多角的な視点とは何か?

円錐


人から批判されたり、「お前は間違っている!」と言われた時に、人は悲しみ、傷つきます。人によっては怒りだして喧嘩になってしまうこともあるでしょう。今回は、他人から何を言われても「一切気にしないコツ」をご紹介します。

そして、いつも読んで下さる皆様に感謝の気持ちを込めて、特別付録で「お金儲けの方法」もお教えします。




物事は多角的である

物事には実に多角的な側面があります。

”一段深く考える人は、自分がどんな行動・判断をしようと、いつも間違っている、ということを知っている”と哲学者ニーチェは述べています。

 

「この世で最も笑顔の多い人物はどんな人物でしょうか?」

なんの不安もない幸せな家庭で暮らす子供達でしょうか?

裕福な貴婦人でしょうか?

 

みなさんも一度考えてみて下さい。

 

 

正解は、実は「最も孤独な人」であろうと私は想像します。

あまりにも深く悲しみ、苦しんだ人は笑いを発明するようになります。稀に私は街中でそういった人を発見することがあります。

 

短所は武器・長所であるという言葉は今や広く知らた言葉ですが、これもまた物事の多面性を示唆する言葉です。

実際に多くの偉業を成し遂げた人たちは自らの短所を克服するために過剰ともいえる努力を重ね、偉業を成し遂げることが多々あります。

 

彼らにとっては短所が武器であり、それがなければその他多くの競合たちと差別化し、大きく成長することができなかったかもしれません。

多角的な視点とは?円錐形は何形か?

少し、分かりやすい話をします。

 

円錐形があるとします。円錐

この円錐形を下から眺めている人は、

「これはどう見たって●だ!」

と主張します。

上から眺める人も同じことを言うでしょう。

 

一方真横から見ている人は、

「●だ?ふざけるな!これはどう見ても▲だ!お前目がおかしいんじゃないのか?」

と言うでしょう。

 

冷静に観察するもう一人が斜め横から見て

「いや、これは円錐形だよ。」

と言います。

 

これが「物事の多面性」です。

 

今有名ブロガーが自身のブログの一部のコンテンツを有料にして「note」で販売を始め、賛否両論があるようです。

本来、無料でも提供できるモノにお金を要求するか、しないかはまさしく、一方にとっては●で、一方にとっては▲なことです。

 

これは良い、悪いで語られるべきではなく、先駆者の有名ブロガーは、視点を変えてコンテンツを捉え直したと言う点は評価されるべきところで、反対する人達はやや視点を変えて物事を眺めるということが不得手な人達が多いように感じます。

 

視点を変える、と言う技術を持っていて、それを本当に実行に移すことができる人は、より物事の本質に近づき、その実態を確かめることができます

そういった人は革命家になり得、時代を作る「新たな視点」を提供する側となることがあります。

 

ブログ有料化の場合、コンテンツの課金が正しいかどうかと言うことが問題になるのではなく、コンテンツの新たな視点を提供する」という価値を広めている、という点においては正しい。

 

 

 

最近、国民のテレビ離れが良く指摘されますが、テレビは「ある視点」のみを世間に提供する役目が少なからずあります。

三角錐を目の前にして、これは▲のものである、という視点がさも当たり前かの様に放送されます。

 

これは大衆と共に成長してきた文化であるテレビという機能・役割において、ある程度仕方のないことでもあります。

特別、悪いわけでない、と思います。

 

しかし、本当に物事を見極めるには、放送局によって与えられた視点のみを見ていてはダメ、ということも言えそうです。

 

円錐を▲であると主張する人の意見や、●だという人の意見を冷静に良く聴き、情報を収集し、分析する必要があります。

そうすると、ある視点からはあまり見ている人が少ないな、ということに気付くことがあります。

 

「斜めから見る人って少ないよな?」

 

で、斜めから見ると

「なーんだ、これは円錐じゃないか。だから●とか▲と言う人がいるんだな。」

と物事の本質を理解することができます。

 

先駆者、先鋭的な人たちは、始めは一般的に受け入れられないことが多いです。

その人たちが見ている視点が独自のものであればあるほど、この傾向は強くなります。

 

実際は円錐形の様に単純な図形ではないことの多い、物事の本質を見極めることはそう簡単ではありません。

時間の流れによって形を変えたり、無くなってしまったり、見えなくなったりするものが世の中にはたくさんあります。

 

例えば今のあなたと3年前のあなたでは少しも変化していないはずが無く、その本質を正確に捉えることは困難です。

3年前のあなたしか知らない人に「あなたはこうだ」と言われたところで的を得ているはずがないので、一切気にする必要はないでしょう。

 

そんなことを平然と言ってしまう人に物事の本質が理解できるとは到底思えません。

感情を消すことで本質が見えやすくなる

しかし、この話で重要なところは「感情を消す」ということが多様な視点を持つために必要な要素であろう、ということです。

独特な視点を持って世の中を眺めている人は、感情に影響を受けた判断をしない傾向があります。

imageどこか冷めた様な、冷静な印象の人が多いですよね。

 

先鋭的な人たちはとても冷静に、冷めた目で物事を観察します。

私見と物事の判断をきっちり切り離して考えることができます。

 

しかし、普通はそうはいきません。

多くの人たちは自身の感情やそれに付随する私利的な欲望に基づき、事実を捻じ曲げて、自身の都合の良いように解釈して物事を眺めます。

 

 

例えば先ほどのブログコンテンツ有料化の話であれば、今まで無料で毎日膨大な時間を投入して何百記事も書き、ようやく少しの利益が得られるようになってきたブロガーにとっては、数記事で何万円も利益を上げられると聞いて、本心は愉快なはずがありません。

 

苦労は買ってでもしろ、と言う話は恐らく正しいと思います。

実際に苦労をしていない人と関わればその意味が分かります。

 

しかし、苦労した人は、その苦労を同じ道にいる後続者にも求めてしまう傾向にあります。

それは決して褒められる良いことではない。

 

なぜなら、それは相手の将来を見据えている、という風な「偽善の仮面」を被った、ただの復讐であることが多いからです。

燃える「正義の仮面を被った復讐者」

image

白くて綺麗な甘い角砂糖が実は有害であるように、口触りの良いものが実は有害であることがあります。

 

燃える「正義の仮面を被った復讐者」は日常生活の至る所に簡単に見つけることができます。

しかも、それがタチが悪いのは、「自分で仮面を被っていることを忘れてしまう」ということにあります。

良いことをしていると本人は心から思っている。

 

「相手のため」と自分を言い聞かし続けるうちに仮面は、その人の顔とくっついて離れなくなってしまいます。

 

こうやって「正義の仮面を被った復讐者」は、ある時は「子を想う親の仮面」を被り、「生徒を想う教師の仮面」を被ったり外したりしながら、周りの人に復讐を続けます。

それが何よりも生きがいになっている人もたくさんいます。

 

そういう人に限って、正義や信念などという言葉をやたら多用します。

自分の後ろめたい復讐心を正当化するために、それらの言葉を必要とするからです。

周りにそのような人がいたら注意して下さい。

「両極は通じる」ことを知ることで強くなれる

しかし、少し視点を変えると、そんな復讐心は強力な武器にもなります。

 

例えば、ソフトバンクの孫正義氏。

彼の心の中の核にあり、強力な改革を進めるその原動力は恐らく、「巨大な復讐心」ではないかと推測しています。

 

彼の生い立ちはググってもらえば分かりますが、少し特殊な幼少期を過ごしています。

 

現在の彼が、あれほどまでに理想の追求に向けて突き進むことができるのは、何かしらの原動力・源泉があるはずです。

私は、彼も正義の仮面を被った復讐者であることは間違いない、と思います。

そして実際に、正義や信念とか理想という言葉を多用している。

 

 

しかし、彼はその巨大な復讐によって「世の中を良くしよう」と本気で思って、行動している。

彼にとって復讐とは、何度も自身の著書で述べておられるように、不自由な現実を倒し、自由の拡大を図ることです。

 

それはドス黒い復讐でもあると同時に、多くの人を救う、光輝く正義でもあるのです。

image

このように、視点を変えると、まるで正反対のことが正しいと言える場合も多く世の中には存在します。

 

このことを知っていると、人から何を言われても傷つかない。

その人の視点では0点のあなたでも、別の視点で見ている人からは100点かもしれない、ということに気付ける。

 

もちろん、人に意見されて反省することや、その意見を参考に自身の軌道を修正することは必要です。

しかし、必要以上に足を止めてしまうことは望ましいこととは思えません。

感情を上手く操作できると、お金に換金できる

私の稚拙なブログや長い文章を読んで頂いている皆様に、何かお礼ができないかといつも考えています。

 

そこで、最後に、最近私が思い付いた儲け話をご紹介させて下さい。

絶対に損はさせませんよ。

 

上述のように、感情が視点を固定してしまう傾向がある、というような事を述べました。

この感情、実はお金になります。

image

人はモノやサービスを購入する時に、何を得たいのか?

車を買う人は、優越感かもしれないし、爽快感かもしれない。

高級レストランで普通の何倍の値段もするコーヒーを飲む人は、高級感に支えられた満足感を購入している。

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現代の情報化社会で、「情報はお金になる」というのはもはや当たり前の話でしょう。

そして、事実そうであることは間違いありません。

でも全部がそうか、というとそうではありません。

 

実際に、ブログで日記を書いている人は山ほどいますが、それで稼げている人はほとんどいないでしょう。

自分の大切な個人情報を日記と言う形で売っているにも関わらず、です。

このような情報だけではお金になりません。

 

この日記の様に、私を含めた一般人が、そんなに目を引くような特別な情報を持っているか、と言うとそうでもないのではないでしょうか。

 

よって、「情報だけ」に焦点を当てていると一般的な普通の人は稼げない。

政治家にパイプを持っている人や芸能人・起業家の知り合いがたくさんいて、そういった人たちと交流を頻繁に図っている様な人であれば、一般の人が知らない情報を持っていることもあるでしょう。

 

そういう人であれば「情報だけ」でも稼ぐことができるでしょう。

 

しかし、私の様に、休日話す他人は家族と近所の人との挨拶くらい、という人はそんな人たちに「情報戦」で勝負しても、どう転んでも勝てそうにありません。

 

よって、情報だけで本当に稼げる人は限られており、さらに実際に情報で稼いでいる人はすでにかなり上の良い立場にいることが想像できます。

(ブログという狭い世界で例を出すと、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんとか。)

 

なので、一般市民の革命”としては、情報戦はすべきではない。

 

一般市民の代表のような生活を送る私がオススメする戦法は、「感情をお金に変える」戦法です。

 

 

この世で全ての販売されているサービス、モノは最終的には購入した人の、「感情を動かすこと」を目的としています。

よって、逆に言うと、人の感情を強力に動かすことができるものは、お金になります。いや、なるはずです。

絵画、音楽などの芸術作品がより分かりやすく、「動かされた感情」の分だけ値段が付けられます。

 

情報だけでは稼げない、と言いましたが、どこにでもある情報をあなたの感性・視点で加工し、人の感情を動かすことができるようになれば、お金が稼げるようになるでしょう。

 

 

時代を作る先駆者たちはこの隠された社会の真実である、人の感情が最終的にお金に結びつくことを知っています。

 

以下にその機序を説明します。

 

「先駆者(リーダー)の金儲けの仕組み」

1.感情で物事を見る(+感情)

先駆者たちは、何かを見たり聞いたりした経験から感じる自身の感情をきっかけに情報収集を始めます。

2.感情を無くし、新しい視点を築く(-感情)

そして、物事を考える時にこの感情を綺麗に抜き去り、分析し、判断し、視点を築きます。

3.売るものは、必ず感情が動かせるものにする(+感情)

今まで無かった視点から見て捉えたものを、人の感情が動くように加工し、販売する。

 

情報で稼いでいる人たちは、感情を足したり引いたり、自在に操作することでお金を稼いでいるのです。

 

漫画とかもそうですよね。

漫画家を目指そうと思う人は、まず絵が上手くないといけないと思う。これが普通の稼げない人の発想です。

しかし、稼ぐということに目標を置いているのなら、そんなことは重要なことではない。

 

読んだ人がそのストーリーや絵に感情を動かされるのかどうか、に焦点を置いて作品を作る必要があります。

絵の上手さはある程度の表現力があればそれでOKだということになります。

まとめ

人から傷つけられない様にするために、感情をコントロールするのではなく、視点を変える技術を持つことです。

そのために、感情をコントロールする必要性があります。

 

そして、自身の持つ情報に感情を乗せ、それを受けて側に感じさせるように発信し、感情を動かすことができればお金儲けに繋がるかもしれない、と言う話をしました。

 

これからの時代は、情報を握るものでもなく、お金を握るものでもなく、他人の感情を動かせる術を持つ者が注目を浴びるようになるので、今からこの視点を持って動いていかれることをお勧めします。

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