理学療法士の転職を絶対成功させるための3つのステップと私の転職体験談

転職のこつ


「職場を辞めたい」、「違う職場で働きたい」一度はみんな思うことではないでしょうか。

石の上にも3年と言いますが、実際、3年くらい働くと他の職場に目移りして転職を考え始める人が多いです。

今回は私、理学療法士が転職を成功させるために必要な3つのステップについてご紹介します。

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理学療法士の私は昨年(2015年)末に、以前働いていた病院から訪問看護ステーションでの訪問リハビリ業務に転職し、かなり納得する転職をすることができました。

自身では大成功だと思っています。

しかし、安易に転職すると、こうはいかないと思います。

 

その時の経験を活かして、職場を辞める時にどんなことを考えると良いかまとめてみました。

私の転職 体験談

転職を成功させるための心構えを、ステップ方式でこれからお伝えしていきます。

その前に、私の転職歴を簡単にご紹介しておきます。

一般大学から一般企業へ就職

私は一般大学の法学部を22歳で卒業し、一般企業(株式会社)に就職しました。

そこで福祉用具専門相談員として約4年働き、やっぱり手に職を持ちたい!と理学療法士の資格を取得するため、26歳で4年生の専門学校に入学し、無事卒業します。

 

専門相談員の仕事内容は、介護保険認定を受けた方に、車椅子や電動ベッドなどを自宅まで届けるのが主でした。

相談員時代、体が弱ってしまって風呂に入れない人に、あの手この手で福祉用具を導入してやっとお風呂に入れるようになりました。

「ありがとう!」

と感謝の言葉を掛けて頂けると、それはそれは嬉しかったものです。

しかし、ある時、利用者さんの本音を聞いてしまうんですね。

 

「本当は道具なんて使わずに前みたいに気軽にお風呂に入りたいのよ・・」

ぽろっとこぼしたその言葉が、私の中にいつまでも残っていました。

そして、「それなら、体自体を良くする仕事は何か?」と思って人に聞いたりして情報収集し、理学療法士の存在を知ったわけです。

専門学校卒業、30才で理学療法士に

30才になる年から、回復期の病院で理学療法士として働き始めました。

その病院で5年ほど働き、気が付くと、家族もでき、子共も生まれて、自身を取り巻く環境も激変していきました。

 

回復期の病院は決して安い給料ではなく、平均的なものでしたが、それでも家庭や子供の将来を考えると不安しかありませんでした。

なんせ昇給がほとんどありませんから。(年間2千円だったかな?)

 

物価も上がり続ける中、教育費もこれから必要になるのに、今の給料でずーっと仕事を続けるなんて考えられませんでした。

そこで、訪問看護ステーションの訪問リハビリへ転職します。

今は訪問リハビリは給料が良いところが多いんですね。

 

回復期の病院を辞める時には、訪問リハビリへ転職する人を”金の亡者”みたいに陰口を叩く人もいましたが、そんなこといちいち気にしていられません。(医療業界はこのようなイメージを持ちがちです。笑)

私にはかわいい子共たちの将来の方が気になりますしね。

 

陰口を言っていた人たちは独身の人たちばかりだったので「私達家庭持ち療法士の金銭事情はよく分からないのだろう」と思って聞き流していました。

転職する度に月収が上がっている

そんなこんなで、現在は訪問リハビリに従事しています。

私の転職体験で特筆すべきところは、明らかに転職する度に月収が上がっているということです。

 

これは他の20代、30代の転職経験者もうなずくところだと思います。

別にヘッドハンティングされたわけでもなく、特別な技術を持っているわけでもない私が転職をするたびになぜ給料を上げていくことができたのか?

 

その時に考えていたことや注意したことを以下にまとめました。

少しでも参考になれば、と思います。

STE1.なぜこの職場に入職したのか思い出す(自分の求めるものを明確にする)

理学療法士の転職

入職当時は同期と頻繁にこのような飲み会をしたものです。懐かしい・・。

”初心忘れべからず”で、あなたが初心の頃に抱いた想いは強く残り続けます。

今では飽き飽きしてしまった(かもしれない・・)職場でも、入職当時には輝くものが見えていたはずです。

それらを今一度振り返ってみることで「自分が求めるもの」を再確認し、明確にすることで、転職するときにも有利に動くことができます。

1.給与

理学療法士の平均年収は決して高くはない(全国平均年収390万円)ですが、それでも入職する時に、当然その職場の給料を検討して入職しているはずです。

他の職場よりも高い給料を貰えるから、とその職場を選んだ場合、他の職場に転職すると給料が下がってしまうかも知れません。

綺麗ごとではなく、リハビリの仕事は給料だけが全てとは言えない仕事ですが、それでもやっぱり給料はしっかり考えておくべきものです。

 

現在働いている職場の昇給の有無や程度、福利厚生の特徴などもしっかりと把握し、次の職場と比較して検討しなければなりません。

2.施設・職場の雰囲気(ハード面)

入職する際に職場の見学に行って、施設の外観や内装の雰囲気が気に入って入職した、という場合もあると思います。

「綺麗でお洒落な職場で働きたい」と特に若い世代、20代の方はこういった想いがある方も多いと思います。

私も当時はそう思っていました。

 

人間って案外単純で、古い、暗い雰囲気の建物の職場で働くと、それだけで少し前向きな気持ちになりにくくなったりするものです。

3.スタッフの人柄(ソフト面)

人は人と一緒に仕事をすることで成長できます。面接や見学に行って、今の職場で職員の方々の人柄に触れ、好感を持って就職した、という方もいるでしょう。

良い職場での人間関係では、「成長できる」「良い刺激を受ける」「働きやすい環境を作ってもらっている」など、様々なメリットが考えられます。

 

広い社会で、自分に合う人、特に自分に合う上司と出会える可能性はかなり低いと思います。

もし、あなたの職場にそのような人が居るとしたら、それはかなり幸運なことかもしれません。

 

また、働いているうちに信頼し合える同僚や仲間ができ、今の職場を辞めたくない、という人も多いと思います。職場を変えても会えなくなる訳ではないですが、少し関係性は変わってしまうかもしれません。

4.知名度

有名な病院や施設で働いていると、他人に自分の職場を離す時に胸を張って言うことができ、相手の反応も良いことが多いです。

その職場に勤めていることが「ステータス」となるような職場の場合、退職・転職する際には、それらのステータスを失うことになるかもしれないことを考えておくべきです。

5.成長率

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勉強会や、セラピストの多い職場では、刺激の多い環境で、仕事はマンネリ化せず、自分の成果がそのまま職場の成長に結びつくこともあるかもしません。

特に新人の頃は、新人教育に熱心な病院や施設に惹かれ、入職することも多いと思います。

 

しかし、これも本当はよく考えるべきことで、例えば将来的に訪問リハビリがやりたい、地域で働けるPTになりたい、と思っている人が急性期の病院でいくら経験を積み、成長してもあまり効果的ではないこともあります。

それなら始めから訪問リハビリをしていた方が効果的な場合も充分考えられます。

 

自分が何を見据えて、どこに向かって成長したいのか、それを決めておくことがまず必要です。

 

転職したい、と何となく思っている人は多いです。

でも踏み切れない。

 

それは答えが明確になっていないからです。中途半端に思考を止めてしまっているからです。

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STEP2.なぜ今の職場を辞めたいのか(現状の問題点を明確にする)

次に、なぜ漠然とでも今の職場を辞めようと考えるようになったのか、もう一度明確に問題点をおさらいしておくと良いと思います。

 

以下がおおむね良くあるパターンの職場を変えたい人の理由です。

人間関係・・「あの人が苦手」
・仕事内容・・「この作業が辛い」
・待遇・・「仕事の割に合わない給料」
・組織の方針・・「私は組織の方針に合わない」

 

特に人間関係で悩む人が多くて、出口が見えにくいだけに辛いと思います。

徹底的に、毎日毎日、何度も何度も自分に問いかけてみること

今の職場で人間関係で悩んでいる人は、その問題となる相手と徹底的に対峙して(向き合ってと言う意味です。対抗するという意味ではありません。)それでも辛い気持ちが拭えないなら転職を考えてみると良いと思います。

そういった過程を一度でも経験しておくことです。

 

歌手の和田アキ子さんは「何でも、一度逃げたら逃げ癖が付く」とこの前テレビで言っていました。本当にその通りだなぁと思いました。

 

それをしないと、次の職場でも同じことになる可能性が高いのです。

だって、人間関係って人と人、お互いの相互作用で関係性が構築されるので、あなたにも少しは責任があることも多いからです。

 

職場を変えてステップアップしたいなら、自身も成長しなければ見合いません。

成長するためには、「自身で責任を受け止める」ことが必須です。

 

例えば、どちらかと言うと大人しいタイプで、目立つことを何もしていないのに、やたら上司や職場の怖い人に目を付けられたりする場合、あなたの”醸し出すオーラ(雰囲気)”が、弱い者いじめを大好物にしている人を刺激してしまうのかもしれません。(私がまさしくこのタイプです。笑)

 

弱い者いじめが好きな人なんてどこの社会・職場にもいます。

 

この場合、いじめられる人からしたら「私は何もしていない。なにも悪くない!」と思っているはずです。

私もそう思っていましたから。

 

しかし、それは間違いではないですが、正しくもないです。

 

この場合、その人の”雰囲気”に問題があるのかもしれません。

例えば苦手な相手と対峙すると、

  • 萎縮して目を見て話せない
  • 声が小さくなってしまう
  • 頭が真っ白になってしまう

などです。

 

自身の経験でいうと、はっきりと目を見て、自信を持って自分の意見を大きい声で伝えると、そういった人たちもむやみに絡んで来なくなります。

 

これは少し考えたくらいでは本人は分からず、気付かなければ治しようがありません。

考え抜いて初めてそこに気付き、次の職場で同じ目に合わなくて済むようになります。

 

 

一度職場が嫌になってしまうと、毎朝目を覚まして一日が始まるのが憂鬱になる・・というのも良く分かります。

私もそんな時期がありました。

きっとみんなあるのではないでしょうか?

 

しかし、漠然と「仕事、嫌だなぁ」と思っていると、具体的な対策を立てることもできないので、ずっとその感情を引きずりながら仕事をすることになります。

一度、何となく嫌だと思っていることを、本当は何が嫌なのか自分に徹底的に詰問してみることをお勧めします。

 

人は案外自分のことが一番分からないものです。

他人のことは良く分かる人でも、自分のことを客観視するのは本当に難しく、簡単にはできません。

 

何度も何度も、来る日も来る日も何年も自問自答して、少しでも答えに近いものを導き出す根気が必要です。

STEP3.不満のない職場なんてない。仕事を辞めたいと思うのは普通の感情であることに気づく(冷静に転職を考える)

職場の不満

転職していくら成功しても、不満のない職場なんてありえません。

見ず知らずの人が何十人、何百人が寄り集まって毎日1/3日以上の時間を共有するのです。

 

仏の心を持った人か、悟りを開いた人でもなければ、「仕事に不満がない」なんてことは普通に考えるとあり得ません。

完全に満足している、なんて言う人は、あえてそういう風に言う事で自分を満足させているか、聞いている人に羨ましがられたいからでしょう。

 

怠惰な人間に思われるのが嫌で皆積極的に言いたがりませんが、誰だって家でゲームしたり、漫画を読んだり、テレビを見ているだけでお金が降って湧いてくる生活の方が良いに決まっています。

 

 

仕事が生きがい、という人ももちろんいると思いますし、理解できますが、寝てても収入が入ってくる生活をした上で、趣味の延長線上で仕事をする方がさらに良いと私は思います。

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転職は”逃げる”ことではない。”仕事が楽しい”は本質は嘘であるという事実

知らべてみると、転職サイトや転職エージェントの利用は欧米では一般的なのに対して、日本ではまだまだ一般的ではありません。(「Linkd in」も流行りませんでしたしね。)

 

日本では転職は辛い職場から”逃げること”と捉えている人が多い印象があります。

 

 

私も父親に小さいときから「仕事は辛いものだ」と何度も教えられました。

大人になって仕事をするという事は、その”辛いことに耐えれるようになることだ”と教えられました。

 

その時から今までずっと考えてきましたが、実際に”仕事の本質”は強制労働であり、苦役であり、辛く苦しいものでしょう。

寝ながらお笑い番組を見て、ポテトチップスでも食べていた方が楽に決まっています。

 

しかし、仕事から逃げることはできません。

上述の様に、転職をしても、自分に未熟な部分があると同じような事態に陥ることが多いと思います。

そうやって職場から逃げ続けるように転職を続ける人もいます。

 

それならば、発想の転換で「面白きことも無き仕事を面白く」努力していくことが大切だと思います。

本当は仕事って努力して楽しいものに変えていくべきものではないのかなと思います。

私が勧めるのはそのための転職です。

 

仕事も惰性でこなして、嫌々やっていれば本当に辛いだけです。

慣れや考え方によっては、それでも人生を楽しむこともできるかもしれませんが、休日限定の人生になってしまいます。

本当に人生を心から楽しむには、やはり仕事を楽しめるように積極的に努力する、ということがとても大切な気がします。

 

そして、それを実行できている人は強いんです。

少々仕事で嫌なことがあっても楽々乗り越えることができます。

 

今の職場のメリットとデメリットを充分考慮して、短い人生で効率的に望むものが得られる環境に身を置くことは今後日本でも当たり前のことになってくると思います。

 

そのためには、自分が何を求めていて、何が本当に嫌かを毎日毎日徹底的に考え抜くことが最低限必要です。

 

しかし、本当に自分の求めていることを知ることは簡単ではありません。それがわからないからみんな悩みます。

 

私なりの答えは、転職を考える際には、これだけは重視したいというもの以外はそこそこで諦めることも大切だと思います。

嫌なところばかり見るようにしないで、自分の職場の気に入っている部分を意識的に見るようにするだけで、「なんかイヤ」って思っていた気持ちが少し軽くなるかも知れません。

参考)チラ見とガン見。心配に思っていることの80%は実際には起きない。

 

それで今の職場に満足できるならば、転職する必要もないでしょう。

 

もし、それでも物足りない、と思う時に転職を検討されてみるとよいと思います。

まとめ

今の私達の世代の仕事観は、旧世代からの脱却を図っている過渡期にあります。

 

今までの終身雇用、大手思考の職業観から、フリーランスや小規模経営へと仕事のスタイルが変わってきています。そのなかで今後一般的な転職の感覚も確実に変わってきます。

終身雇用制度の終焉で昇給が見込みにくく、将来の希望が薄れている今、うまく転職してステップアップしていくことがスタンダードなキャリア構築の方法になっていくでしょう。

 

間違いなく、転職は逃げることではなく、積極的に仕事を楽しむためにすることになってきます。

 

転職を検討する際には、求人をできるだけ多く比較し、良い職場を探すことが最低限必要です。

 

転職を検討される方は、理学療法士/作業療法士専門の転職支援サイトもあるので覗いてみてはいかがでしょうか。

こういったサイトを利用した方が、素早く色んな求人を検索できますし、普通に募集を掛けると人が殺到する非公開求人を掲載しています。

サイトによっては転職できた際に祝い金が貰えたりするので普通に転職するよりも非常にお得です。

 

参考までにリンクを載せておきます。

 リハビリ職専門の転職支援サイト

1.メドフィット

2.PTOTST専門転職支援「リハビリのお仕事」

3.理学療法士で転職するなら理学療法士WORK

4.マイナビ医療介護

※各転職支援サイトの詳細はこちら 理学療法士のための転職サイト・求人の探し方「転職する時は誰に相談したら良いの?」

今回の記事を参考に、少しでも転職を検討されている方の悩みが解消されたなら幸いです。

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