
リハビリの臨床で、筋トレやストレッチをする機会は大変多いです。というかそれが仕事の大半を占めています。
今回はリハビリの臨床で行われる筋トレ・ストレッチの方法を総まとめにして記事にしました。
実際のリハビリに即した筋トレ・ストレッチの方法
現在、リハビリの筋力トレーニング・ストレッチは運動学習と課題志向型アプローチの概念の出現以降、昔程過剰に崇拝されてはいないですが、それでもまだ患者さんへの基本的なアプローチ方法であることに変わりありません。
今後も変わらないでしょう。
今回はリハビリの実際の臨床での筋力トレーニング・ストレッチの方法をまとめ記事にしました。
私はこのブログを始めて約1年になりますが、リハビリの筋トレとストレッチの方法をさんざん記事にして書いてきました。
運動療法の教科書・参考書は数多くありますが、実践的な筋トレ・ストレッチの方法が詳しく書いてあるものはまだ少ないと思います。
例えば、股関節を外転させれば、外転筋である中殿筋の筋力トレーニングになることは解剖学を理解すればある程度推測ができます。
しかし、実際の臨床で、患者さんを目の前にして、どうやってトレーニングやストレッチを行うと効果的なのか?
実は、細かな違いだけで結構トレーニング効果であったり、患者さんの負担が少なかったりします。
そういったことを中心に写真付きで、詳しく各記事で解説しています。気になるところをクリックして、参考にしてみて下さい。
筋力トレーニングの基礎知識
筋力トレーニングを行う上での原則や法則をまず理解しておきましょう。
基本原則には、
- 負荷設定
- トレーニングの手法の選択
があります。
筋肉痛の原因は?どんなことをすると筋肉痛になる?なぜ歳を取ると遅れて筋肉痛になる?
負荷設定
筋力トレーニングの負荷の考え方をまず知っておきましょう。
リハビリの筋トレはどれくらいの回数行えば良いの?頻度は毎日すべき?「効果的な筋トレの方法」
筋力トレーニングの手法
運動連鎖を考慮して無駄のない筋力トレーニングを行いましょう。
リハビリの効果に差が出る!運動連鎖OKCとCKCとは?違い・臨床での使い分け方も解説「オススメ!」
コア・体幹部の筋力トレーニング・ストレッチの方法
コア・体幹を鍛えると、動作レベルに直結して変化が現れやすいです。
特にベッド上での基本動作、寝返り・起き上がり・端座位保持でコアは重要な役割を持っており、実際に体幹筋群が強い患者さんは、ベッド上の動作が自立している方も多いというデータもあります。
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骨盤帯・下肢の筋トレーニング・ストレッチの方法
骨盤帯と下肢と部位ごとに分けて筋トレ・ストレッチの方法を記載しいています。
骨盤帯に起始・停止する筋
骨盤に付着する筋群は、その特性上、重心移動や姿勢、バランスに大きな影響を与えています。腰痛にも関係が深いです。
「立って歩くリハビリ」を考える時に絶対に無視できないくらい重要な筋群です。
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リハビリにおけるSLR(下肢伸展挙上運動)の筋トレ、ストレッチ、整形外科テストとしての活用法
下肢に起始・停止する筋
歩行動作を円滑・安全に行えるようにするために考慮すべき必須の筋肉群が下肢に付着する筋肉群です。
立位姿勢や膝関節の疼痛などにも関連性が深く、下肢の筋肉群を適切に鍛えることで動作は各段に変化します。
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モビライゼーションの方法
各関節の可動性も動作遂行において非常に重要です。モビライゼーションの方法や理論の基礎知識を以下にまとめています。
ROMの効果を劇的に高める!モビライゼーションの方法とその実際
まとめ
評価を適切に行い、問題点を抽出したら、今回の記事を参考に、できるだけ費用対効果の大きい方法を熟慮し、やり方にこだわって筋力トレーニングとストレッチを行って下さいね。