
2017年12月6日Googleアップデートにより、個人セラピストブロガーは爆死しました(私含む)。
12/6以降アクセス数は半分に!!
ご存知の通り、個人ブログの医療や健康、リハビリ系の記事は検索上位に表示されなくなり、その代わりに病院のHPや文献が上位を占めるようになりました。
アクセス数は11月の38万PV/月程度からおそらく12月は半分くらいになると思われます。他の色んなセラピストブロガーに聞いてみても大体半分になる見込みだそうです。
これが未来のPTブログの今年(2017年)の収益の状況です。(何気に初公開)

濃い緑の棒グラフが収益。今年の1年で3倍近くに収益が増大していました。(最後の11月は出版の関係で収益が大きく増えていますが、この月は例外。)
私のブログ運営センスどうですか?なかなかでしょ(^ ^)
普通に雇われで働いていて、1年で月収が3倍になることは普通ありえないので、どれほどブログ運営が素晴らしいものか・・・、頑張りがいのあるものか…。超楽しいんですよね!
これを伝えるために”アース”というコミュニティを作って今活動中です。簡単にいうと稼ぎながら情報発信していこうぜ!というコミュニティです。
しかし、運営歴2年半の間に、今回の件以外にも何回もGoogle様のアップデートによりアクセスが微減することはありました。その度に対策を打ち、頑張ってきましたが、今回のは本当に”オワタ”感満載。
そもそも、今年の6月頃から逆風は吹いていて、徐々に今までのやり方だとアクセスが集めにくくなっていました。アクセス集めだけのブログはもうオワコンやなぁ…と思って、noteを始めたりして収益を分散し始め、なんとか収益は右肩上がりで続けて来れていました。
ブログ運営において最大のメリットであり、かつ最大のデメリットは検索エンジンに依存すること。
Googleの気分次第でどうにでもなる。
これを解決する方法は、オンラインからオフラインへ徐々に活動を移行していくこと。
— 西野 英行 (@PT50139040) December 13, 2017
さぁどうしよう?
度重なる逆境をバネにここまで頑張ってきました。
「逆境こそが成長の源である!!フンガー!!」というポリシーを持ってやってきましたが、さすがにここ2週間くらいはどうしようかと悩んで凹んでいました。
もう前みたいに楽勝でアクセスを稼ぐことは難しいでしょう。(マジで以前はパターン通りに記事を書けばアクセス集まりましたから。)
私なりに色々と考えましたが、やはり、アクセス集め方式(アドセンスに依存した収益構造)は卒業した方が良さそうです。
実は、すべての記事が検索上位から脱落した訳ではなくて、未だ検索上位に残っている記事もあります。この類の記事を量産すれば、時間は掛かるものの再びアクセスを集めることはできると思いますが、またいつ今回みたいになるか分かったものではありません。
低PVで稼ぐ戦略がベスト
やはりしっかりと収益は確保したいので、今後は低PVでも稼ぐ戦略にフォーカスしてやっていきます。(今さら感…)ちゃんと収益があれば、コミュニティ内でお仕事をお願いしたり、色々と自分の活動の幅が広がるし、周りの人にも良い影響を分けてあげることができます。
そのためには、できるだけブログで発信する内容をシンプルにして、濃いファンを獲得できるようにしていかなければなりません。
ここらの内容はコミュニティの中でも情報をシェアしていきます。
今までみたいに、検索ボリュームを調べて、取り敢えず多くのアクセスを得られる記事を書こう…という考え方は捨てないといけないということですね。
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初心を忘れずに
僕はブログを始めて人生が確実に良くなりました。本当に楽しくて超濃い2年半でした。
僕がブログを始めた頃に憧れていたリハトラさんとちょこちょこメールしたり、最近ではパラキャリで全国的に有名な細川さんとお会いできたり…もちろん、収益で子供におもちゃを気軽に買ってあげることもできるようになりましたし(これもブログを始めた頃の些細な夢でした笑)、「これは投資になる!」と思うものにはお金をつぎ込むこともできるようになりました。
心から同じ価値観を共有できる心強い仲間もたくさんできました。
気付けば、私は月数十万円なんてちっぽけな収益以上の価値あるものを、たくさんこのブログから得ていたのです。
最近、少し忘れかけていたかも知れません。私はブログを始めた頃、”ヒーロー”になりたかったんですよね。
武器も何もない、何も得意なこともない大多数の普通のセラピストの”ヒーロー”になりたかったんです。私みたいに普通の冴えないPTが全国的にブログで名を馳せたら、それを見た誰かが「僕にもできるかも!」と勇気付けられるかも知れないですよね。
”普通”こそが最強の武器だという主張
競争の少ない分野を選ぶセンスさえあれば、誰でも輝けるという証明
そういったものを、引き続きこのブログを通して伝えていきたいです。これはいくら記事を書いても想いを伝え切ることはないかも知れません。
初心を忘れずに、まだまだ頑張ります。