『価値ある情報』って一体なんでしょう?情報氾濫時代の情報との向き合い方

情報との向き合い方


企業理念なんかで「社会に価値を提供する」と聞いたことがありませんか?




または、「価値ある情報をお届けします」とか。

最近、「価値」という言葉を以前より頻繁に耳にするようになりました。

また、ネットで誰でも情報発信できる環境になり、どんなこと発信したら良いの?と思って調べてみると、「価値ある情報を発信しよう!」とよく書かれています。

しかし、「価値とは何か?」について詳しく書かれてある記事は少ないように思います。

「価値」って、いったいどういう意味でしょうか?

不足しているもの=価値がある

結論からいうと、「不足しているもの」を人は「価値があるもの」と認識します。

お金持ちは、ネットに溢れる「お金が儲かる系の話」にはあまり興味を示さないことが多いと思います。それよりも、時間を捻出できる話に興味があることが多いのではないでしょうか。

なぜなら、お金は十分あり、忙しく仕事をこなしているため、自分が使える時間が不足していると感じている人が多いはずだからです。

今(2020年2月)であれば、コロナウィルスの影響でマスクが市場に不足気味だそうです。当然普段よりも不足している分価値が上昇しているはずです。

つまり、価値=不足している部分にある、のではないでしょうか。

なので当然、価値あるものは時代によって異なります。

モノが不足している時代にはモノに価値を感じる人が多いですし、経験や人との繋がりが不足する時代(今、かもしれません)にはそれらが価値を持つようになります。

価値ある情報は人によって全く違う

この話を前置きとして、話の軸を少し変えます。

ネットを使って情報発信する時、「価値ある情報」とは一体なにを指すのでしょうか?

巷では価値ある情報を発信すればフォロワーが集まる、などといわれていたりします。

上述の通り、対象者が「不足していると感じているものを満たす情報」=「価値ある情報」になるのですが、実際には万人に価値ある情報というのは存在しません。

これがインターネットが多様性を生み出す土壌になっている理由の一つだと思います。

なぜなら、人によって周囲の環境は微妙に違うし、そもそも物事の捉え方に個々でかなり偏りがあるからです。

たとえば、極端な例では、水が半分入っているペットボトルを見て「まだ半分もある」と喜ぶ人もいるし、「もう半分しかない」と悲しむ人もいます。

つまり、同じ事実(情報)を目の前にしても受け取り方は全く正反対だったりします。

よって、なにか、誰かにとって本当に価値ある情報を発信していると、批判が来たり、あなたの情報が合わないと感じる人が増えることは当然であるといえます。

その分、裏側ではあなたの発信に価値を感じる人が増えている、ということを意味します。

情報発信とは、人を遠ざけること=共鳴する人を呼び込むことなのです。相反することが同時に成立します。

あなたが価値あると感じる情報から推測できるもの

  • 今現在、あなたが必死になって取り入れる情報はなんでしょうか?
  • 暇な時に見てしまうYouTubeはどんな内容でしょうか?

 

それはあなたの欠落した部分を埋める情報であるはずです。そこにしか人は本来価値を感じないはずだからです。

溢れる情報に自分が無意識にどのように向き合っているかを俯瞰して捉えることで、あなたが無意識の部分で(心から)求めているものが分かります。

私の経験上、それは時に、意識的に気付けていないことも多いです。

これに気づくと、人生をより良く生きるために必須である、自己理解の促進に繋がります。(自分で自分のことを理解することほど難しいことはありません。)

ただ情報の中身を受け取るのではなく、何故それに自分が惹かれたのか?まで考えてみると、自分にとって価値ある情報の価値が更に高くなります。

情報が溢れる時代だからこそ、情報に流されるのではなく、情報を使い倒すくらいの気持ちで接したいものです。

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