これからの時代に必要な「無意識力」を鍛える~BE理論~


「意志の強さ」や「意識付け」が重要とされる時代は去ろうとしています。それらは旧世代の代物。すぐに都合よく根性論にすり替えられてしまいます。これからはもっとカジュアルな「無意識力」を鍛えていくことが必須になります。




「無意識力」とは?

人には意識して行う思考と、無意識下での思考(思い)があります。

なんでもそうですが、意識して「頑張ろう、続けよう…」とすればするほど辛くないですか?

 

意識って意外と役に立たないのです。みんな、意識を神聖化し過ぎ。

「受動意識仮説」にもある通り、意識はただの無意識の”観察者”であり、”司令塔”ではないのかも知れない、と言われています。行動する際のモチベーションにもなりにくく、人類の不幸な働き方の元である、”義務感”や”やらされ感”の元になることも多いです。

人の湧き上がる情動など、行動するための「原動力」は頭や意識ではなく、無意識とかもっと本能的・根源的なところにあるのです。

 

原始人はきっと、敵対した時に現役の○くざよりも怖いと思います。言葉が通じないので説得もできないし、本能むき出しでみなぎるパワーが半端ないはず。死ぬ気(捨て身)で襲ってくる恐怖があるでしょう。

つまり、意識は○クザ、無意識は原始人。

ちょっと伝わりににくいですかね(笑)。スルーして下さい。

無意識は早く、的確でパワフル!扁桃体が鍵を握る

意識的に考える思考は、積み木を積み上げるイメージです。

慎重に精査して積み上げていかないといかないので、どうしても遅いし、今の時代のスピード感に合いません。とにかく行動の手数を上げるには、積み上げてきた思考や行動をパッとアウトプットしてしまうことが肝要。

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「バカは最強の法則」にも書かれていると思いますが、考え過ぎない方が早いし、行動量は明らかに上がります。

無意識下での反射に近い。「俺何やってんだろ…」とか意識的に考えて行動や熟考した考えを推敲するくらいなら直感に基づいて判断、行動してしまう。これは違った視点で見るとホリエモンさんの言う「リスクを恐れない」行動指針でもあります。

 

「多動力」の多動も、普通に考えたらただ多動なだけだと疲れますよね?

やっぱり、扁桃体を主体に、「情動が乗った多動」でないと、何より成功に大切な多動の「継続」ができませんよね。扁桃体は記憶にも大きく関係しているので、多動しても頭が混乱しにくいですし、明らかに多動の鍵は扁桃体(情動)が握っています。

扁桃体(へんとうたい、英: Amygdala)は、ヒトを含む高等脊椎動物の側頭葉内側の奥に存在する、アーモンド形の神経細胞の集まり。情動反応の処理と記憶において主要な役割を持つことが示されており、大脳辺縁系の一部であると考えられている。 扁桃核(へんとうかく)とも言う。

 

数年先の予測も立ちにくい昨今、「頭でじっくり考えて行動」はオワコンです。遅すぎるのです。

直感でパッとやって直感でダメだと思ったら辞める、また直感で始める。これを繰り返すことがこれからの時代に成功するマインドとなるでしょう。

PDCAサイクルのうち、時間の掛かるPとCを薄く、DAの比重を濃くするイメージですね。PとCを無くすのではなく、あくまで比重を減らすイメージです。無くしたら本物のただのバカになってしまうかもしれせん。(笑)

 

また、最近のネット界隈でのキラーワードである、”共感や信用”といった言葉でも、扁桃体の制御する”情動”とは非常に関連性があります。好き、嫌いの感情は共感そのものですし、信用もベースにこれからの感情があることは言うまでもないでしょう。

 

扁桃体は大脳辺縁系に属しています。大脳辺縁系は生命維持や本能行動に影響する生物としての根源的な部分です。ここを制し、コントロールすることがこれからの時代に必須になる、ということです。

無意識力を鍛える方法!

じゃ、どうやって無意識力を鍛えるの?ってことになりますが、これは、結局のところ「直感を信じる」ということに尽きます。

直感とは、

理性を働かせるより、感覚的に捉えること

とありますが、要するに、日々感覚を研ぎ澄まし、受け取る情報に嗅覚を働かせるということです。

見た瞬間に「これはなんか違う」という違和感やフィーリングを大切にすること

そして、情報を吟味する前にハネてしまう。

 

これは一見思考や価値観が偏るように思われがちですが、そうでもありません。

 

これをやりたい!という希望や夢(抽象度が高いもの)があれば、それについて人は自然に批判的吟味もしているはずです。つまり、知らぬうちに反対意見を嫌でも吸収、消化しているはずなんです。

だって、誰もが夢が叶わない不安を根源的に抱えているはずですから。だからこそ、今の時代、夢を持つことが尊くて貴重なのです。

 

ビジョン→行動の順で人は本当にやりたい仕事=(LifeWork)をこなすはずです。

ビジョンさえ明確であれば、自然と嗅覚が研ぎ澄まされていき、直感が働きやすくなります。

成功した人を見ているとそう感じませんか?こいつとは合わないと一瞬で判断しているし、自分に必要な情報を一瞬で死に物狂いで取りに行く。

これを嗅覚と言わずしてなんと表現するのか。

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“BE理論”で夢を叶えろ!

そこで、この前の記事に書いた西野オリジナルの「BE理論」を再度、主張したいと思います。

参考)”ルールを守ると失敗する”社会の到来

 

今までの時代は、

「Do+Have=Be」

の人生モデルでした。

「何かをすれば、何かを持つことができ、結果何者かになれる」というようなモデルです。勉強すれば、良い会社に入れて、成功者になれる、みたいな感じですね。

皆さんもそんな教育を受けてきませんでしたか?

 

でも、これからは、

「Be+Do=Have」

の人生モデルで生きるべきです。

駆け出しの頃にロックスターになる!と決めてしまうことが「BE」

まず初めに「これになりたい!」と強く願う。その状態から逆算してDo(やるべきこと)を選んでいく。結果として、信用や共感、お金や人脈などを得ることができる。

 

初めにBeさえちゃんと決めておけば、嗅覚が断然鋭くなります。直感が働き、無意識力が爆発的に上がります。

これが今自分に必要!と秒で判断できます。情報が溢れる時代にこのスピード感は絶対に必要。

 

矢沢永吉さんは全くの無名、売れない頃から、「俺、日本一のロックシンガー。」って普通に周りに言っていたそうです。これを言いまくるうちに自分も知らずに洗脳されていき、日本一のロックシンガーになるための”最短の道”を嗅覚で選んで進んで行ったのです。

 

頭で論理的に考えウジウジしているうちに、楽しく素早くパワフルに動いている人に先を越される。

扁桃体を味方に付け、本能的、直感的に思考し、嗅覚で吟味し、無意識力を活用する。

これからはそんな時代です。

 

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