
私(理学療法士)は数年前に、回復期の病院から訪問看護ステーションに転職しました。その際に、初めは転職サイトをひたすらチェックしていたのですが、はじめから転職エージェントに相談すれば良かった、と今でも思う時があります。
新しい職場をどうやって探す?
転職の際に、みなさんは新しい職場をどうやって探しますか?
理学療法士の同僚や知り合いに聞いてみると、
- 先輩や同僚からの情報
- 転職・求人サイトや求人情報誌
- ハローワーク
から転職先の情報を仕入れる、という人がほとんどでした。
私も転職を経験していますが、始めは必至で転職サイトを毎日のようにチェックしていました。
しかし、実は今の時代、専用の転職エージェントに登録した方が明らかに効率よく転職先の情報を仕入れることができます。
だいたい普通は、転職って人生で何回も経験するものではありません。
なので、どんな職場があるか、専門に知識を仕入れている人に聞いた方が早いのです。そこで、転職エージェントの活用をおすすめします。
転職サイトと転職エージェントの違いは?
そもそも、転職サイトと転職エージェントの違いについて知らない人もいると思います。ここでは、転職サイトと転職エージェントの違いを説明します。
転職サイト
転職サイトは、従業員が欲しい企業が掲載する求人の内容を掲載するサイトで、多くは、
- 職種
- 対象地域
- 希望する条件
などで絞り込みを掛けていき、自分に合った求人を、自分で探さなければなりません。その後、自分で電話を掛け、アプローチを行い、説明会や面接に参加します。
転職をする際は、忙しくなることが多いものです。今まで行っていた業務の引き継ぎなどで、まとまった時間が取れないことも多いです。
転職活動を行う際は、スピードが大切です。
求人情報の場合、条件の良い職場はすぐに募集が終了する場合もあります。
転職エージェント
一方で転職エージェントに登録すると、担当のアドバイザーがあなたに付き、
- 「老健で、より生活に密着したリハビリに挑戦したい」
- 「在宅に帰った後のリハビリの重要性を感じ、訪問をやりたい」
- 「土日祝休み求人」
- 「ゆくゆくは開業したい」
- 「引き続き病院でスキルアップをはかりたい」
- 「週1回Wワークで働きたい」
- 「年収アップをめざしたい」
など、あなたの転職の際の希望条件を聴取してくれます。
その中で非公開情報の求人なども検討し、希望の職場を向こうが提示してくれます。

つまり、転職サイトでは自分で探して応募しなければならないことを代行してくれるということです。さらには、人生で数回しかないため、経験不足な場合がほとんどである、
- 履歴書の書き方や作成に関して
- 面接での対応
なども相談すればアドバイスを貰えます。
しかも、専門のアドバイザーにそれらを教えてもらうことは無料です。
求人を自分で探して応募していると、どうしても時間んが掛かってしまうものを、アドバイザーに相談することで無料で代行してもらえるということです。
まとめ
理学療法士が転職する際には、転職サイト・求人誌で自分で新しい職場を探すよりも、専用の転職エージェントに登録、専任のアドバイザーに求人を探してもらった方が絶対にお得です。
無料で行ってくれるため、これを利用しない手はありません。
今では、コメディカル(医師や歯科医師の指示の下に業務を行う医療従事者)専用の転職エージェントもたくさん出てきています。
最大手、求人数トップクラスのマイナビコメディカルがおすすめです。
マイナビでは、一部の求人については、登録前にも閲覧できますが、非公開求人が約4割を占めていて、応募がすぐに集まる事が予想される求人については非公開となっています。良い求人を探しているなら登録が必要という事になります。
また、マイナビコメディカルは、全国対応ではありません。地域限定の転職サポートとなっているので注意して下さい。対応エリアは、東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・岐阜・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫となっています。
ぜひ、コメディカル専用の転職エージェントをうまく活用し、希望に合った求人情報を手に入れて下さい。
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