。なぜなら、どうせそんなにボタンがあっても、毎日使い分けるような事はほぼ100%ないからです。

日本メーカーのものであれば、シンプルな操作しかできないような家電は、「低品質」と定義されて低価格で販売されています。

しかし、断捨離が流行っているように、実はそういったシンプルな家電の方が私たちの生活をより豊かにしてくれます。

家電だけではなく、現在は無駄な情報やモノがとにかく溢れているので、できるだけ削ぎ落として、自分に必要なものだけを揃えると良いと思います。

まとめ

情報でも家電でも、「自分が求めているものはなんなのか?」を普段から考えておかないと、「他者が勧める良い物」を購入してしまったり、集めてしまったり、使ってしまうことになります。そういったものは結局「自分に合わず」使いにくいので、普段から自分が求める生活をクリアに考えておくということが重要です。

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