誰も教えてくれない!新卒が入職前に知っておくべき最も大切なこと(格差が生まれる原因)


4月から新たらしい環境で働き始める方も多いと思います。社会に出る前に、絶対に知っておいて欲しいことがあります。これは会社でも教えてくれないし、親でも教えてくれないことかもしれません。




今、収入やキャリアの格差が世界的に拡大しているのはご存知の通りです。持つ者と持たざる者の間の見えない壁がどんどん広がっています。

この格差の根源はどこにあるのでしょうか。

  • 知能やIQ・EQの差でしょうか。
  • 育ってきた環境の違いでしょうか。
  • 生まれたところの違いでしょうか。

私はいずれでもないと思います。

新入社員はまずマニュアルを覚える

まず、社会に初めて入った新社会人は、入社した組織のルールを研修やマニュアルに沿って覚ると思います。

他にも、社会人として基本的なマナー、つまり、

  • メモを取る
  • 分からないことを分からないと言う(知ったかぶりしない)
  • 報告・連絡・相談を行う(ホウレンソウ)
  • 困った時に助けてもらう(SOSを出す)

などの態度が習慣化するように徹底的に教えられると思います。

ここらについて詳しいことは、ググればたくさん出てくるのでそちらを参照してください。家にいる社会経験の大先輩である親に聞いてみても良いと思います。

 

しかし、実はそれらは、できて当たり前であり、これらができても特に社会的に評価される訳ではありません。誰かに褒められたり、ましてや昇進したり、給料が上がることもありません。

まずはそれを知っておかなければなりません。

 

私も新卒の頃はまずはマニュアルを覚えるとか、いわゆる教科書的な仕事に関する知識を頭に入れるとか、そういったことばかりを教えられ、愚直にその通りに実行していました。

しかし、社会人を10年もやっていると、もっと大切なことが社会にはあることに気付きます。そして、新卒の頃にこれに気づいていればなぁ、と思ったことがあります。

知っていると知らないのでは、けた違いに社会での成果が違ってくることなのです。

ルールを愚直に守るだけでは成果は出ない

学校の勉強では、「イイクニ作ろう鎌倉幕府=1192年」などを知識として詰め込みます。そして、その知識をそのままテストで愚直に使えば点が取れます。

つまり知識を頭に入れれば入れるほど、成果が出る評価システムになっています。

 

しかし、社会では知識を頭に詰め込むだけでは大した意味はありません。

もちろん、全ての人に当てはまる訳ではありませんが、東大卒のエリートが実はあまり仕事ができない、という話を聞いたことがあると思います。

 

知識は抜群にあっても、それが成果に出るとは限らないのが世の中であり、社会です。

これはなぜかというと、実は、何かについて知識を得たら、その裏の仕組みを知らないと本当に知っていることにならないからです。

 

「裏の仕組みを知っているか、もしくは知ろうとしているか」

これが、社会的格差の大元・元凶であり、それを知っているかいないかで、長い視点では桁違いに社会的な成長が違ってくるのです。

表の情報にそれほど意味はない

世の中、テレビでニュースを見ても、新聞を読んでも、ただ漠然と情報を受け取り、その情報の裏側には興味を持たない人がほとんどです。

しかし、テレビから流れてくる情報は表の情報であり、そのまま受け取るだけでは、「ふ~ん」、「へぇ~」で終わりでしょう。

もちろん、全くないよりはましですが、もともと、表の情報はそれほど意味があるものではありません。

 

学生時代に、「鎌倉幕府が成立した年なんか覚えてどうするんだ?」と思ったことはありませんか?

その通りです。意味なんかありません。

 

なので、表の知識を得るだけの勉強は社会人のする勉強ではなく、学生がする勉強です。そして、社会に出てから、裏の仕組みを知るためにする勉強が、社会で本当に役に立つ知識になります。

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ルールは一体なぜ存在するのか?

ルールといえば、マニュアルもそうですが、別に会社に入らなくても、社会的に大原則とされる大きなルールもたくさんあります。主な例を挙げると、法律やお金です。これらは実体のない幻想といっても過言ではありません。

お金の場合、1000円札をお店に持っていけば1000円の価値のモノを買うことができます。しかし、1000円札の実体はただの紙きれです。

 

ここでも誰かがいつのまにか「裏のシステム」を作って、みんなそれを当たり前のように常識として信じているのです。

他にも、国境だって、人権だって、土地・国民でさえも、みな実体はただのルールであり、誰かがそう決めただけのことです。

ルールの背後にある、その成立の過程を知らない「無知な人」を、いつも権力者が操り歴史を作ってきました。

 

世の中に溢れた常識や当たり前のことを当たり前と考えず、

  • 誰がルールを作ったのか
  • なぜそのルールが存在するのか
  • ルールが当てはまらない範囲はないのか

こういったことを自然に考えることができる人こそ、自ら考えることができる主体的な人であり、格差の広がる世界でも自らが生き残る方法を戦略的に考えることができます。

「1000円札はだたの1000円札」と思っていたのではダメなのです。

まとめ「裏の仕組みを知ろうと努力しよう」

新卒の方は、たくさん覚えることがあって初めは大変だと思います。まずはマニュアルを覚えたり、当然社会的なマナーも覚える必要があるでしょう。

その時に、なぜそのマニュアルがあるのか、なぜこのようなマナーがあるのか、その裏側の仕組みについて少し思考を巡らせてみる習慣をぜひ身に付けてほしいと思います。

 

そして、裏側の仕組みを知りたいと思ったときに、「圧倒的に知識が足りない」」と思うことが多々あると思います。

その時にする勉強は必ず身にきます。試験勉強のようにすぐに忘れてしまうこともなく、実社会で必ず役に立つ知恵となるでしょう。それは、ググって分かるものでもなければ、本や教科書に書いてあるとも限りません。

 

上司や先輩に聞いてみないと分からないかもしれないし、実際のところは誰も分からないかもしれません。

そういったことを試行錯誤して積み重ねることこそが、社会人の勉強であり、自身の成長の本当の糧になります。

 

新しい時代はいつも若い人のエネルギーと勢いで作られるものです。ぜひ、つまらないルールに囚われ過ぎずに(かといってルールを疎かにせずに)頑張って欲しいと思います。

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