「リハビリ職の認定専門資格は本当に必要?」リハ職”キャリア弱者”のための最強キャリアデザイン戦略

リハ職,キャリアデザイン


「このままリハ職続けてて、自分の将来どうなるのかな?」と思ったことはありませんか?そんな方に、療法士のキャリアアップのための具体的な方法をご紹介します。

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リハビリ職のキャリアアップの方向性として旧来から言われているもので、代表的なものでは、

<旧キャリアアップの方向性>

  1. 研究分野で成果を出す
  2. 認定専門資格を取る
  3. 学校など教育施設で教授・講師になる

というものがあります。

 

最近注目され始めているものには、

<新キャリアアップの方向性>

  1. セミナーを開催する
  2. 本・電子書籍を出版する
  3. 独立開業する

などがあると思います。

 

旧来のリハ職のキャリアアップの方向性ではより高い専門技術を身につけなければなりませんし、新キャリアアップの方向性では専門技術を身に付けるだけではなく、それを発信・宣伝する知識、つまりはネットやSNSでの集客方法も勉強しておくと尚よいと思います。

私が思い付く限りではこれらのキャリアップの方法が考えられるのですが、実際問題、どうなのでしょう?

私は、どれも普通の療法士にとっては少し難易度が高過ぎるように思うのですが、いかがでしょうか。

 

今成功している独立開業した人は「努力しないものに未来はない」と言うかもしれません。

しかし、冷静に考えてみると、10年後にはそんな人の方が普通に働く療法士よりも多額の借金を抱えて首が回らなくなる可能性は大きいですし、リスクの高い行動を取ることが一般的に推奨される訳はありません。

もし独立開業が決定的にリスクが少ないのであれば、みんなしているはずです。

 

あくまで独立開業は選択肢の一つであり、他人に言われて無理してする必要なんて全くありません。やりたいことがあって、そのために独立開業したいのであれば、その時は独立開業すれば良いのではないでしょうか。

 

また、協会認定の専門資格も持っていたほうが良いことは明白だと思いますが、実際は私のようになかなか腰を上げるのが重い人が多いと思います。

これもあくまで選択肢の一つであり、費用対効果を考えると資格取得に向けて積極的になりにくい現状もあります。

旧来のキャリアアップの方法はどれも少しハードルが高く、少し飛躍し過ぎている印象があります。

 

では、私のように普通の一般的な療法士は「リハ職キャリア弱者」として、このまま時代の波に流されて徐々に低賃金になり、ブラック労働化する暗い未来を許容するしかないのでしょうか?

それが「努力しなかった者の末路と」いうことになるのでしょうか?

 

そんなことはありません。というか、そんな世知辛い世の中にすべきではないと思います。

リハビリ職”キャリア弱者”のためのキャリアアップの方法

リハ職,キャリア

もちろん、患者さんのために少しも努力できない人は違う仕事に就いたほうが皆が幸せになるので良いことだと思いますが、将来の自分の給料を増やすために”良いアイデア”がなく、そのために努力はしていないけど、患者さんのためには毎日身を粉にして一生懸命努力している療法士もたくさん私は知っています。

というか、私の周りはそんな療法士ばかりです。

 

そんな人たちが悲惨な末路を迎えることは断固容認できず、絶対にあってはならないことです。

  • 認定専門資格も持っていない
  • 独立開業なんて大きなリスクを取れない

でも患者さんのために一生懸命頑張っている。

そういった療法士が今後どうやってキャリアアップしていけば良いのか、具体的に説明していきます。

キャリア形成のために重要なのは実績。資格や肩書だけではない。

まず、認定専門資格は取りに行くのがベストだとは思います。

また、同様に主任などの肩書があったほうが良いとは思いますが、ご存知のように末広がりのピラミッド型の職業人口を抱える療法士界では、組織からそれなり肩書を貰える人はごく少数です。

親族経営の病院・施設で働いている療法士なんかは、どうあがいたってそこそこのポストにしかなれません。

役職のポストの絶対数が明らかに足りないのですから、ほとんどの人がいくら努力しても肩書がもらえないことは自明で、容易に想像が付きます。

 

ここで一旦、これらの「旧来のキャリアアップツール」から視点を変えてゼロベースで考えてみましょう。

 

転職やキャリアアップ、もしくは収入アップのためより良い職場に移ろうと考えたときに、一番効果があるのが、なによりも「仕事の実績」です。

これは間違いありません。

 

あなたがもし人事担当だったら、立派な資格を持ってはいますが、10年も働いていて何も肩書も実績もない人と、実績はあるけど資格がない人、どちらを採用したいと思いますか?

私なら完全に後者です。

資格は後からでも取れますが、10年もの間実績がないという事実は取り返しがつきません。「一体何をしていたんだ?暇だから資格取ったの?」と思うかもしれません。

 

要は、肩書や資格を持っていればキャリアアップのために絶対有利、というわけでもないのです。繰り返しになりますが、絶対にキャリアアップのために重要なのは資格でも役職などの肩書でもなく、仕事の実績です。

 

キャリア弱者はこの仕事の実績を積むことを最優先に仕事を選び、日々の業務をこなしていく必要があります。

では、療法士の実績とは何か?

実績といっても少しイメージしにくいと思います。ここでも具体例を挙げていきます。

療法士の実績というと、患者さんの身体機能を回復させ、どれだけ動かせるようにしたか、ということが真っ先に挙げられると思います。

しかし、ここではリハビリ分野から少し視点を外して、仕事自体の実績も考慮すべきでしょう。

 

現在訪問リハビリで勤務しているのであれば、一日に9件回って、それを3年続けた、というのは実績として考えられると思います。

世の中にはそれほどの件数をこなせない人もたくさんいるからです。今後高齢者が増えてくるのですから、臨床経験をたくさん積んでいて、どんな患者にも対応でき、量をこなす仕事にも根を上げない人というのは組織にアピールできるひとつのポイントになり得ます。

 

他には、

  • 何でも良いので役職が付いた(給料には反映しない役職、例えばチームリーダーなど)
  • 組織内で何かしら業務以外の活動をしていた(勉強会や交流会を主催したなど)
  • 地元でリハビリ・福祉関係のボランティアやNPOに参加している
  • 新規部署の立ち上げを手伝った、あるいは主体的にそれを行った

なども実績になります。

 

仕事の実績と言うと、何となく本業の病院・施設など組織内だけで、と考えてしまいがちですが、視野を広げて、あなた個人の活動で、何か実績になることがないのか考えてみるとよいと思います。

 

私の知り合いは、パラレルキャリアの実績者で、より深く地域高齢者と関わるため、本業で訪問リハビリをしながら趣味と勉強を兼ねて休日はNPOで働いています。

これも立派な実績です。

これからの時代は「所属する会社(組織内)だけが仕事」と考えてはいけない

これからの時代は、組織内での実績や肩書に加えて、普段個人でどういった活動をしているかが重要になってきます。

ご存知のように、出世争いに勝ったとしても、昇給はなく、役職手当も雀の涙ほどしか付かない労働環境で出世したいという、ひと昔前のキャリアモデルを信仰している人はどんどん減ってきています。

 

組織に属していても個人としての主体性が問われる時代になってきています。これからのキャリアアップのために、本当に核となる重要な要素を持つ人は、資格を持っている人でもなく、出世レースに勝ち残る人ではありません。

自ら主体的に考え、動き、成果を出せる人です。

これからの時代、もっとその傾向は顕著になります。

参考) 今後の新しい働き方を考える「行動は後で良い.今後君はどう働いて,どんな仕事をしたいのか?」

 

あなたが考え、動き、成果を出したこと。

基本的にはそれがすべて実績となります。

 

成果はできれば数値化したほうが良いですが、数値化できないものでも構いません。

今後はより具体的な成果が求められる可能性は高いですが、今の時代であれば、休日にNPOで働いているなどパラレルキャリア実績者などもごく少数なので、行動したこと自体が成果であるとも言え、アピールできるポイントになります。

 

自身がキャリア弱者であると思う方は、まず休日に何かしら興味のある活動を始めてみるのも一つかもしれません。

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療法士のためのキャリア形成のポイント・注意点

自身が行う活動は会社や組織でしている仕事だけでなく、すべて実績になると書きました。

しかし、なんでもよい、というわけではありません。

例えば、休日にバンド活動をしている、などは転職や就職の際にアピールできるポイントになりにくいでしょう。

 

転職・就職する際に、一貫性を持ってキャリア形成を行っていることが相手に伝わって初めて、有効な実績となります。

先ほども書いたように、「自分で考え、行動し成果を出す人」が優秀なのは間違いありませんが、そこに目的、つまり何を目指しているのかという”主体性”がないといけません。

また、キャリア形成に一貫性がないと、他の人の影響を受けやすいだけ、と判断されてしまうかもしれません。

 

地域リハビリに興味があり、リハビリを通して将来もっと地域の高齢者の環境を変えたいと思うのであれば、休日にバンド活動をしていてはそれは実績とは言えないでしょう。一貫性がありません。

 

キャリア形成において外せない点は、まず、自分が目指す仕事の形が明確にイメージできること。

そして、それに向かって組織内だけなどと範囲を限定せずに、自身の人生全体を視野に入れて活動をしていくことが重要です。

まとめ

他の記事でも書いていますが、これからの終身雇用も存在しない世界で、そこでしか通用しない役職や実績の伴わない資格に頼るだけがキャリア形成の方法ではありません。

それ以外の方法で効果的なのは仕事の実績を積むことで、そのためには人生を通した一貫した職業観が必要でしょう。そのためには自身の向き不向きを踏まえて、まずは好きなことを見つけることが重要になってきます。

あなたが、これからどんな仕事をして、仕事を通してどんな風になりたいのか?それが最も重要かつ優先順位が高く、決めなければならないことです。

 

方向性が決まったら、とりあえず、当面の実績を作る目標に向けて動き出すことができます。

その時に所属する会社の力が必要であれば力を借りれば良いし、そこではできないけど、他の会社でできそうなのであれば転職すれば良いのです。

逆に会社や組織だと活動しにくい場合もあると思います。

そういった時には個人で休日や空いた時間にコツコツと活動していきましょう。

 

今は何もかもバリアフリー化し、ボーダーレスになってきています。

今後はキャリア形成も、仕事だからとか、会社(病院・施設)だから、家庭だから、休日だからと区切ってしまうのではなく、一貫して”幸せな人生を送るために費やす時間”と捉えたほうがすごく自然で、上手くいくと思います。

 

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