
2017年12月16日、名古屋にてリハ職パラキャリ推進派の細川さんと、PT~communicationsの喜多さん、リハビリ大全ブログのかずぼーさんと対談をしました。
内容は主にコミュニティオンラインサロン”アース”について。この方々と話をしていると、”プロシューマー”という言葉が頭に浮かびました。
プロシューマーは、生産消費者と訳され、生産者(producter)と消費者(consumer)を組み合わせた造語です。後に紹介する”第3の波”という本の著者、トフラーが示した概念です。
ブログで繋がりができる
私は、この未来のPTブログを約2年半前に始めました。当時は、本当に何もなくて、職場でただ仕事をこなすだけという毎日でしたが、ブログの運営をコツコツと始めることで、わずかながら副収入を得ながら色々な方々と知り合うことができました。
これは非常に大きなメリットで、「自分の周囲の環境が半年前と違う」ということが日常茶飯事でした。
いわば、自分の成長を凄く実感できるようになりました。職場で延々とルーチン化してしまった仕事をこなすだけだとなかなかこうはいかないと思うのです。
時代は”第三の波”の真っ最中
時代はアメリカの未来学者アルビン・トフラーが1980年に記した”第三の波”の真っ最中。情報化社会が押し寄せています。
ちなみに、第一の波は農耕革命、第二の波は産業革命、第三の波は情報化(脱産業)社会です。
インターネットの普及により情報が溢れる社会では、第二の産業革命で分断されてしまった、生産者(資本家)と消費者(労働者)がその前の農耕時代のように再び統合され、生産者=消費者になる、ということが書かれています。
これってまさしく、消費者が情報発信をすることで生産者(価値を生み出す側)になっていくということだと思うんです。
ブログ運営では、発信者として”生み出す側の視点が体験できる”
普段、正社員として雇われて、いわゆる”労働”をしているだけだと、価値を生み出す視点というのはなかなか経験しにくいものです。
例えば、ブログ運営を数年もやっていると、記事を書くのは当たり前になり、セミナーを自分で企画したり、仲間と何かしら生み出す側として活動するようになることもあります。
この”生み出す側の視点”を経験できるというのが大変重要です。
何かのセミナーを受講者側で参加するときも、
- 「この会場は1時間これくらいのコストかな?」
- 「参加者は何人、告知の仕方はこういう方法か」
など、運営側の目線でセミナー見るようになります。
消費者と生産者両方の視点を持つことで初めて物事をちゃんと捉えることができると思っています。
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まとめ
人って本来、何かにつけてグレーなものです。白、黒と明確に線引きすることはできません。
消費者でもあり、生産者であるという姿が本来の形。しかし、産業革命以降、表面的な効率化のために、男性は職場に働きに出かけ、女性は家で家事をする、という生活が根付いたとか。
ブログやSNSで情報発信することで、起業したりしなくても、比較的簡単に生産者の視点を持つことができます。よければセラピストのブロガーが集結している”アース”コミュニティで一緒に始めていきましょう。
※今回の対談の音声をアース内で公開しています。定期的に様々な方々とセラピストのキャリアや情報発信について対談を行い、アース内にコンテンツとして格納していきます。
詳細はこちらセラピストが支え合う場所【The Arth】を作りました!
<参考文献>