
最近特に、テレビ見ると「同じことばっかりやってるなぁ…」って感じませんか?いつまでどうでも良いこと熱心に放送してんの?って思いますよね。
マスメディアの情報が”遅い”時代
マスコミではなく、これからは「ミニコミ」で濃い情報を得る人が増えると思うんですよね。
”力道山”をみんなで正座して見ていた時代と違って、現代の情報量は比較にもならないくらい増えています。別に戦後でなくても、私の父の時代は会社で何かを外部の人に連絡したい場合、選択肢としては電話か手紙が主体でした。しかし、今ならメールを使えば一瞬で連絡できてしまいます。
手段としてはごく簡単にクイックに事を成すことができるようになっている訳ですが、そのための情報量はものすごく膨大になっています。
”メールで連絡”と簡単に言ったって、LINEなのかショートメールなのか、スラックなのか、Gmailなのか、選択肢はほぼ無限にあります。それらの使い方も微妙に違うし、それぞれ全ての特徴(情報)を知っていないと、どのツールをどんな人に使うと効果的かという選ぶために重要な”比較”という検討手段がそもそも取れません。
さらに、気づけば新しい連絡方法やサービスもどんどん出てきている状態。
こうやって考えると、切手貼って、住所を手書きで書いてポストに投函しに行く、という行為自体はメールを作って送るという行為になり、シンプルかつ簡略化していますが、その分情報量は爆発的に増えていますよね。
おそらく何百倍で済まないんじゃないの?というレベルです。
選べない=動けない
こうなってくると、無数にある情報から何をテレビで放送するか?という話になってくるのですが、情報があまりにも多すぎると却って情報を選ぶことができなくなってしまいます。
これは個人でも同じですよね。だからテレビは延々と同じことを放送し続けるのだと思います。
もちろん、受け手(視聴者)側の情報感度やスピード感が上がっているので、相対的にテレビの動きが遅く感じる、というのもあるとは思いますが。
あれもしたい、これもしたいと色々と情報収集しているうちに情報の渦に飲まれて動けなくなってしまう。本当によくあることです。
これからは働き方も同じ
政府が副・複業を解禁する流れで動いていることはご存知かと思いますが、これからは、個人の働き方も自由度が増す反面、カオス化していくと思います。
私なんかは、ある程度先進的な働き方をしている方だと思います(?)が、すでにカオス化しています。笑
昔みたいに、自分が勤めている組織に、「自分の持てるリソース(時間や労力)を全てぶっ込む!」というサムライ的働き方ではなくて、いかに効率よく、合理的に働いて行くかが重要になります。(もちろんリソースを出し渋るとか手を抜いて良いという話ではありません。)
タイムマネジメントだけでなく、個人でやらない仕事とやる仕事を判断していく”タスクマネジメント”が近い将来一般的になってくると思います。
情報収集源をどうするか?
テレビは固定化した情報を流しており、新聞の発行部数は低下しています。戦後拡大し続けたマスコミュニケーション(マスコミ)はもはやとっくにオワコン状態。
大衆に向けた情報というのは、誰にでも伝わる・分かるように簡略化せざるを得ないし、第一、個別性がほとんどありません。みんなで足並み揃えて同じ方向を向くには最適ですが、明らかに自分らしさを追い求める人生を望むような今の風潮には合わないですよね。
”ミニコミ”の時代
これからはミニコミ(ミニコミュニケーション)の時代です。
マス(大衆)ではなくてパーソナルな情報源が欲しいと思う人が増えるでしょう。そういった意味で、オンライン・オフラインを問わず、自分に合ったコミュニティに属することは非常にメリットがあります。
コミュニテイって?
コミュニティは昔の農耕時代における”村”みたいなもので、その人たちが生きる場所で必要な情報が最適化された状態で流通している場所です。
村っていうとダークな側面(村八分とか)も想像してしまう方もいると思いますが、昔の村は”脱出が難しい”という縛りがあったためダークな面が浮き彫りになっていましたが、”やーめた!”って気軽に脱出できるような村(コミュニティ)を作れば問題ありません。
さらに、村では信頼関係が築きやすいことも特徴。
テレビでニュース見たって、誰が(組織ではなく)作った情報なの?ということは一切わかりませんよね。しかし、村ならあそこの誰々が作ったモノ(情報)だ、とすぐにわかります。これは評価経済にも繋がりますね。良い情報を発信すれば評価は上がりやすい。逆もしかり。
先ほどのメールの件に関しても言えることですけど、スラックにするのかLINEが良いのか?と悩んだ時に、実は村に所属していると、この複雑な情報処理と判断の過程をショートカットできます。
「信頼し、自分と近い環境で生きている村の仲間が言っているならスラックにしよう!」ということになる訳です。
そもそも、連絡方法の選択一つで致命的に何かを失敗することもないし、実はどのサービス使ったって内容が伝われば結局はそれで良いのですから。
先ほど書いたように情報を選べないと動けないので、情報を選ぶ際に時間的・労力的コストをできるだけ減らすことはこれからすごく重要になってきます。
情報を絞れないと”多動”にはなれません。
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まとめ
最近は私もコミュニティを作って、その中で動画を配信し始めました。
正直かなり楽しくて、やっぱり自分は、何かを作って、それを誰かに見たり聞いてもらうことに喜びを感じる人間なんだなぁと改めて思いました。
これはいわば、自分の中では”ミニコミ”をやっているつもりです。”自分放送局”みたいなもんですね。
ブログで情報発信も良いんですけど、テキストベースだと色々限界があったりします。これからはミニコミも上手く活用して情報発信をしていきたいと思っています。
自分の考えを表現することは楽しくて、いつまでも終わりがありません。
これから、マスコミの情報ではなく、よりフィットした濃い情報を得られるミニコミの情報的価値は高まっていくと思います。みなさんも、何かしら自分の好きな分野のコミュニティに属しておくと良いと思います。