「第三の目」の話~自分達の老後のことを考える~

第三の目


私達療法士は日々高齢者と接する仕事です。高齢者の生活を毎日見ながら、ふと自分の老後を想像する機会も多いと思います。

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時代による人生イメージの変化

私達が高齢者になるおよそ30年後、日本はどうなっているでしょうか?また、高齢者福祉、年金制度はどうなっているのでしょうか?

 

普通に考えると、現状より良くなっている可能性は低いと思います。

 

今までの一般大衆の人生に対するイメージは、60才で定年退職して、そこからは年金で細々と暮らしていく・・というものかもしれません。

 

私が持っていた人生のイメージは、家族でそこそこのマイホームを購入し、そこそこの車に乗って、まれに家族旅行に行き、月一回位外食をして、奨学金を使いながら子供を学校に通わせ、老後は年金で細々と生活する・・というものでした。

 

皆さんはいかがですか。

 

 

まあ、一昔前、私の親の世代の普通の人生に対するイメージってこんな感じで、私もそれを受け継いで何となくそんな風に思っていたわけです。親の様に子共を育てればよいかなぁって。

親は尊敬していますし、感謝していますので。

 

で、自分に子どもが生まれたことをきっかけに、それまで全く考えていなかった日本の将来のこと、経済のことを調べるようになりました。子供達にはどんな未来が待っているんだろ、って。

 

調べてみると、私の描いていた人生のイメージは、とても日本では「普通」とは言えなくなってきていることが分かりました。

 

 

大きな波としては少子高齢化がそうですが、どう考えても、人昔前の普通の人生はもはや普通ではないです。

少し贅沢な人生と言った方が正しいと思わざるをえません。

老後も働くのが当たり前

現在30歳代の方は、年金は今の様に早い人で60歳から支給されるということはなく、早くて65歳です。もっと遅い可能性もあります。

 

もし定年退職が60才だったら、無収入で5年間暮らさなければなりません。

 

逆に、平均寿命の延びと共に定年退職する年齢も上がってきていて、今では65歳で働いているという方も珍しくありませんが、私達が高齢者になる頃にはもっと定年の高年齢化が進んでいてもおかしくありせん。

 

私を含めた一般市民若年者にとっては、「生活のために65歳以降の老後も働く」もはやこれは確定しつつあります。

 

「働きたくない、勝手気ままに遊んで暮らしたい・・定年までの辛抱だ。」って結構普通にみんな思うことだと思うのですが、何となく普通に暮らしていると、とてもそんな暮らしは死ぬまでできそうにありません。

 

 

「年取ったらそんなにお金いらなさそうだから大丈夫でしょ?」

って思う方もいるかもしれませんが、そうでもなくて、今はそれほどかかっていない病院に通う医療費・介護保険費、交通費などが年齢を重ねるとかかってくる可能生が高くなります。

 

ご存じのとおり、自宅での生活が厳しくなって施設にでも入ろうと思うなら、月20万円とかの高額な入居料を施設に払うことになります。もちろん体がしんどいので施設に入るのですから、仕事をして稼ぐこともできません。貯金が無ければ入所できません。

 

病気をしたり、要介護状態になっても、医療保険・介護保険共に、確実に今よりも厳しくなっているはずなので、今の様には簡単に(今でも決して簡単ではないですが)国がお金を補助してくれないでしょう。(これはリハビリの現場で働いていると顕著に感じるはずです。介護保険もここ数年でどれだけ締め付けが厳しくなっているか。)

 

年金は減り、消費税などの税金は上がり、物価も上がり、病院にも通わなければならない。

 

遠隔診療が可能になるか、車の自動運転が実現していれば良いですが、もし無理なら、車は自分で運転できなくなっているかもしれないので、通院にタクシーなどを使う交通費も掛かります。

「第3の目」を持つということ

「ホントにやばい!」と私は常々危機感を持っていますが、若い療法士にこの話をしても私の周りではあまり興味が無い人が多いです。

もしくは「本当にヤバいですよね・・それ。」って言って結局何も行動しない。何とかなるやろ、って思っているのでしょうね。

 

 

私がこのブログを始めようと思ったきっかけもそのあたりの危機感によるものです。

ブログ初心者のチームに加えて頂き、途中で参加する人たちも増え、5人でブログの活動を続けましたが、みんな理学療法士の方々でした。

 

 

ブロガーの方達はみなさん情報に敏感なので、当然こういった「ヤバさ」に敏感です。

みんなすでに先を見据えて自分なりに動き始めておられます。

 

そういった先を見る目のことを、私は「第三の目」だと思っています。

現在、過去は見ようと努力しなくても見れますが、未来はこの「第三の目」を努力して開かないと見れない。

いわば「覚醒」が必要だと思います。

 

 

前回の記事でシンギュラリティについて書きましたが、これも、専門職の方々の「専門以外あまり詳しくない」という方に向けて書いたものです。

 

専門職って、「それ以外の情報」に疎い人が多い印象があります。いわば第三の目が開いていない人です。

私が新人の頃、めっちゃ賢い(と思っていた)リハビリにやたら詳しい先輩が「患者さんが、トキハカネナリ、って言ってたけど、それってどういう意味?」っていう会話をしていたのを聞いて愕然とした記憶があります。

 

「そんなの知らないのその先輩だけだろ!」って言われればそれまでですが、6年近くこの業界にいて、意外とそういった話は良く聞きます。

 

こんなに高齢者に接する仕事をしているのに、自分が高齢者になる頃のことをあまり調べたり考えたりしない、という人も話してみると意外といます。

 

私は今後の専門職の危うさを危惧していて、情報化社会で情報がオープンに簡単に得られる時代に逆行するように、情報を「専門家しか扱えない」って言っているのってどうなんでしょうね、って思います。

例えば、こうやってプログラミングの知識が全くない私がブログが開設できるようになったのも、ITの専門家たちの情報のオープン化(一般人向けに専門情報を加工・改良し、伝えること)によるものです。

結果、こうやってIT業界は職域が狭まるどころか広く社会に浸透しています。

 

リハビリ業界はどうでしょうか?

プログラミングの様な複雑で難しいことでもオープン化できるのに、リハビリの技術・知識は本当にできないのでしょうか?

 

・・私はやろうとすらしていないだけだと思います。

私の友人は実習生が使うレポートのひな型をすぐに作れるアプリを作りたい、って言っていましたが、それも結局はこの情報のオープン化に繋がると思うんですよ。

誰でも簡単に使える知識にしていく、ってことですから。

 

私のブロガー仲間の皆さんも、医療従事者の専門的な情報を、一般的な情報として知れ渡ることが業界の前進に繋がると考えている方が多いです。

 

「5分で嘘の様に痛みが取れる!」とか、「これを飲めば健康でいきいき長生き!」とか、医療界には怪しい情報が未だにたくさんあります。最近はネットを広告媒体に使った疑わしいセミナーが好調なようですね。

 

これって、「医療従事者の専門情報の囲い込み」が一因としてあると思います。

 

もっと一般の方も基礎的な医療知識を持って、そんなわけないやろ、って怪しい情報に突っ込みを入れられる社会になれば、基本的な人類の幸せの根源である「健康」がより強固に守られると思うのです。

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「何かを始めること」が将来の準備になる

将来が不安になるようなことばかり書きましたが、みなさんを不安にさせて嫌な気持ちになってもらうためにこういうことを書いたのではありません。

 

危機感を持つことが大切なことではなくて、危機感を無くすために、できるだけ早く動き始めることが大切だと伝えたいのです。

 

何も将来のことだけじゃなくて、日常生活でだって色々問題が発生するじゃないですか。

それを「何とかなるやろ」ってほったらかしにしていると余計に問題がややこしくなるっていうのが定石ですよね。

 

将来への準備も同じで、ただ「見据えて対処を施す」ってことだけできれば良いと思います。

 

だって、未来は確定していないし、不確定要素の塊どころかそのものですから、完璧な答えとか対処法がある訳ないです。

でも確実に言えるのは、「今のうちから何かしら動いておく方が絶対良い」ということ。

 

レバレッジって言葉があって、これは「てこ」って意味なんですけど、このてこは早く動けば動くほど効果的に働く。

1年で3倍にレバレッジを掛けられることなら、2年早く始められたら6倍の得をすることになります。3年だったら9倍です。

 

遅ければ遅いほどどんどん損をする。

ビジネスの世界でも先行者利益って言って、速さが重要と言われています。

 

第三の目を開いて、少しでも早く将来の対策を立てておくこと、これは絶対に損はしません。

具体的には私の様にブログをするのも良いと思いますし、実際、末長く続けられそうなことならなんでも良いと思います。

 

しかし、これだけは抑えておく方が良い、というポイントはあります。

「何か」を選ぶ際のポイント

じゃあなにかやろう、としたときに、専門職は勤勉な人が多いので、もっと何かを勉強しよう!ってなりがちです。

でもそれだと効果はいまいちです。

 

正確に言うと効果はありますが、「何のためにするのか?」っていう目標を明確にしておかないとダメです。

 

例えば、漢字検定の勉強をいくらしたって収入は増えませんし、アロマコーディネーターとかもそうです。(やり方によるでしょが、一般的に言っての場合です。)

アロマサロンで開業とか書いて宣伝している資格ビジネスの広告などがありますが、身の回りにアロマサロンに通ってる人って聞いたことあります?

趣味で取るなら良いですけど。

 

勉強は大切です。

でも、本当に老後の不安が払拭されるのか?そこを軸に目標をしっかり決めて勉強しないとダメだと思います。

 

私の場合は、確実に収入に繋がることに絞る、さらに言うと、比較的すぐに効果が出るもの(遅くても1年)が良いと思っています。

だって、そうすれば試行錯誤できますから。

やってダメなら次、っていけますもんね。

トキハカネナリです。

 

効果が出るまで10年とか掛かりそうな長期的なものはギャンブルのようなもの、という認識を私は持っています。

だって、途中で気が変わったり、モチベーションが続かなかったり、環境が変わる、例えば親が介護が必要になって辞めざるを得ないとかになってしまう可能性が高くなるからです。

 

まずは、確実に1年、無我夢中で続ければ収入が増えること、これを目標にして自分ができそうなことを探すのが良いと思います。

 

私はブログ以外にもそのようなものを持っていますが、これを持ち始めて、本当に人生が変わりました。

 

上述の様に、日本の将来はどう考えても良くなるとは思えないくらい閉塞感がありますが、1年頑張れば収入が増えるってことを続けていると、この閉塞感が全然ましに感じます。

 

時が経てば経つほど悪くなる、って思っていたのに、時が立てば経つほど自分は良くなる、と思えるようになります。

 

これって人が幸せを感じるための重要な一つの要素だと思うんですよね。

日本の幸福度が低いのって、こうゆうところに問題があるんじゃないかな?って思います。

 

収入・お金だって結局は幸せに生きるための一つの要素・材料に過ぎません。

 

収入と幸せが両方手に入る、「何か一年程度で結果の出ることで続けられそうなこと」を始めてみて下さい。

それが私が提案する短期的な幸せの掴み方です。

結論、働く環境を選ぶことが最も大切。

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