成功のコツは”言葉を操ること”「失敗を失敗だと思うと失敗する」


SNSなどで、やたら前向きな発言が多く、「俺って完璧だぜ」!みたいな人をよく見かけます。この人たちは一体どんな人生を送っているのか少し考察してみました。




私は正直、ドンくさい類の人間で、それでも諦めずにかれこれ35年くらい人間をやっています。

私のドンくさいエピソードを一つ挙げると、遠くに旅行し、旅館に泊まる時に、視力が悪い私がメガネを外して、「フゥー疲れたー」と腰掛けたところが小さいちゃぶ台で、ちゃぶ台もろともひっくり返ったことがあります。

私にはちゃぶ台が座布団に見えたんです笑。

 

こんな調子なんで、私はおっちょこちょいなところが多分にあります。

最近はそれでも努力の甲斐があってか、大分マシですが、まだまだ上手く世間を立ち回る器用な人に憧れます。

SNSでの「パーフェクトヒューマン」問題

最近はSNSで色々な人のことを観察しているのですが、起業している若い社長さんとかは、まぁ凄いです。

何が凄いって、あたかも失敗したことがないかのようなコメントばかりです。

まるで「パーフェクトヒューマン」です。

  • 「こんな成功しました!」
  • 「こうやったらこんな風に上手くいきました!」

とか。目がくらむほど眩しい、輝かしいコメントが並んでいます。

まぁ、器用にやって実際上手くいっているのでしょう。しかし、完璧過ぎてなんかうさんくさい・・と私は思ってしまいます。

 

 

リハビリでもいくらデータや知識・技術をたくさん持っている凄い人だって、患者さんから嫌われたら何もさせてもらえない、とかいうことが結構あるじゃないですか。

この患者さんから嫌われるっていう要素は、かなり不確実な部分で、全く同じようにやっても、ある人には好かれたり、ある人には嫌われたりするのが普通です。

そして、その部分はあまり頭の賢さとか器用さとかと一概に比例するものでもないと思います。

人同士の相互関係の微妙なニュアンスとか、言語化できない雰囲気とか、とてもデータや理論で説明できない部分が多分にあると思います。

これは恋愛を想像してもらうと分かりやすいですかね。

「何が良いのかよく分からないけど、何となく好き」とかありますよね。

そんな感覚に近い。

 

だから、例え何か素晴らしいことをバンバンできる凄い人でも、「生理的に嫌!」とか問答無用で拒否されることもあると思うんですよ。

もう、そこは「神のみぞ知る」みたいな領域が少なからずあると。運ともいうのかも知れませんが、それに非常に近いですかね。

実際、SNSで凄い良いことばかりシェアしている人も、実際失敗してないことはありえないと思います。

人間なんて完璧なわけがありません。弱点が一つや二つあって当然です。

じゃあ、あの人たちは、

  • 失敗談を隠蔽しているのか?
  • SNSでつぶやくのは、そういった失敗談以外を意図的にシェアしているのか?

と言ったら、実際それもかなりあると思います。

起業している社長にとってはSNSは会社の宣伝的な要素が多分にあるので、グダグダなこと呟いてたら宣伝にならないですよね。

しかし、実際はどうもそれだけではないような気がしてなりません。

成功するコツは目標設定にある?

そもそも「失敗」という定義について考えてみると、「目標が達成出来なかったことを指す言葉」でないでしょうか。

で、そう考えると成功している実業家の人たちは、私達一般人が、「失敗した~」とヘコむような事態があっても、失敗したとは認識していないのではないか?という説が浮上してきます。(私の中で)

 

そうしたら、次に

  • 「彼らはバカなのか?」
  • 「頭のネジが飛んでしまっているのか?」

という疑問が湧いてきます。

 

・・・そんな訳ありません。

きっと、彼らの「目標設定」に秘訣があるのではないかと思います。

目標を達成するまでは失敗は失敗と「思わない。」

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彼らは、起業する時に、経営理念とか数値目標とかをできるだけ具体的に立てているはずです。

彼らにとってはそれが成し遂げられない時に失敗という言葉を使い、下らないことでは失敗という言葉を使わないだけではないのかと思うのです。

 

かのエジソンは、電球のフィラメントを発明した時に100回以上も素材を色々と試し、失敗しています。

しかし、彼に言わせると、それは失敗でも何でもなく「100回以上の実験をした」というだけのことです。

彼にとっては失敗が、また一つ、また一つと成功に近づくための材料の一つでしかありません。

それはもはや、「失敗」とは言わないのです

「失敗を失敗だと思ったら失敗する」という真実

私はどちらかというと自信満々なタイプではなく、すぐに「あちゃー失敗したー」って思ってしまいます。

しかし、ここで失敗したーって思ってるようでは、まだまだだと思います。

「あ、こうやったらこうなるんだ。」っていう、あくまで勉強だ、実験だ、と思っていないと、その先はありません。

もし、「失敗することが怖い」なんて二の足を踏んでいる人がいたら、自分の目標設定をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。

失敗を失敗だと思ったら失敗します。

これはおそらく真実でしょう。

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言葉に操られるのではなく、言葉を操ることが成功のコツ

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そもそも言葉の定義なんて曖昧極まりないものです。

「緑」って言ったら「緑」をみんなイメージすると多くの人は思うじゃないですか。でも、信号の「青」をイメージする人だってきっといます。

 

「緑がね〜」って話をしていても、その両者はまったく違うことをイメージして話していることなんてざらにあります。

 

言葉は概念であり、概念なんてもんは実体のない虚構です。

わかりやすい例で言えば、「台風」とかもそうです。

「台風っていうけどあんた、じゃ指差して台風って何か教えてよ。」って言われたら、台風の真ん中、つまり「台風の目」を指して、「これです。」って教えるとしましょう。

 

そこは雲ひとつない晴天です。

 

「いゃ、違うんです、これです!」って言って、次は台風の目の周りの風が吹き荒れているところに行って指を差したとします。

「これ、風やん。風のことをあんたは台風っていうの?」ってなります。

要するに実体のない概念として台風と言う言葉が存在しているだけのことです。

 

だから、「心の問題」とかもよく言われますが、「心」なんて存在しないんです。あくまで概念の話です。

存在しないものを議論したって意味ないし、問題も何もありえません。そもそも「無」なんです。

仏教でいう「空」がまさしくここで言う「無」のことです。

かなり乱暴にまとめると、「本来は何もないんだよ。あんたが勝手に作っているんだよ。しかも自分を苦しめるために。今すぐに辞めなさい。」というのが釈迦の教えです。

 

しかし、現実には失敗が怖いとか、心がしんどいとかいう人が世の中には溢れています。

じゃ、この事態をどう捉えるのか?

なぜ人は存在しないものに苦しんでいるのか?

無視できないのか?

 

これは、結局のところ、「心がしんどいと思っているから、しんどい心を自分で生み出している」ということに他なりません。

 

言葉に操られているのです。

 

逆に「心がしんどくない」と自分で言い、本気で思えるようになると、その状態を自分で生み出します。よって、「心が軽くなった」と感じるはずです。

これはオカルトでもなんでもなく、理論的に根拠がある事実です。

 

 

要するに言葉や概念なんて、周りから影響を受けて「自分が作っているに過ぎない」ということです。

そんな曖昧なものは、自分の都合の良いように使えば良いのです。

 

言葉を操れるようになると、存在しないものに怯える必要はなくなります。

 

ですから、失敗が怖い人に対して、「失敗は怖くないよ」と教えたって怖いものは怖いんです。変わりません。

「失敗なんてないんだよ」と伝えれば、失敗を恐れずに挑戦することができるようになるかもしれないと思うのです。

まとめ

SNSでの「パーフェクトヒューマン」たちは、きっと目標としているレベルが他の人よりも高いので、失敗を失敗と認識していないという可能性が多分にあります。

目標を設定することも、架空の現実ではない未来に自身を置くという行為であり、それを日常的に、かつ現実と代わりない位のレベルで追い求めていると、きっとそのレベルでは「失敗」なんてありえなくなるのでしょう。

ただ、全てが本人にとっては「目標達成までの過程」でしかありません。

 

このことは、「引き寄せの法則」で言われていることにも類似しています。

想いが強いと、失敗を失敗と思わなくなるので、挫けてしまうことがなく、目標を達成しやすくなるという事です。

もしあなたが、「心が辛くてしんどい」とか、「失敗が怖い」と思っているなら、

「そんなものどこにあるんだ、本当は存在しないんやで!」

と自分で自分に突っ込みを入れてみると意外と気楽に動けるようになるのかもしれません。

 

その時に、目標を自身で定め、より強く、現実と見間違うレベルで頭の中で想像できると、恐らくその苦しい状態を脱することができると思います。

 

逆に言うと、人生や仕事に明確な目標がない人が「心がしんどい」とか「失敗が怖い」という状態に陥りやすい、とも言えそうです。

何でも良いので、思わず楽しくなるような人生の目標が見つけられれば、それはすごく幸せなことなのかもしれませんね。

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