
セミフリーランスとして活動している西野です。今回はフリーランスに御用達のクラウドソーシングサイトについて、初心者向けに、
- 登録方法
- 実際のところ稼げそうなのか?
- 稼ぐための戦略・方法のコツ
- プロフィールの書き方(副業経歴も有効)
について書いています。時間があって興味がある方はチェックして下さい。
そもそも”クラウドソーシング”とは?
「クラウド=群衆」、「ソーシング=外注」の意味で、企業や個人がネット上に仕事の案件を発注し、個人事業主・フリーランスなどがそこで任意の仕事を選び、受注することができるサイトのことです。
企業でロゴデザインの発注をしたい、サイトの構築をしたいなどの場合、プロにお願いすると相対的に金額が高くなります。しかし、「そこそこのレベルでたくさん量産したい」というような案件(例:メディアサイトの記事など)ももちろん需要があり、主にそういった仕事がこのクラウドソーシングサイトに発注されます。
今回は受注する側での目線での記事になりますが、自分で何か企画をやったりするときには発注側として利用することもできます。
クラウドソーシングサイトは、
- 「ランサーズ」
- 「クラウドワークス」
が超有名です。とりあえずこの2つに登録しておくとまず間違いはないと思います。どちらも明らかに市場において競合なので、お互いに懐を探り合っているはずです。両者を利用する際のサービス内容に大きな違いはないのは調べなくても予想が付きますが、一応下にそれぞれの特徴を書いておきますね。
Lancersの特徴
- 日本初
- 国内最大級
- 仕事の以来、見積もりも無料
とりあえず登録しておきましょう。登録するデメリットは特にありません。
Lancers登録方法
登録にかかる時間は1分程度。超簡単です。
- サイトの「仕事をしたい方」を押して、登録フォームへ
- メールアドレスとパスワード、ユーザー名を入力
- メールアドレスにランサーズからメールが届く
- メールの中にある「確認用URL」をクリック
- プロフィール入力
CroudWorksの特徴
- 上場企業が運営
- 登録・依頼、提案、全て無料
- スキルを持つ方が多数登録している
- 独自のシステム
- 前払いで安心取引可能
こちらもとりあえず登録。大手だし、ここに登録せずにどこに登録するのか。
Croudwarksの登録方法
登録方法はランサーズと同じく超簡単です。3分くらいあれば十分可能です。副業したいという人は今すぐに登録してしまいましょう。
- クラウドワークスのトップページ内にある「新規登録はこちら」にメールアドレスを入力
- 登録後、送られてくるメールに記載されているURLをクリック
- ユーザー名、パスワード、生年月日の3項目を入力
- 「仕事を受注する」を選び「職種」を選択
- 利用規約、個人情報保護方針に同意
facebookやYahoo、google+のアカウント情報で登録すればもっと簡単に登録できます。
私がクラウドソーシングに新規登録した理由
半年前くらいからセミフリーランスとして活動していますが、やはりまだ収入が不安定です。本業以外の収入では月10〜20万円を不安定にウロウロしています。
不安定と言っても本業で固定収入があるので、それほど生活に困ることではありませんが、今後収入を増大させ、安定させていくためには、ブログで培ったライタースキルの底上げと、仕事がしたいときに仕事を受注できる環境作りが大切だと思い、登録しておきました。
仕事を受注するコツ・戦略の情報収集について
私はなんでも戦略を立ててから行動します。良くも悪くも頭でっかち気質です(笑)。当然、クラウドソーシングを利用する際にも、まずは情報収集からスタートしました。
いつも私が何か始めるときにやる情報収集の方法は、最低限、
- ネットとSNSで検索
です。本買うとかはめんどくさいし、コスパ悪い(時間と費用の面で)ので基本はやりません。よっぽど詳しく知りたい分野のみ本を買うようにしています。
具体的に私の場合ですと、横断的にYouTube、Twitter、フェイスブックなどで情報収集します。
横断的ネット検索
Google検索窓で「クラウドワークス おすすめ」などで検索したら、
- 検索に出てくるテキストの記事を斜め読み
- 「画像」をサッと見て、気になる記事を読む
- 「動画」でYouTube視聴
して、さらに、Twitterでも一応検索します。
ネットのチャンネル(テキスト、動画、画像など)ごとに上位に上がっている情報が違います。それらをサッと見て、共通する部分が本質的に重要なところです。
今回のクラウドソーシングの仕事の仕方・コツは、
- 文字単価が安い(具体的には1文字1円以下)仕事だと消耗するだけ
- コツコツ続けると単価がアップする
- 提案・交渉等を行い単価アップを狙う
- プロフィールを充実させアピールする
- 案件の内容をしっかりと読み、把握する
- 多く稼ぐには量をこなす必要がある
などが本質的に重要な情報だと思います。
戦略なしに普通にやるとたぶん、それほど稼げるイメージはないです(笑)。これはブログとかも同じで、副業分野はなんでもそうです。
でも、本業で月3万円アップとなるとかなり時間(少なくても3年ほど)も掛かるし、大変ですが、これならそれよりは難易度は低く稼ぎやすいでしょう。もちろん稼ぎだけ考慮してやるのではなく、自分の人生設計の上で必要だと思うなら利用してみるのも1つの手段として全然ありです。
せっかく便利な手段が出てきているのだから、体験しておくだけも1つの体験価値にはなります。
特に重要なのは”消耗戦をしない”
クラウドソーシングサイトに登録し、案件を見ていると単価400円、一文字0,3円の仕事なども散見されますが、はっきり言って手数料を引かれたらほとんど収入にはなりません。そんな仕事をするくらいならYouTubeでも見て「あははは」と笑っていた方がよっぽど人生豊かに充実します。(笑)
クラウドソーシングに限らず副業をやる際の鉄則ですが「やらないことを決めておく」ことも大切です。この場合は「文字単価0.8円以下はやらない」とかですね。
時間は超有限(特に副・複業家にとって)なので、出来るだけ短時間で成果が出せる&自分が勉強になる案件を探しましょう。
クラウドソーシングで月収100万円!?
検索していると、「クラウドソーシングで月収100万円以上稼ぐ人の話」が出てきたりしますが、おそらく本当です。(その人の場合、外注する方法なども詳しく語られているため。)
私は怪しいコンテンツが乱立する頃からネットで活動しているため、ここらの嗅覚には一応自信があります。
もちろん、普通の人がパッとやってそんな成果が出せるはずはなく、3〜5年くらいコツコツ&がっつりやって運が良ければ、という話だと思います。最低限、適性と努力が必要です。どの業界でも何でも同じだと思いますが、結局、努力(必須)+運です。
でも、本業でどんなに頑張っても3〜5年で月収100万円になることはほぼないので、自分の適性に合えばコツコツ副業としてやっていくのは有りではないでしょうか。
プロフィールの書き方”副業の経歴も有効”
今回一番書きたかったところはここ!
副業って、今までは「アウトサイダー」的なところがあって、社会的にアピールしずらいところがあったのですが、2018年1月に政府の副業解禁の通達があり、今では「勝てば官軍」状態です。副業は今、王道的手法として社会的に認められていく過程にあります。
私は日本の現状(平均収入が下がっている、日本の大手企業の状態)を鑑みて、これから収入を増やすには副業しかない!と思って2015年くらいから目を付けて行動していました。想定内というか、これしかもう道がないから世間的に絶対そうなると思っていたのです。
副業を始める前までは、
- 普通自動車免許
- 剣道2段
- 理学療法士
が私の鉄板プロフィール(まるで”意味なし”)でしたが、まだ3年ほどですが、本業と副業をミックスさせて経歴を築いてきたので、以下のようなプロフィールになりました。
理学療法士以外に、
- 商業出版 経験済み
- 個人でブログを3年運営し、49万PV/月アクセスを集めた
- WordPressの使い方は人に教えられるレベル
- 法人の広報やマーケティングに関わっている(法人のサイトを企画運営)
- ブログ運営・働き方関連の講師をやっている
などの副業経歴が書けます。もちろん、経歴・実績を提示するときは、
- 経験年数
- 成果
などを数字で具体的に提示することを考慮します。
で実際に書いてみたら、1日で3件ほどのお仕事の依頼がありました。↓
結論:副業で”個人の成果”を積むことはすでに有効

今回、副業の経歴や成果も本業にミックスして提示できるようになっていく時代がもう来ていると感じました。
本業の組織で成果を上げるためには、細かなマネジメントや根回しが必要なので、莫大な時間と労力を要します。(まずは力のある上司に話を聞いてもらえるようになるところからスタートです。)そこで消耗して挫折してしまうことも多いと思いますが、副業分野では個人でやったらやった分だけ成果になります。(正しい方法であれば)
だから、いますぐにでも個人でも動いておきましょう。
決して本業を捨てろと言っている訳ではなく、本業も同時並行でコツコツ進めて行けば良いのではないでしょうか。
「早く行きたいなら一人で、遠くに行きたいならみんなで行け」です。
●以下、今回ご紹介したクラウドソーシングサイトの2つです。良ければご活用下さい。