
私がこのブログを始めた頃、もう3年前にもなると思いますが、当時の私は本当にウダツの上がらない、どうしようもない理学療法士だったんです。
柿澤さんの活動に憧れていた西野
病院勤務で消耗し、研究に片足を突っ込んでみても、データを集めるのが辛いし、自分には合わないし、全然上手くできない。かといって臨床でもそれほど結果が出せるわけでもない…。特にこれといったものが自分にはありませんでした。
そんな中で、自分は一体何がしたいのか?何をすれば良いのか?ずーっと悩んでいたんですね。
少し振り返って自分の今までの人生を考えてみると、昔から読書が大好きで、活字中毒体質でした。趣味で小説、絵本を書いてみたりもしていました。小学校の頃、大好きな先生に「あなたは国語力がずば抜けているから、国語の先生になりなさい」と言われたこと。色々思い出してみて、リハビリの話をブログに書くことを思い付きました。
そこから無我夢中で記事を書きまくる生活が始まるわけですが、その頃に「誰か影響力のある人に乗っかる」ということも考えたりしました。
最近ではYouTuberや企業もよくやっていますが、いわゆる「コラボ」というやつです。
「コラボ」は影響力が抜群に上がります。当時の自分みたいに影響力がない人は格上の人と接点を持ち、コラボをお願いするのも1つ戦略的に有効な手段なのです。
世界を旅する治療家 柿澤健太郎さん
そんな時、当時から「ゴッド・ネットサーファー(ひたすらネットサーフィンをしまくるヤツ)」だった私があれやこれやと調べていると、世界を旅して路上で施術をする柿澤健太郎さんという理学療法士がいることを知りました。「コラボ」してもらえないかな…そう思いながら柿澤さんが書いたブログ記事を全て読みました。
ラオスで象使いになるために奮闘したり、
画像引用https://ameblo.jp/umaibou155/entry-12018662555.html?frm=theme
首長族の肩を揉んでみたり…
画像引用http://sekaishinbun.net/2015/04/24/karen-massage/
柿澤さんは”生き方”自体が面白く、自分の小賢しいだけの”コラボ戦略”なんてすっかり忘れて記事を読み漁ってしまいました。(上にリンクを張っているので、ぜひ記事を読んでみて下さい。)
僕の当時のブログにも、いつかこんな風にカッコ良い自分の生き様を記したい…。そう切実に思いながら、すぐに全て読了しました。柿澤さんは当時から講演活動もされており、「こりゃ手が届かない。俺なんて相手にしてもらえないわ…」と感じ、その時は柿澤さんのブログをそっと閉じたのでした。
柿澤さんが書籍出版!「心と体がらくになる自律神経の整え方」
そこから3年くらいブログや本業で自分なりに努力した結果、柿澤さんからTwitterで連絡を頂けるようになりました。自分としては、あの憧れの柿澤さんからメッセージが頂けるなんて、もうそれは感無量です。(;_;)
たまたまその時、私は歩行に関する本を出版した時期でもあったので、柿澤さんが書籍を出版する際には歩行の部分に関して協力をさせて頂く、というお話になりました。
西野が出版した書籍
そして、2018年年末に柿澤さんは「心と体がらくになる自律神経の整え方」という書籍を出版されました。
【書籍出版】
丹精込めて書き上げた「心と体が楽になる自律神経の整え方」を彩図社から出版します🤗
実態が分かりずらい「自律神経」に解剖、生理、心理学を元に描き進めてあります
目標部数は「1万部」
セラピストの可能性をぶち抜く!
夢は掴みとって叶えるもの
amazon「自律神経 柿澤」で検索 pic.twitter.com/GbkQat4Iqx
— 柿澤健太郎@心と体がらくになる自律神経の整え方 (@umaibou15) 2018年12月14日

早速、柿澤さんが本書を自宅に送って下さいました。そして、なんと柿澤さんの直筆の手紙入り!こういった丁寧で誠実なところが「さすがやなぁ…」とつくづく思いました。手紙は「家宝」にします。(笑)
「心と体がらくになる自律神経の整え方」の内容

心と身体と「自律神経」
症状別の自律神経の整え方も掲載
- 便秘
- 疲れが取れにくい
- 手足の冷え
- 更年期障害
- 不眠症
想いを形にする柿澤さん
以下、あとがきより一部抜粋です。
本書の大筋のテーマは「健やかな心と健やかな体」をどう作っていくか、ということです。皆様は「私なんかが…」、「私ってやっぱり…」という考えに陥ったことがありますか?(〜中略)しかし、地球上には70億人以上の人がおり、1人も同じ人はいません。今の姿が皆さんにとって正解であり間違いではないのです。
私はこの柿澤さんの考えに激しく共感しますし、本業の理学療法士をしていても、人の健康のためにこういった考え方はすごく大切だと強く感じています。この言葉は、実際に世界の各地を巡り、治療家として強い想いを持って行動を続けて来た柿澤さんだからこそ、心にまっすぐに訴え掛けてくるものがあります。
宜しければ、ぜひ本書を手に取って、実際にその言葉の重みを体験してみて下さい。