ショック!ブログのアクセスが低下・・原因をGoogleアナリティクスを使って分析する方法

ブログアクセス低下の原因


先月30万PV/月を初めて達成して喜んでいた私ですが、今月に入って少しブログへのアクセスが低下しています。

原因を分析して対策を行ってみたので、その軌跡を記しておこうと思います。




まずは、ブログ閲覧数の推移を把握する

ブログアクセス低下の原因

まずは、どの程度ブログ閲覧数が低下しているのか調べましょう。

私は朝起きたら毎日ブログの訪問者数を確認することが日課になっていますので、すぐに「あれ?」と思い、気付きましたが、そうでもない方は少し分かりにくい場合もあると思います。

 

 

閲覧者数の推移をざっくりと比較するには、「Googleアナリティクス」を使います。

 

アナリティクスにログインしたら、「ユーザー」の「サマリー」をクリック

2016-08-04_12h43_23

次に、右上の日付が載っているところをクリックし、「比較」にチェックを入れます。比較の対象はドラッグすることで変えることも簡単にできます。先月と先々月とか、当月と先月とか比較が簡単にできます。

2016-08-04_12h43_23

そうすると・・・・

グラフと具体的な数字で比較対象との閲覧者数の推移が表示されます。

※)アナリティクスのキャプチャ画像でPVやアクセス解析の結果をブログ表示すると「規約違反」になるため、本来はここに画像が欲しいところですが貼れません・・。ご了承下さい。

 

 

私のブログの場合、セッション-3.74%、ページビュー数は-4.45%となっていました。やっぱり減っていますね・・・。確定です。

 

1年ブログをやってきて初めてアクセスが減ったので衝撃です。

しかし、ブラックなSEO対策とか全くやっていないし、健全な運営を行っているので、Googleからペナルティを受けている?とかは全く心配していませんでした。

もしペナルティを受けてしまったらこんなもんで済まないでしょうし。。

ブログアクセス低下時の原因分析方法

原因があるから結果があるわけです。怯えていても始まりません。

アクセスが下がっているなら対策を打ちましょう!それ以外何もできませんから。

 

まずはアクセスが下がっている原因を分析してみます。リハビリの評価と同じですよね。

1.どの記事のアクセスが低下しているか分析する

まず、どの記事が特にアクセスが低下しているのか突き止めていきます。

 

この時にもアナリティクスを使います。

 

アナリティクスを開いたら、行動→行動フローのサイトコンテンツ「すべてのページ」をクリックします。

後は先ほどの閲覧者数の推移を調べる時と同様、右上日付のところの「比較」にチェックを入れます。

 

すると、ページごとの変化率」というのが%で表示されます。

 

訪問者の多いページから表示されていくので、ザーッと下まで25から30個程度見ていくとよいでしょう。

 

もちろん、同じ変化量-5%でも、月に1000人閲覧される記事と、月に100人しか閲覧されない記事では全然数が違います。

よって、上位25~30位の記事の中で、特に大きくマイナスになっている記事を探し、テコ入れしていくと効果が大きいです。

私のブログでは、上位25位以内の記事で、「SLR(下肢伸展挙上)」について」の記事と、「関節可動域」の記事が-25%の変化率と他よりも大きく低下していました。

2.なぜその記事のアクセスが低下しているのか分析する

次にしていくことは、なぜその記事のアクセスが低下しているのか突き止めることです。

 

記事のアクセスが低下する要因は以下の通り。

  • 旬でなくなった(検索数がもともと減っている)

トレンドのネタについて書いているブログは特にこれが多いと思います。芸能系の記事とか消耗品ですもんね。検索数自体が減っているので、あまり効果的な対策方法はないと思います。新しい記事をどんどん追加していくのが効果的かもしれません。

  • 競合記事が出現

自身の記事よりも的確かつ情報量の多い記事をどこかのだれかがアップすると、負けてしまって、検索順位が下降します。

そうなると当然その記事からのアクセスは低下します。

3.Googleで検索し、記事の順位が下がっていないか確認する

「search consol」を使って解析する方法もあるのですが、今回はより簡単にできる方法をご紹介しておきます。

方法は簡単、ただgoogleで検索するだけです。

 

ただし、普段自身のブログの人気記事がどの順位にいるか把握しいていない人はsearch consoleを使うしか方法がありません。

まず、私のSLRについての記事は、今まで「SLR リハビリ」で検索すると1番上に表示されていました。

順位が下降していないか確認します。

2016-08-04_14h49_05

どうやら順位は下降していないようです。

妻のスマホや他人のパソコンで検索しても同じ結果でした。

 

よく考えてみると、SLRって言葉はリハ職として働き出す初めの頃、4月5月にやたら職場で聞くはずの言葉なので、検索数が増えていただけかもしれませんね。

 

 

次に関節可動域の記事についても同じように調べてみましょう。

 

早速googleで検索すると・・

2016-08-04_14h51_41

あちゃー!

競合に負けてしまっていますね・・。今までは「関節可動域 因子」で検索すると1番上に表示されていました。

 

この場合は、この記事を加筆・修正するか、ブログ内に他の関節可動域に関する記事を新しく追加することで順位の上昇を図る対策が施せます。

もちろん加筆・修正しておきました。

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”カスタマージャーニー”を意識した運営が理想?

しかし、こうやって色々分析していると、これら以外の記事でも、検索順位が下がっている(後から参入してきた競合に負けた・・)にも関わらず、-25%も低下している記事は他になく、最大でも-17%、平均では-10%程度でした。

もちろん全てに一応対策を施しました。

 

SLRと関節可動域に関しては、新入職のリハビリ職が検索することが多いと思うので、4.5月は特別に検索数が増えていることも一要因としてあるのではないかと思います。

 

よって、安定したアクセスを集めたいなら、記事を新入職から1年目、2年目となるにつれて自分が疑問に思っていたことを分散させて記事にしていくと良いのかもしれません。

 

マーケティングで言う、「カスタマージャーニー」ですね。

カスタマージャーニーとは、例えば、変形性膝関節症の人が膝や関節、関連する病気について情報を知りたくて、検索を利用するとします。

 

初めは、

「膝 痛み 歩行時 原因」

とかで検索するでしょう。

 

次にいよいよ痛みが強くなり、病院で一度診てもらおうか?と考えるようになると、

「膝関節 痛み 病院 ○○(住んでいる地域)」

とかで検索するかもしれません。

 

病院を受診し、変形性膝関節症と診断され、運動して下さいと医師に言われたとすると、

「変形性膝関節症 痛み 軽減 運動」

で検索するかもしれません。

 

対象は同じでも、検索者の環境や状況が変化するにつれて検索する語句も変化していきます。

記事を誰に向けて書くか?だけでなく、どんな状況にいるか?そしてそれがどのように変化していくのか?まで考えて記事を書いていくとなおアクセスが集まりやすいと思います。

 

リハ職であれば3年目当たりに後輩の教育や指導を任され始めることが多いので、それらについて書いていくと良いのかな?なんて思ったりもしています。

まとめ

ブログ運営の楽しさは、こうやってデータを自在に管理して、頭を捻りながら調べて自身で対策を施せるところにもあると思います。

めんどくさいこともありますが、やっていて非常に面白いです。効果がはっきりデータとして、確実にフィードバックされますからね。

 

すぐに結果は出ないですが、対策を施しておかないよりは悪い方向には転がらないし、精神衛生上にも良いので、もしアクセスの低下に悩んでおられる方は、今回の記事を参考にジタバタしてみて下さい。

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