「先輩を無理に敬う必要はない」リハビリ業界の縦社会は旧社会の年功序列と同じ

コップの水


私の本業で所属するリハビリ業界では、臨床経験が豊富だとそれだけで人間関係が優位になりやすいです。現状では、先輩・後輩の関係にはどうしても越えられない壁があります。

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しかし、これは視点を少し変えてみると、非常に閉鎖的、旧社会的な閉じられた社会になりがちな面でもあります。

臨床経験豊富=偉いとは限らない

冷静に考えると当たり前のことですが、臨床経験を積んでいれば偉いという訳ではありません。

臨床経験豊富な先輩方は、確かに、リハビリの現場において患者に最適解を提示するのが上手です。今まで色んな症例・ケースに対応し、臨床の場において、応用力が段違いに優れています。

しかし、プライベートな場(飲み会など)で会ってみると、いい歳をしてリハビリ以外の世界情勢などには疎かったり、なかなか「人としてどうか」と思う人もたくさんいます。

これは自分も最近先輩の立場になることが多い、私自身の自戒の意味も込めて書いています。

 

もちろん、これはリハビリ以外の業界でもそうだと思いますが、そういった人はやはり、後輩から本当の意味での尊敬の念を勝ち取ることは難しいと思うのです。

 

今の世の中は、年功序列で賃金が上昇し、年を重ねること=社会的に認められることではなくなってきています。(昔だって本当はこれは幻想だと思いますが。)

当たり前の話ですが、年をただ重ねても、ただ年を取るだけです。

それで尊敬しろ、というのは無理な話ですし、先に生まれただけで尊敬しなければならないのなら、差別的なニュアンスも含まれていると言えなくもないです。

むしろ年をとると体力や気力は低下していきます。それを上回るだけの魅力を持つように意識して年を重ねなければなりません。

これからは他者の評価が人の価値を決める

もちろん、後輩からどう思われても良いというならそれでよいと思いますし、それも一つの立派な選択肢です。

しかし、今はネットを中心に評価経済社会の流れが加速しています。これは、単純にいうと、他者の評価がその人の価値を決めるという流れのことです。

 

これからは、SNSでフォロワーが1万人いれば、何かをTwitterでつぶやくだけで物がもらえたり、意見に賛同して行動を後押ししてくれたり、どんどん生きやすくなっていきます。

 

実際に既にブロガーでも、”欲しいものリスト”を自身のメディアに掲載してファンから無料でそれらのものを提供してもらっている人もたくさんいます。

今後こういった流れはますます加速していくでしょう。

他者から評価を受けるには

それでは、これからの時代を生き抜くために、他者から正当に評価を受けるためにはどうすればよいのでしょうか。

 

まず、TwitterやFacebookなどのSNSをやっていない人はそれらを始める必要があると思います。

 

他者に評価してもらうためには、まず発信することが大切で、それがなければ何を考えているのかも他者に伝わるはずがありません。そういったツールが嫌いとか言っている場合ではありません。

とにかく始めましょう。

 

できれば、個人でブログなどのメディアを運営して本格的に自分の考えを発信していく方が良いですが、それはなかなかハードルが高く、みんながみんなできることではないので、できる人だけで結構だと思います。

 

それらのツールを準備したら、とにかく人の役に立つ”と思う”情報を発信しましょう。

初めは他人の評価など気にせず、とにかく自分が有益だと思う情報を発信していきます。地道にコツコツ続けていけば、だんだんフォロワーも増えてくると思います。

他者に評価されたい人はまず、「自分の力を付けること」に注力する

他者に評価されようと思うと、どうしても基準が他者になりがちです。しかし、他者に焦点を合わせていると、実力もないのに他者に何かをしてあげようとしてしまうことが多いのです。また、他者の評価に一喜一憂してしまい、なかなか前に進めません。

自分に軸・あるいは芯が必要です。

自分に実力も実績もないのに、人から評価を得ようと思って何かをすると、これはいわゆる「おせっかい」になります。

「おせっかい」を求めている人などいませんから、まずは自分の力を高めることに特化して修行しましょう。

修行は続けなければ意味がありません。

世の中でコツコツ続けられることはほとんどの場合、自分が好きなことや、得意なことです。まずは、自分自身を深く内観し、自分に何ができるのか、考察することが必要でしょう。

 

これは、「コップに水を入れる」イメージに近いです。

コップの水

自分の”器”であるコップにどんどん水を入れていけば、やがて少し溢れるようになってきます。

その溢れた分こそが、「他者が本当に求めるモノ」です。

「水が溢れた分だけ他者に与えることができる」というイメージを持っておくと上手くいきやすいと思います。

まずは、自分のことをちゃんとしてから余裕を持って他人に施す、それはおせっかいでもなく、恩義せがましいことにもなりません。自然と人の役に立つことができます。

いきなり人の役に立つというのはおせっかいになりかねないし、自分の身を削る行為に等しいので、今は良くても将来的にそのまま人の役に立ち続けることはできないでしょう。

 

私が就職活動をしていた15年ほど前の社会では、「道傍の石ころをどうやって千円でお客さんに売るか」という趣旨の営業職向けの本が本屋に並んでいました。

 

これは、「お客さんに人柄に惚れてもらい、市場の価値以上で物を売る」という考え方を元に書かれたものです。この視点は正しいのですが、一方でかなり危険な考え方にも取れます。

 

石ころに付加価値を付けて販売する(価値を底上げしたり、再定義することで本来の価値そのものを変える)という視点は非常に重要ですが、そこに少しでも嘘や欺瞞があると、この行動の価値は一変して下落してしまいます。

そして、自分に芯が無かったり、実力がない人は、ほとんどの場合後者になります。自分の実力のなさをカバーするために嘘や欺瞞を利用してしまうのです。ここは人の弱いところがモロに出てしまいます。

 

今までの資本主義社会では、率直に言ってしまうと、「社会的に他者を騙そうが儲ければよい」という考えが世の中に全く無かった訳ではないと思います。

もっと昔の世界の歴史の経過を見ればこれは明らかです。

 

しかし、これだけSNSなどの情報伝達ツールが発達してくると、誰かを欺けば、それはすぐに他者に伝わってしまい、本当の意味で儲けたり、自分が得したり、稼ぐことはできません。長期的には損していることになります。本当に賢い人は当然ここらを理解しています。

 

それよりも、本当に人の役に立ち、それを他者に伝えてもらう方が今の時代よっぽど理に適っています。

よって、これからの評価経済社会を生き抜くためには、嘘偽りのないまっとう勝負で、付加価値を自身に付け加えることを意識していかないといけないと思います。

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まとめ

後輩たちと話していると、まだ、本業を頑張っていれば何とかなる、と思っている人も多いように思います。

もちろん、それで何とかなる人も実際一定数はいると思いますが、もっと自分なりに自分の人生の価値を高めていく方法も実は世の中にたくさんあります。これだけ色々とオープンな開かれた時代に、なぜ本業だけに固執するのか私は理解に苦しみます。

 

特に年齢の若い方は、是非視野を限定せずに、色んな可能性を追求してほしいと思っています。本来人生とはそういうものです。リハビリ職だからリハビリだけしか考えてはいけないなんて今時ありえません。むしろ、それ以外をしっかりと考えた方が良い。

もちろん、これは私の”コップ理論”に基づいて、自分から溢れた幸せを他人に分け与えて欲しいという願いでもありますが。

 

小さい頃に鎖につながれていた犬は、成長し、大きくなってそれを引きちぎる力が付いても、そこから抜け出す努力をしなくなってしまいます。飼い犬

見えない小さい鎖にいつまでも繋がれたままではなく、そんなものは早々に引きちぎって、自分が思うように広い世界で活躍して欲しいと心から思います。

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