誤診をする医者が”本当は良い医者”である理由


ある知り合いの医者から聞いた話で、なるほどな〜と思うことがありました。

その知り合いは「私は誤診をする、と自ら宣言する医者が本当に良い医者だ」と言っていました。

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これは一体どういうことでしょうか? 

私たち療法士は法律上、医師からのリハビリの指示が書面で提示され、それに基づいてリハビリを行っていくことになっています。

よって、仕事上医者と関わることが多いです。

私たちはいわゆる「診断」することにおいて、法律上何の効力も持っておらず、医師の診断に基づいたリハビリを行っていくことが専門家としての役割です。

診断の難しさ

例えば、転倒して尻もちをついてから、腰が痛いという患者さんが病院に受診に来たとします。

医師はレントゲン、血液検査などの医療機器を使ったり、整形外科テストと言われる診断技術や、臨床経験なども駆使して、診断名を確定していきます。

診断は実はかなり難しいのです。

 

腰が痛いという患者さんに対して、考えられる疾患名は数百にも及びます。

腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、筋筋膜性腰痛、脊椎すべり症脊椎圧迫骨折などなど、私が思いつくメジャーな疾患だけでもこれだけの診断名があります。

 

さらに、内臓系の疾患でも腰痛を誘発することもありますから、それらの疾患を加えると莫大な数の疾患が可能性として候補に挙がってきます。

最近、病院の待ち時間が問題になっていますが、医師はそのプレッシャーと戦いながらごく短い時間の診察で診断名を判断しなければなりません。

これはいくら経験豊富医師でも実はかなり困難なことです。

診断の精度を上げるには?

誤診

古来、医学的知識を持った者の五感を使い、疾患特有の症状を問診、視診、触診で診断していました。

しかし、それでは、医師の経験で診断の精度に大きくばらつきが出てしまいます。

 

科学技術の発達に伴い、診断の為の様々な医療機器が開発され、それにより診断の精度は向上していきました。

しかし、今度は様々な機器が増えてくると、そこに導くまでの医師の診断の力量が問われることになってきます。

 

そもそも、昔も今も変わらず、まず医師が診断する時は、問診、視診、触診などからある程度疾患のあたりを付けていきます。

 

それから、「この疾患なら、血液検査でこのような結果が出るはずだ」→「次はCTでこのような結果が出るはずだ」と自分の最初に下した診断の証拠を得るために医療機器を使っていきます。

 

なので最初に下された仮の診断が間違っている場合、無駄な過程を踏むことがあります。

 

しかし、実はこの過程こそが診断の精度を上げるために必要なことなのだそうです。

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誤診をするのは良い医者だ

医師は常に誤診と隣り合わせの危機感を持っています。

なので、あえて「私は誤診することもある」などと自ら宣言する人は少ないと思います。

 

上記のように診断とは、実はすぐにできるものではないのです。

長期的に行ってその都度修正していくことが本当の診断には必要なのです。

 

本当に的確に診断を行う医師は、自分の知識と臨床における勘を駆使して診断した内容を機器を使って証明したり、治療を開始してからもその疾患が回復に向かったら、自分の診断が合っていると判断します。

 

つまり、誤診を重ねていくことで疾患を絞っていくのです。

 

たとえば、薬を処方されても全然効かないとします。

それを医師に告げるとまた違う薬を出すでしょう。

何度もそれを繰り返し、本当にあなたに合った薬が絞られていきます。

そうやって、本当に効果が出た薬があなたの疾患を診断する有力な情報となります。

 

大体の医師は「自分が誤診をする」ということを認めたがらないため、一度短時間に診察しただけで、それ以降診断を修正するようなことはしません。

 

世間では短期間で適切に診断を下す医師が名医だと何となく思われていますが、本当は、誤診を重ねることで診断の精度が上がっていくことを自覚し、何度も誤診を重ねても診察し、疾患を絞っていく医師こそが名医なのです。

まとめ

投薬

診断するという行為は医師だけに認められたものです。

その診断に基づいてリハビリや薬、手術など治療の全ての医療行為が決定していきます。

それだけに的確な診断をするにはかなりの技量や経験が要求されます。

 

経験だけあればよいというものでもなく、医療の常識は常に変わっていきますので、ベテランの医師でも最新の医療を勉強している必要があります。

 

もし、あなたが良い医師をお探しなら、誤診はする、でも何度でも診断する、チャレンジ精神のある医師を選ぶと良い結果が出るかもしれませんね。

 

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結論、”働く環境を自分で選ぶこと”が大切。

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