医療・介護・福祉業界で働く人を元気に!一般社団法人「ワーシャル」の取り組み

医療介護職のキャリア,ワーシャル


先日キャリアのサポートをされている一般社団法人ワーシャルさんの事務所にお邪魔させて頂いたので、レポート致します。




働き方は生き方

私は、学生時代に、工場やホテル、アパレル業界など、色んな業種のアルバイトをわざと転々として、色んな経験をしてきました。その中で、自分がどこまで行っても”人と関わることが好き”なことを発見しました。また、やっぱり手に職がある方が良いという結論に至り、最終的に国家資格である理学療法士免許を取得し、現在職業としています。

それから7年ほどたち、超高齢化社会到来による社会保障費の削減や、時流による専門職の価値の低下により、「手に職」だけでは過去のように納得のいく働き方はしにくい世の中になってきたように感じています。(手に職を持っていれば安泰などという甘い考え自体がダメだと思いますが…)

より複雑化しており、過去のモデルケースが通用しにくい、変化の早い時代における最強のキャリア戦略の必須条件は、

  1. 最新の働き方や社会情勢をキャッチしている、多様な「人」と繋がっていること
  2. 柔軟に自身が変化できるような「環境」に身を置いていること

なのではないかと思っています。

これからは以前のように枝葉の”ノウハウ(know how)”も重要ですが、それ以上に”ノウフー(know who)”が重要になる時代。

 

実際、ネット、リアル問わずコミュニティが注目されており、大手企業も長年続いた組織の雇用体制など、働き方の根底となるシステムを見直し始めています。

そんな中、コミュニティ運営やイベントの企画、キャリア支援を行っている一般社団法人ワーシャルさんにお邪魔して、医療介護職のキャリアについて色々とお聞きしてきました。

一般社団法人ワーシャルとは?

医療介護職のキャリア
ワーシャル公式ホームページ http://wa-cial.com/

一昔前には、それほどキャリアを戦略的に考えなくても何とかなった医療介護福祉などの専門職。

しかし、今では、激動の時代に合わせて生き方=働き方を個人レベルでデザインしていかなければならなくなりました。そんな中、私も個人で色々活動していますが、どう動いて良いものか試行錯誤の毎日です。本当に手探りも良いところ。

 

国や保険制度で今まで守られてきた、私たちのような専門職は、

  • 個人の能力やスキル、ノウハウを市場と照らし合わせる
  • 提供できる価値を正しく認識し、適切な場所・タイミングでアピールする
  • ビジネスに結びつける

これらの力に乏しい面もあります。私自身もそうです。

 

一般社団法人ワーシャルさんは、そんな個人で活動する医療介護職のキャリアを支援したり、”社会的”複業を理念に掲げ、個人の能力をより広く社会にアピールしていくお手伝いをされています。

代表理事の中西さんにお会いしてお話をお伺いしましたが、すごく丁寧に対応して下さり、本当に感謝しかありません。理念として掲げている、「埋もれている個人の能力を最大化し、社会貢献に寄与する」というのは、僕もブログ始めた当初から掲げており、激しく共感します。

 

中西さんは過去に人材会社でキャリアコンサルタントとして勤務されており、約200法人への採用支援として約2000名の転職相談に関わってこられたそうです。

 

転職希望者の想いの裏には、単に「職場や仕事を変えたい」ということだけではなく、子供が生まれたなど、自身のライフスタイルの変化や、自分や周りの人の人生全体を考慮しての決断でもあります。

 

実際、私も自身の経験を通して共感します。ブログを始めたのも、訪問リハに転職したのも、私に子供が生まれて自身の人生に非常に強い危機感を持ったからでしたし、それがなければ今だに何となく以前の職場で働いていた事でしょう

まさしく、「働き方=生き方」です。

働き方ではなく、生き方をデザインしていく、それこそがキャリアデザインです。人が社会的に幸せに生きていくために非常に重要なことであるにも関わらず、それを教えてもらえる環境は学校にもありませんし、みんな手探りで模索しているのが現状ではないでしょうか。

 

モノやサービスが溢れる日本で、ここは本当に未成熟な市場ではないかと思います。みんな求めていることなのに、ですね。

それだけキャリアのサポートというのは、複雑で難しく、根気のいることなのでしょう。時勢は常に変化しているし、人の気持ちもすぐに変わります。さらに、職業は世の中に溢れており、そこから一つだけ選ぶ、というのは、対象者との徹底的な対話なくしてはなし得ないものだと思います。

 

以前、こちらの記事で地域高齢者の深刻な”生きがい喪失”問題・・社会問題解決に挑む「ソーシャルビジネス」とは?社会問題に働き掛けるソーシャルビジネスが資本主義社会でなぜ成熟されずに取り残されてきたか、ということを書きました。今はクラウドファンディングやオンラインコミュニティなど、インターネットの登場で新しい組織運営が行える基礎ができつつあるのかなとつくづく思います。

多様な価値観と共に多様化する働き方

働き方のサポートとは、生き方のサポート。つまり、その人の人生(ライフ)をデザインしていくことです。

昨今注目されている副業・複業も多様化する価値観や人生観に合わせて必然的に生まれてくる概念だったのでしょう。

ここ20年ほど、社会が成熟する中、日本は経済的に伸び悩んでいます。一つの会社に勤めて定年まで働く、という旧来の”働き方モデルの一つ”から脱して、みんな模索しているのだろうと思います。

それは、歴史を見ても明らかなように、人間が永遠に求め続ける、”成長への止まる事無き欲求”に根ざすものだと思っています。

 

今後、想いを共にする同志として、中西さんとコラボしてコンテンツ(オンラインの講座・企画など)を作ったり、私のブログや運営するコミュ二ティを活用して頂ければ光栄に思っております。

ワーシャルさんは、『人』がツナガル、①アソビ場 ②マナビ場 ③シゴト場 『3つの場づくり』を運営する仲間を募集されています。私も参加させて頂いております。よければみなさんも一緒に新しい働き方=生き方を模索していきましょう^ – ^

 

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