100人以上の高齢者と話して分かった、高齢者の特徴2つ


私は仕事上、年間12人の患者さんを担当して、1日7人程度の高齢者の方(同じ患者さんを診ることもあるので純粋に初めての人ではないですが。)とじっくりお話をさせて頂いています。




5年やってるので、担当した患者さんは約60人、お話した高齢者の方は100人はいるでしょう。

高齢者の特徴として私が挙げたいのは、物事の判断が断定的なところが多いことです。

「これはこうだ!」と決めてかかる人が多い印象を持っています。

これは、「過去の経験から無意識的かつ瞬間的に物事を判断する。」からではないかと思っています。

これが、お年寄りは頑固とか、頭が固いとか言われる原因なのかなと思います。

高齢者は「人生経験のプロフェッショナル」です。

私たちの2.5〜3倍とか人生経験をしてきている訳です。

物事に熟練する基準となる時間が1万時間と言われています。

目安として1日3時間で10年です。

確実に高齢者は人生経験に熟練しています。

熟練した職人はどうなるか?

労力をかけず、無意識に作業がこなせる様になります。

人生経験を処理することに熟練している高齢者は、新しい物事に対面した時も、莫大な今までの経験から似たものを選び出し、それと近い処理をすることで、労力を掛けずに物事を認識しているのではないでしょうか。

ですから「これはこうだ!」と言っているお年寄りに、こんこんと説明して、考え方を変えてもらおうとしても難しいことが多いです。

もう考える段階は終わって、結論が出ているのですから。

核家族化が進んだ現在では、お年寄りとじっくり話す機会も貴重な経験になっているでしょう。

お年寄りとお話していて1番、人生に影響を与えていると思うものは、「生きてきた環境」です。

環境って漠然としているけど、
例えば大きな概念から順に挙げると

・時代背景
・住んでいる所の地域性
・仕事
・家族との関係性

などのことです。

やっぱり、上品で裕福な家庭で育った方は物腰も柔らかく、言葉使いも丁寧です。

環境が人を作るって本当に間違いないですよ!

自分を変えたい!って人は、下の概念から変えていくと変えていきやすいでしょう。

上の概念に行くほど多くの人が関わってくるので、より労力が必要になります。

一番上の”時代背景”は個人では変えることは難しいです。

個人レベルでは、費用対効果を考えると、時代背景をしっかり認識して”利用すること”が一番有効かもしれません。

まずは、身近な家庭や仕事の環境を変えていくことで自分が変わってくることが実感できるでしょう。

鶏が先か卵が先か

生まれた時にある程度環境が決まってしまっているので、鶏が先か卵が先かという話になってしまいますが、

もし、あなたが将来なりたい自分を明確に持っていて、
目標があるなら、すでにその状態になっている人を見つけて、何でもかんでも真似していくってことをすると良いと思います。

長い目で見ればほぼ間違いなく、その人と同じ様になっていく。

その時のコツが「周りの環境を真似していくこと」だと思います。

似た様な環境で育った高齢者の方は、本当に考え方とかよく似ていますし。

自営業をやっていて、コツコツ毎日働いていた人は、リハビリも間違いなくコツコツ続けられる。

環境を変える→習慣が出来る→考え方が変わる→行動が変わる→人生が変わる→環境が変わる→以降ループ

ってサイクル、絶対ににあると思います。

自分を変えたかったら、まず身近な環境を変えることをお勧めします。

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