
11.6インチサイズ格安ノートパソコン「HP Stream 11-y003TU」を購入しました。かなり満足できるPCだったのでレビューを書いてみたいと思います。
ブロガー必須のノートパソコンはどれが良い?
今まではACER ES1-512という15.6インチサイズのノートパソコンを使っていました。
それで仕事の合間に車の中でブログ記事を書いたり、仕事関係の書類を作ったり。
特に何か不具合があったわけではないのですが、ほぼ毎日持ち歩くので「少し大きし、重いなァ・・」と常に思っていて、もう少し小さいノートパソコンを探していました。
私の求めるパソコン
私のパソコンの利用状況を振り返ってみると、
- 出先でもほぼ毎日使う
- ブログ記事作成のための画像編集を行う
- 仕事の書類作成のためエクセル、ワード、パワーポイントをたまに使う
程度です。
- ゲーム
- 動画視聴や加工
は一切しません。(スマホでゲームしたり動画視聴はします。)
なので、私にはそんなに高性能なものは必要ありません。でも、トロいパソコンは「置物」になる可能性が高いので、
- できるだけサクサク動く
- 持ち運びに最適な11.6インチサイズ
- 小難しい機能は要らない(どうせ、使わない)
- 安い!
つまりは、「安くて速い!」そんな吉野家の牛丼みたいなノートパソコンを探しました。
特に仕事の空き時間の30分とかでパソコンをササっと開いて作業をすることが多いので、「起動が早い」ことも重要でした。
そこで見つけたのがHP Stream 11-y003TUsです。

HP Stream 11-y003TU レビュー
パッと見はこんな感じです。
この価格帯(3万円台)のノートパソコンで、最近発売されたものなら性能にそれほど差はないです。なので、私がHP Stream 11-y003TUを購入した一番の理由は「見た目」です。
さわやかなライトブルーで良いじゃないですか!おしゃれだと思います。
もちろん、人によってはおもちゃみたいとか、子供っぽくて嫌とかいろいろあると思いますが、私は珍しいカラーリングに惹かれました。なかなかPCにはない色ですよね。
スペック
ヒューレット・パッカード社製。液晶画面は11.6インチワイド。
ACERの15.6インチサイズPCとの全体寸法の比較です。
キーボードは日本語配列、光学ドライブはありません。
CPUはCeleron Dual-Core N3050(Braswell)/1.6GHz/2コア。なかなかのもので、重いゲームしたりしなければ十分サクサク動くのではないかと思います。
ちなみに、CPUはPCの処理速度に影響し、Celeron、core i3、i5、i7の順に性能が高くなります。モバイル型の小さいパソコンはボディがコンパクトなので熱を放出する性能がどうしても低くなり、多くの機種でCPUにCeleronが採用されています。
熱の放出力が少ないということは、処理力が低いということでもありますが、一方で消費電力が少ないということでもあります。よって、バッテリーの持ちが良いものが多いです。
なので、高性能の高価なPCでも、意外とバッテリー持続時間が少なかったりします。
質量は1.13㎏、厚さは18.5㎜で持ち運びには十分な軽さと厚さです。もっと軽いモデルはお値段が高めなので、そこまで軽い必要はない!と自分に言い聞かせて割り切りました。
私が購入したモデルはKINGSOFT office付きモデルのメモリ容量2GBで、価格はAmazonで¥31.980(2017年2月現在)です。KINGSOFTなしモデルでは¥29.980です。
ちなみに容量が4GBの「スタンダードモデル」もあります。
付属端子は、
- USB2.0×1
- USB3.0×1
- マイク入力/ヘッドホン出力
- HDMIx1
- microSDカードスロット
です。これだけあれば必要十分です。
ストレージ容量は32GB。まあこの価格帯ではこんなものです。
無料でOne Drive100GBが2年間付属するので、そちらに動画や写真を入れれば大丈夫です。(付属しているシリアルコードを入力すると無料で使えます。)
大体私は普段そんなに動画や写真を撮らないので、それほど容量が必要なわけでもありません。
ストレージはeMMCで、フラッシュメモリタイプのため起動(読み込み)が早く、衝撃に強いです。持ち運びしやすいようにモバイル性能の高いPCを選んだのに、壊れやすいから・・って持ち運びに気を遣うのって嫌ですものね。
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デザイン
私が気にいったデザインですが、外観は鮮やかなライトブルーでポップな印象です。
ネットでこのPCを見ているとよくわからないのですが、天板に浅い凹凸のあるストライプがあり、指紋が付きにくいというか、ほとんど付かない仕様になっています。軽く触った感触でも凹凸を感じることができます。
キーボード面にも同じようにストライプが入っています。
デザインとして全体的には完全にプラスチックな印象です。おもちゃみたいな質感は否めません。安物くさいと言えばそうですが、この価格なので別に私は不満には思いません。
むしろカジュアルな感じで良いな!と思っています。
裏面も滑り止めのゴムまでライトブルーで統一されています。
裏面のスピーカーは前面に2つあり、ゴム足の隙間に音が出力されるようになっています。よって音はクリアで自然な感じです。

キーボードのタイピング感は秀逸です!
ボタンの中央がややへこんでいて、ザラザラとした質感。
何とも言えないタイピング感・・病みつきになりそうです。ブログでテキストを日々入力しまくるのにちょうど良いですね。

身長180㎝、体重73㎏の筆者が持つとこんな感じです。全体的な大きさが分かるかと思います。
付属品
私が購入したモデルでは、パソコンナビという冊子とアダプタ、One drive(2年間100㎇無料)のシリアルナンバー、KINGSOFT OFFICEのシリアルナンバーなどが付属します。

ACアダプタがイマイチで、全体的にデッカイです。
持ち運びには適しません。バッテリーが10時間以上持つので、おそらくアダプタを持ち運ぶことを想定していないのでしょう。

また、アダプタとPCの接続部が華奢で、今のところ問題はありませんが耐久性に少し不安を覚えます。
ウイルスバスターはMcAfeeが30日間無料で初めからインストールされています。期間が終了したら私は安いウイルスソフト「ZERO」ダウンロード版を購入する予定です。
競合製品との比較
競合製品としては、同価格帯で
- Chrome book
- 旧モデルの HP Stream 11-r016TU
があります。
起動が早い・安いで有名なChrome bookはワード、エクセルに相当することができるのか不安だったし、調べるのが面倒だったので旧来の普通のWindowsのパソコンにしました。使い慣れてますし、chromebookは未知数すぎて不安でした。

旧モデルは重さが1.2㎏で最新型のHP Stream 11-y003TUよりも70g重く、CPUの種類が少し違うだけです。あとは外観の色がコバルトブルーなことが相違点です。
バッテリーの持ち時間も公式サイトによると新型よりも15分だけ短いです。
価格は少し安くてAmazonで¥25.980。こちらは4GBのモデルがありません。KINGSOFT OFFICE付モデルは¥27.980です。3万円を切っていますね。安い!
色的には旧モデルの方が落ち着いていて私の好みでしたが、やや重量が重いというので最新モデルにしました。性能に大差はないと思います。
正直どっちにしょうかかなり迷ったのですが「新しい方がええやろ」って安易な判断で新型のHP Stream 11-y003TUにしましたw
普通は4GBの容量が欲しい人は最新モデル、2GBで良いという人は旧モデルを選ぶと思います。
一週間使ってみての感想
1週間ほど使ってみて、サブPCには最適だと思いました。特に不満はなく、大変満足しています。
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起動は早い?
データ容量は十分?
HP Stream 11ーy003TUをおすすめする人
- サブ器として持ち運び用の安価で手軽なノートパソコンを探している人
- 暗めのデザインよりも明るい色のPCが良い人
- 動画編集をしないブロガー
にはお勧めです。
価格が安いので、2~3年使って新しいのを買うつもりで気軽に購入できるところが大きな魅力の一つです。私もたぶん1~2年位で使い倒して買い替えます。
どうせ、高性能なPCでも数年使っていれば飽きて買い替えたくなるのが人間の性というものだと思います。
私が学生の頃は、石のように重くて分厚いPCを鞄に無理やり詰め込んで登校したものです。
今はこの価格でこれだけのものが手に入るというのは本当に驚きです。
3万円台前半でこのスペックなら本当に満足。おススメできる商品です。
<今回おすすめした商品>
・・・後日談:意気揚々と新しく購入したPCを外に持っていこうとしたところ、「丁度よい入れ物(バッグ)」がないことに気付き、PCの持ち運び適したかっこいいバックパックを購入しました。