
私は新人時代、ミスばかりして周りの人に迷惑を掛けていました。そこから学んだことを記事にしています。
ミスばかりで凹む毎日
療法士の仕事リハビリを通して患者さんと接することが主です。
よって、リハビリの内容や勉強にばかり気が取られがちですが、実は事務処理などもたくさんこなさなければなりません。
病院にしろ施設にしろ、介護や医療の「保険」が適用されるサービスを提供しているので、それなりにキチンと記録が必要です。
さらに、、少し前には違法な架空請求などをする業者が世間をにぎわせ、さらに業界の事務処理量は増大し続けている傾向にあります。
「こんなことがしたいから国家資格を取ったんじゃないのに・・」
そう思いながら日々事務仕事に追われている人も多いと思います。
特に、経験を積んで立場が上がって役職に就くようになると、現場から離れて一日中デスクワーク、という療法士もたくさんいます。
私は事務処理が嫌いで、どうしても苦手です。
今ではこのようにブログを書いてパソコンを使うことに慣れましたが、これもつい最近です。
そして、現在働いている訪問看護ステーションでは月末から月初めに恐ろしい量の事務仕事があります。
今月に訪問した記録を利用者ごとに整理し、実績を上げて、自身のスケジュールを提出します。
利用者ごとに計画書、報告書、利用者計画書などの書類も必要で、全ての書類を作成し終わると山の様になります。
私は新人時代、事務処理が苦手で人よりたくさん怒られてきました。
だからこそ分かることもあります。
新人は間違えても良い!はず・・
新人に間違えないように丁寧に教える職場がほとんどだと思いますが、教えている側も実は「絶対に間違えないように」と思って教えているわけではないんですね。
「できるだけ間違わない様に」
そう思って教えています。
間違える、ミスすることがダメだと思っていると、私みたいに頑張ってもどこか抜けている人はメンタルが持ちません(笑)。
何度見直しても自身のミスに気付けなかったり、自分でもどうなってんの???と思うことがたくさんあります。
間違えたって良いんです。
本当は。
間違えた後が実はすごく大切なんです。
間違えた後の処理でミスは許されるか許されないか決まる
尊敬する仕事のできる先輩がいる方は、その先輩がどのようにミスに対処しているか注意深く観察してみましょう。
ミスしている様子がないように見えませんか??
全然ミスしてないんじゃないの?そう思えてきませんか??
人間誰だってミスするんです。
必ず完璧と思える先輩でも間違えたり、忘れたり、ミスをしています。
そういった先輩はミスを隠すのが上手なんです。
隠すと言っても、後ろめたいような方法ではないです。
ミスをした後の処理が早くて上手なんです。
ミス後の上手な処理の方法
ミスしたらすぐにリカバリーできないか考えてすぐに動きましょう。それしかできませんから。
その際にポイントになることが、
- すぐに
- 正直に
です。
ミスをしたら自分ですぐに動いてリカバリーしようとすると、経験が浅いうちは余計に事態が複雑になってしまうことも多いです。
すぐに信頼できる上司や先輩に相談・報告しましょう。
その時に必ず正直に自身のミスを報告しましょう。
一から十まで全てです。
そして、その際に今後自分がそのミスにどう対処したら良いと考えているのか伝えましょう。
「次回から同じミスしないように、このように自分では対策を取っていきます。」
そう伝えましょう。
親切な方ならその考えに対して「こうしたほうが良い」などアドバイスを貰えるでしょう。
一回のミスで切腹!なんて世の中じゃあるまいし、反省しています、なんて言葉は信用できません。
行動で示すしかないです。
二回目同じ事しないように、自分で予防策を必死に考えて、実際にその行動をすぐに取っていくことで、初めて前向きにミスを捉えることができるようになります。
スポンサーリンク
クヨクヨしたって過ぎたことはもうどうしようもありません。
予防策を考えて次に同じことをしないように自分で最善と思われる行動をとりましょう。
まとめ
ミスをしてはいけない、と思っていると絶対にダメです。
なぜなら、ミスを恐れて積極的な行動を取れなくなるからです。
「多少のミスは積極的に物事にチャレンジしている証拠だ」
それくらいに思っておくと良いと思います。
ミスした時はクヨクヨする必要はないので、次回同じ過ちをしないように予防策を考えて必ず実行しましょう。
今ではミスをしていないように見える先輩方も、たくさん失敗をしてきているはずです。
仕事ができる人ほど、果敢にチャレンジしてきているはずなので、その分手痛い失敗をたくさんしているはず。
本当に仕事のできる人は失敗に寛容です。
自分も同じ経験をして気持ちが分かるからです。
但し「同じ失敗はしない」そう誓って今いる道を進んできているはずです。
ミスと上手に付き合えるかどうか、そこに社会人としての経験の差が色濃く出ます。
上手にミスと付き合って、より良い社会人になれるように切磋琢磨していきたいものです。